「ジョン・レノンソングの入門書的映画」Dearダニー 君へのうた regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・レノンソングの入門書的映画
実際にあった出来事をアレンジした映画は、最近だと『チャップリンからの贈りもの』があった。チャップリンの遺族の全面協力がなければ出来なかったろうが、こちらもジョン・レノンの遺族(=オノ・ヨーコ)の協力なくしては難しかっただろう。
というわけでほぼ全編レノンの曲が使われていて、それもシーンごとに合った選曲をしている。諸事情で歌詞字幕は出ないが、興味を持ったら歌詞の意味を調べてみるのもいいかも。
ダメダメな役のアル・パチーノってこれまであったか?っていうぐらいのダメっぷり。ブロードウェイに立っているだけあって歌のパフォーマンスも堂に入っている。近々公開の『アントマン』でもいい味出してたけど、息子役のB・カナヴェイルも地味ながら好演。
ラストは正直、「えっこれで終わり?」という気がしないでもないけど、ライトな感じで観るといいのでは。
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