「白雪姫の毒リンゴ」スノーデン 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
白雪姫の毒リンゴ
何も知らないほうが、安全…
今の世界を象徴するセリフのような気もしますが、自らの心の声に従った、白雪姫の毒リンゴを噛った皆様は、どうお考えですか?。
どうも、オリバー・ストーン御大、軍政共同体が死ぬ程お嫌いのようで。戦争でカネを稼ぐ輩と、そのカネで、ロビイストにリモートされた政治家達とは、刺し違えてでも、彼らの存在を、白日の下に晒したいような…。ただそんな風変わりな御大がいなければ、このクニでの白雪姫の存在は、わずか数分のニュースのみで、終わっていたはず。エンタメ映画の興行を通じて、世界に姫を知らしめた御大の業績は、偉大かな。そう云う目線で「プラトーン」と「JFK」ご覧下さい。名作ですよ。
姫のしたことが、本当に正しかったのか、よく分かりません。ただ、姫の告発で、多少なりとも、あのクニがよくなったと、思いたい。少なくとも、反対意見を述べると、選挙に出られない。投獄される。謎の死を遂げるクニになってほしくない。
いま、そこにいる姫に、もう一肌脱いでもらいたいと思う私は、欲張り過ぎかな。
案外、白雪姫の毒リンゴは、私達1人1人の、心のルービックキューブに潜んでいるのかも。墓まで持って逝くか、後世に託すか、それとも…。
皆様は、自らの心の声に従う勇気、お持ちですか?。
迷っている方は、取り急ぎ、この映画をどうぞ。
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