「ホラーというよりはスプラッターでは?」コープスパーティー 八頭蚊さんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーというよりはスプラッターでは?
昨今ゴミみたいなクソホラー映画やホラー映画の皮をかぶったコメディ映画たちがある中で、日本映画の恐怖演出と洋画のスプラッター演出をある程度違和感もなく融合させた原作者と変なアレンジ等を加えず恐怖のみを特化させ映える作品に仕上げた映画監督にはひとまず賛辞をおくりたい。
ただ所々原作品をある程度理解していないとハテナと付く場面や
話題づくりのためなのだろうがヨシキやナオミの演技が少し鼻に
ついたような気がする。まぁついたと言ってもほんの少しなのだが。特殊メイク等がメイクだとわかる場面もあった。
内容も人にとっては嫌悪感をかんじるかもしれない、特に子供を持つ親は。
あとアーティストを貶めるために書くわけではないがエンディングテーマが何故歌なのかがわからなかった。BGM等はかなりよかったのでなぜBGMを流して後で歌を流す形にしなかったのかが疑問だった。
しかし場面場面が代わる時に混乱せず見れたのは大きかったし、
冒頭で書いたとおりホラー映画に絶望していたのでちゃんとした
『ホラー映画』を見れたのはうれしかった。
ただ観客が言うには現作品には続きがあるみたいなので
このクオリティ以上の作品を創ってくれることを期待して
3.5をつけさせてもらう。
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