「見応えあり」スノーデン ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
見応えあり
スノーデンのドキュメンタリー「シチズンフォー」も一応見たけど、ガーディアンの記者の視点の映画なので正直、少しわかりにくかった。それに比べてこっちはドラマなので話が明確でわかりやすい。スノーデンが元々は愛国者で特殊部隊にいたことも知られていないのでは。2時間以上の映画だけど見応えがあって中だるみがなく、映画として面白い。もちろん、社会派映画として非常に恐いメッセージを伝えていて、これと共謀罪がセットになったら政府は何だって出来てしまうのではないか。
スノーデン役がジョセフ・ゴードン=レヴィットとは!上手いこと選んだなあと思ったけど、姿だけでなく声も似せていて、ちゃんと役作りもしていた。一流の俳優なら当たり前か。
相手役シャイリーン・ウッドリーはまだ25歳くらいなのに貫禄あって驚き。50歳くらいにも見えるぞ。他に、ジャーナリスト役のメリッサ・レオもとても自然だし、スポック船長のザカリ―・クイント、そしてとっておきニコラス・ケイジが脇役で出てます。オリバー・ストーンのなせる業か。更に、「パレードへようこそ」のマークが重要な役で出てます。
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