「まるで80年代の週刊少年ジャンプ連載マンガのような燃える展開」ピッチ・パーフェクト2 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
まるで80年代の週刊少年ジャンプ連載マンガのような燃える展開
バーデン大学の落ちこぼれ女子アカペラグループ、バーデン・ベラーズの再生を中学生レベルの下ネタを織り交ぜながら高らかに歌い上げた前作に対して、続編のこちらはベラーズの世界大会挑戦がテーマ。さながらアカペラ版『リングにかけろ』みたいな本作を彩る歌の数々がとにかく圧巻。特にベラーズの前に立ち塞がる強敵、ドイツ代表のダス・サウンド・マシーンのパフォーマンスの数々がとにかくカッコいいです。
21世紀におけるアカペラではジャーニーの楽曲はある意味課題曲となっていますが、本作で披露される3ヶ国語版『お気に召すまま』は痛快なクォリティ。80年代に週刊少年ジャンプを回し読みしたり床屋でフラゲ読みしたりしていたアラフィフ世代必見映画だと思います。
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