靴職人と魔法のミシンのレビュー・感想・評価
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靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリ...
靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリー。
靴職人のマックスは変身することにおもしろくなり、トラブルに巻き込まれていく。その危なっかしさにハラハラ。
ちょっとわかりづらい部分もあるけど、変わったストーリーなのでけっこう楽しめました。
彼の靴を履く=みんな違ってみんないい
But to truly a man, you must walk in his shoes.
「だが、彼の立場で考えないと
“彼の靴を履く”のだ」
⇒映画冒頭に語られる靴職人、先々代の主人の言葉だ。
映画のストーリーは、その後子孫たちによって面白可笑しく展開していくのだが、
冒頭のユダヤの言い伝え=【格言】が、鑑賞後にもじんわりと効いてきた。
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僕も、旅先で靴が壊れて困ったことがあった。
最近の靴はラバーのソールを接着してあるだけのお手軽製造だ。釘や縫い糸の出番がない。だから崩壊が始まると一気だ。
カバの口のようにパカパカ開く靴底を引きずり駅中のリペア屋さんへ駆け込む。申し訳なく汚い靴をなんとか治してして頂き、「こんな応急処置ではお金は頂けません」と固辞する店主としばし押し問答で語らう。
たくさんの人とたくさんの靴を、このご主人も見てきたのだろうなぁ。
助かった。あの靴屋さんがなければ僕の旅はそこで行き止まりになっていたわけで。
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ダスティン・ホフマンもユダヤ系の俳優。
「NY は人種のサラダボール」とはまさにこの事。たくさんの靴と、たくさんの持ち主の顔がコラージュのようにスチールされる。
監督が採ったこの技法と意向が、他者の人生とその存在を受容して尊ぶ「靴の格言」に帰結集約されていくのだ。
魔法、ギャング、地上げ、失踪した父親、母親の死と自立・・脚本はとっちらかっていてどのエピソードも中途半端かな?焦点がボケたのは残念。
それでも映画はニューヨーク在住のユダヤ人たちの物語である。冒頭の【格言】に立ち帰るならば、
願わくは、パレスチナ自治区の隣人の靴をも、イスラエル政府は試しに履いてみてくれるように。
エミリアーノの靴履きたい
アメリカの批評家たちはサンドラーに対して一定の追い風を持っている。目立ちたがりだし、癖っぽいし、なんとなく理由は呑める。結局この映画もトムマッカーシー唯一の汚点みたいに言われてしまった。
だけどわたしはけっこう好きだ。理由は、おれもダンスティーヴンスの靴なら毎日履きたいわ──と思ったのが大きい。
ダンスティーヴンスはハリウッドに出たけれど、イギリスでの下積みは長い。イケメンに惑わされるけれど、演技力に裏打ちされた苦労人である。だからこそ、この映画の彼は、中身がアダムサンドラーのダンスティーヴンスにしか見えない。現実にイケメンをしていながら完璧な三枚目を演じてしまえる。巧い!
だから「エミリアーノ」の靴を履いたくだりが、ほとんどこの映画の白眉だった。イケメンが巷のバーでどんな素敵に出会えるか、連れの美女と何ができるか──を映画は再現している。それがなんかむしょうに楽しかった。
グッド!イリュージョン
優しさの人が出てる!
貴乃花の息子
最近、金スマで久しぶり見たな〜✨靴職人👞
ただの靴職人繋がりですけどね💦
代々続く小さな靴修理店を営む冴えない主人公マックスが、物置の旧式ミシンで客の靴を修理し、試し履きしちゃったら靴の持ち主に大変身‼️しちゃう話。
別映画「ひみつのアッコちゃん」や「ハンサムスーツ」を思い出す。
展開に面白味はあるものの、他人変身モノなので脚本のオリジナリティも低く無難で多少不満はある。
最後の作戦にも仕掛けビックリ感があればと感じる。
更にピンチの主人公を助ける人間が居るのだが、誰で本当の正体も予想出来てしまうし、、、。
アダム・サンドラーだから面白かったという訳でも無く、誰でも良かったかもw
「無難」と言う言葉がよく似合う映画です。
変身の楽しさが無いな。
(これなら、綾瀬はるか主演の「ひみつのアッコちゃん」の方が好きだな)
魔法のミシンと入れ替わり靴~!
代々続く靴修理店を営む、冴えない日々を送るマックス。
ある日いつものミシンが壊れ、地下室にあった旧式ミシンを使い、靴を試し履きした所…、
何と! 自分の姿が靴の持ち主の姿に!
そのミシンで縫った靴を履くと他人になれるという、魔法かドラえもんの道具か。
冴えない人生を送る主人公が他人になる事で自分の人生を見つめ直すというヒューマン・ファンタジー…ではあるが、
結構トラブル・コメディ色が濃い。
まあ、主演はアダム・サンドラーだし。
いい事もする。
老いた母の為にサプライズをしたり、終盤町のある問題を解決しようと奔走したり。
でも、それらで帳消しにはならないくらい、悪い事も。
羽目を外したくなる気持ちも分からんではないけど、やってる事は犯罪スレスレ。と言うか、本当に犯罪まで犯し…。
トラブルや犯罪に巻き込まれる展開はなかなかハラハラさせ、一応教訓めいた事は描かれているが、最後は全てめでたしめでたしってのがちと…。
『ドラえもん』ならちゃんとしっぺ返しあるのに…。
サンドラーのいつものオーバー演技やナンセンス笑いは控え目。
そこら辺、本作の後に『スポットライト』でオスカー作品賞に輝くトム・マッカーシーの演出が中和。
笑いとしみじみと。
隣で理髪店を営むスティーヴ・ブシェミ演じる友人。
“身内”のように主人公を気にかかる彼は実は…と、驚きの展開ではあるが、読めちゃった…。
ユニークな作品。
でも、潔癖症の人には他人の靴を履くなんてご遠慮だし、日本人では成り立たない。だって、外以外靴は履かないし…。
靴職人をリスペクトした内容!!
靴の持ち主に変身するんじゃなくて別人が演じているだけじゃないか、と初めは思ってしまいましたが、話の続きが気になってドンドン引き込まれていきました。テーラーというのは設定だけだった「キングスマン」よりも、靴職人をリスペクトして、その視点や気分を味わえるものになっていたと思います。いつもと変わらない日常で終わって欲しかった気もしますが、面白かったです。
これは面白い!
映画らしいファンタジー
現代のお伽話
ええーー!
演者変わってますもん
好きな人にはすみません。ちょっとくだらなさ過ぎませんか。びっくりします。「靴職人」というワードに惹かれて観たものの、予想を遥かに超えたおもんなさ。
そりゃ無理でしょ、演者変わってますもん。いちいち気がそっち(これ、主人公だよね?)にいって頭と心になんにも入ってきません。
コレで笑った人ある意味しあわせだと思います。シャレにならん映画だった。
所詮Sandler
靴を履かなければという限定的な設定がいい
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