スノーデンのレビュー・感想・評価
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スノーデン事件の全貌が分かるので必見
映画を観るまではスノーデンは CIA の末端 社員だと思っていたが、実際には IT やコンピューター技術に非常に長けた優秀な技術者だったことをはじめて認識。
CIA、NSA の重要な情報を持つスノーデンが暴露するまでの記録を描いており、興味深い。
また、日本にもスノーデンは数年滞在しており劇中でも日本の間抜けなサマが描かれている。
戦争の最前線がサイバー空間というのは改めて認識。。。日本の USB 知らない IT 大臣、ハンコ大臣など国家防衛考えても日本はこのままで大丈夫なのか!? と危機意識を強くした。
アメリカという国の基礎
いまはテロとの戦いだが、先に見据えているのはロシア、中国。
日本やドイツなどが同盟国でなくなった場合の想定もしているアメリカという国。
いきすぎたともいえる情報収集に疑問を持ち声を上げる人がいる。
アメリカという国の力がそこにあると思った。
「議論を始めるための情報がなければ僕らは迷子です。政府に疑問を呈し、説明を求められることが重要です。アメリカはこの基礎の上に成り立っているのです。国の安全を守りたければこの基本を守るべきです。」(Without the information to start a public debate, we’re lost. You know, that people being able to question our government and hold it accountable. That’s the principle that the United States of America is founded on. So if we wanna protect our national security, we should protect that principle.)
映画では回転ドアという表現がされていたが、スノーデンが疑問を持ちながらも、職場を変えインテリジェンスの仕事を続けたのは何故なのだろう。
自分は他の人には出来ない任務をしているという自尊心をくすぐるものもあるのだろうか。
NSA工作センターは一見の価値あり
エドワード・スノーデンの再現ドラマ
地味だが現代の諜報機関とはどういうものか
スノーデンのやったことはどういうことなのか
じつに興味深いテーマだ
NSA工作センターや監視ソフトなど見どころも多いが
話の山場がなく、始終不穏な内容
スノーデンに感情移入できれば、オチで
「やってやったぞ」という快感が得られるかも
作中スノーデンの人間性がもっと魅力的であれば
もっと面白かったかもしれないが、
その場合リアリティが欠けていたかもしれない
ドキュメンタリードラマとしては丁度いい塩梅か
心の声に従う
実話というから本当に驚き!
他人事じゃないし、世界中誰もが関わる大きな事件だからこそ、知っておくべきことなんじゃないかなと思いました。
日本でもマイナンバー制度や、今後AIの進歩でどんどん情報が管理される社会になっていく、その予兆かもしれません。
スノーデンのした事は、いい事なのか悪い事なのか?判断するのもおかしい話で、彼は、自分の心の中声に従って、彼なりの正義を貫いたんだと思いました。
「不快」な思いを解き放とうと、自由を求める感覚は人間誰しも感じるはずで、それが、向上心と呼ばれることもあれば、そうじゃないこともあって、価値観はそれぞれだと思います。
ただ、私自身も、他人に左右される人生ではなく、自分の思いのまま生きていこうと思いました。
一種の記録映画として
事態が起きた時、前代未聞のスキャンダルだと驚かされた。確かに過去、個人が国家を暴くなどあったかどうか思い出せない。
タイムリーでニュースを追っていた時も、まさか逃げ切れるなどと思いにもよらず、それこそ映画のような展開に唖然としたことが忘れられない。
オリバーストーンという安定感が全編を通して裏切らない。どれほどニュースで流れを知ろうと展開はスリリングだし、スパイ映画として終ることのない倫理観への問いかけ、主人公の苦悩もまたよく伝わってくる。ネット抜きに生活できない今、通して、鑑賞者が考えを深めるにはもってこいだ。
いずれにせよ、前代未聞の大事件は記録しておくに間違いなく、されたからには見て損のない一作だと鑑賞する。
唯一のマイナス点は主人公の仕事上、情報管理、システム周辺のシーンが多く、ぼんやりでも知らない人には何がどうなのかわかりづらいかも。
しかしスノーデン氏、いうまでもなくキレものだ。
実話とは信じがたい話
スノーデンへのインタビューと、スノーデンの実際の経験を織り交ぜながら話が進んでいく構成。
淡々としているため、感動や衝撃などは薄い。
非公開のSNSなども監視されているということだが、ストーリーの流れからなのか、ITに関する自分の知識が乏しいからなのか、何でもありのSFスパイ映画を見過ぎだからなのか、あまり実話のように感じられない。
劇的なストーリー展開を期待すると少し退屈。
確かに個人情報は重要だが…
日本が日米同盟を破棄したら…の箇所はフィクションなんでしょうか?
スノーデンの決断やそこに到る葛藤も、米国政府が米国内外の人々に行っていた情報収集の内容も興味深いのですが、スノーデンからサクッと明かされた横田基地赴任時のエピソードがこれ。
本当なら日本にとってはアメリカ人の個人情報より遥かに重要。こんな大事なことをおざなりにして話を進められても。
このくだりがフィクションなら他の部分もそうなんだろうということになるし、事実なら監視社会の是非どころではない大問題に切り込んでいないということになるが...
情報漏洩って…?
ずっと観たかった映画。
何が正しいのか?
意見が分かれそうな内容。
主人公のスノーデンは、日本の攻殻機動隊が大好きなネットに詳しい青年。
米軍に所属し、国を守る一人の軍人だったが、足の怪我がきっかけでNSAの仲間入りとなる。
彼のデータ処理能力が認められ、全世界の機密データ収集を求められるようになってしまうスノーデン。
アメリカのために懸命に働く彼でしたが、自分は正しい事をしているのか、だんだんわからなくなって行きます。
憲法にあるように基本的人権を尊重しなければならないはずが、国は国民全員のデータを収集し管理しようとしている。
さらには、世界の機密組織までも管理下に置き、情報を乗っ取ろうとしている…。
これは、一体何のために?
本当に国のために自分は働いているのか?
自分の行動は正しいと言えるのか?
苦しんで苦しんで、悩み抜いた先に選んだ彼の行動は、アメリカを亡命し国を訴える事でした。
SNSの普及によって、ますます個人情報の取り扱いが慎重になっている世の中。
犯罪者もネットを経由すれば、簡単に犯人を特定できる優れた機能ですが、その反面個人情報の取り扱いの乱用の懸念が叫ばれているのも事実。
正しい使い方であれば問題ないのでは?
と思いつつ、一歩間違えれば個人情報漏洩にもなりかねない危険な問題です。
攻殻機動隊が好きな彼だからこそ、データの漏洩は慎重に行いたい考えたのだと思います。
AIの発達に伴い、ますます情報化社会になっていく今だからこそ、真剣に考えなければならない問題ではないでしょうか?
スノーデンの天才ぶりがすごい!
元々は軍隊所属だったスノーデンだが、CIAのハッキング対策に移り、その才能を発揮する!
スノーデンの天才ぶりと、その苦悩、覚悟、行動力が見応え十分。恋愛の部分も含まれているが、個人的には
男性向けな映画かと。
ルービックキューブがほしくなる!
実話とは信じがたい話
スノーデンへのインタビューと、スノーデンの実際の経験を織り交ぜながら話が進んでいく構成。
淡々としているため、感動や衝撃などは薄い。
非公開のSNSなども監視されているということだが、ストーリーの流れからなのか、ITに関する自分の知識が乏しいからなのか、何でもありのSFスパイ映画を見過ぎだからなのか、あまり実話のように感じられない。
劇的なストーリー展開を期待すると少し退屈。
最終的な結果はわかった
この映画はざっくり言うと理解するのが難しい。最終的な結果はわかったがそれまでなにをしてそれがどう言ったことに繋がるのかが理解しにくかった。
アメリカの過去というのを勉強になったしこういうことがあったんだと知ることができ、見て損は無いと思う。
見れば見るほど理解出来るためより楽しめるかと思う作品。
社会派としてもそうでなくとも楽しめる
何故だか余り面白そうな印象を持っていなかったので観るのが遅くなりましたが、観てみると完成された非常に美しい映画でした。
「事実は小説よりも奇なり」を地で行くようなショッキングな陰謀と勇敢に立ち向かう主人公。
一方向からのみ描かれたストーリーなので映画を通して主張されるもの全てを鵜呑みには出来ませんが、それでも価値あるドキュメンタリーだと感じました。
また忘れられやすいニュースよりも残りやすい映画という形でこのストーリーが残ったと言うことにも意義があるのかと思います。
全体を通して緊張感が張り詰める中随所に登場人物の暖かみが感じられ、社会的な面を抜きにしてヒューマンドラマとして観ても十分に楽しめる映画だと思います。
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