「自分を取り戻す」黄金のアデーレ 名画の帰還 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
自分を取り戻す
可もなく不可もなしと言う感じだった。
クリムトの絵を取り返すと言うラインを横道反れずに進んで行く話で、結末が見えててドキドキしなかった。
見どころは黄金のアデーレの美しさとヘレン・ミレンの魅力溢れるチャーミングな演技。
しかし、一個人が、国家から自分の物を取り戻すと言うのは痛快ではあった。映画だと、妨害や法律や政治や歴史が立ちはだかって、想像を絶する苦労と五里霧中の道を歩んでいたと思う。
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