「アメフトじゃなくて、クロカン!」マクファーランド 栄光への疾走 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アメフトじゃなくて、クロカン!

2018年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭のDisneyのロゴを見て。これは面白いスポーツものだと確信。ただクロカンってどんな競技?。

ストーリー的には。
①マクファーランド高校の寄せ集め部員の、「クロカン部」の競技話。
②部員の家庭の話。
③ジムの家族の話。

ジムは体育の教師だけど、クロカンを指導するのは初めて。ただ走ればいいってものじゃない。坂をどう攻略するか云々。部員と一緒になって取り組む姿が。一緒に成長しているようで、応援したくなります。

州大会で勝てば、大学進学も夢じゃないと部員は家に帰って言うけれど。「畑仕事に教科書は要らない。目が悪くなる」ってさあ。わからないこともないけど、子供を伸ばすのも親の役目じゃないのかい?。

「こんなところに住むの?」と最初は嫌々だった娘たちや妻が。地域に溶け込んでいくとこで、結果クロカン部を応援していこう!の流れが。情熱のヒスパニック系って感じで、女子陣がパワフル。

途中娘のアクシデントもあったりして、大会はどうなるのか不安だったけど。走った順位の合計が小さいほど勝つという、クロカンも実は「チーム戦」と知り、飛ばし過ぎた選手を別の選手がカバーするなど。
わかりやすいルールなので、「いけー!]って声が出てました。

今までアメフト部を指導してきたジムの言葉が頷きました。
「辛いのは、練習不足で負けること」。
なるほどね。

実話と最初にあったので。どんなエンドロールになるのかなと思っていたら。
にくい演出でしたね。

ゆき@おうちの中の人