高慢と偏見とゾンビのレビュー・感想・評価
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闘おう愛し合おう
新しめの作品観て割とネガティブなレビュー書くことが続いてしまったので、絶賛レビューを書きたいと思って久々にこの作品を見ました(笑)
元ネタのドラマシリーズ「高慢と偏見」が好き(コリン・ファース推し)、ゾンビものも好きなので、劇場公開時にそれは勢いこんで観に行きました(^^)その後レンタルと配信で5回目くらいでしょうか、また観て、やはりとても楽しかった。大好きな一本です。
イギリスの国民的文芸作品とゾンビを混ぜちゃった時点でもう、可笑しくてたまらないのですが、美男美女揃いのキャスト、衣装もお屋敷も見て楽しく戦闘はなかなかの本格で、テンポよくほとんどムダがありません。
脇でゲーム・オブ・スローンズの「ラニスター家の父娘」が揃って(共演場面は無いけど)出ているのも楽しい。マット・スミスのトンチキな牧師さんもいい。
ゾンビと闘いつつ物語はちゃんと文芸ラブロマンしていて、その混ざり具合がなぜか絶妙にB級風味にもなっています。ラストの「おまけ」なんてB級ホラーのお手本みたい。
で、この映画の「原作」は小説版の高慢と偏見ではなく、ドラマ版のほうじゃないかと(ややこしい)疑っています。
ダーシーがエリザベスに失礼なプロポーズするシーンとか、ドラマ版と画角までソックリ(乱闘はしないが)で可笑しい。
ドラマ版大好きなので、リスペクトあるなぁ!と嬉しくてニヤニヤしてしまいます。
ゾンビ版が気に入ったかたは是非、ドラマ版もご覧ください、映画版がいかに「タチの良いゾンビ化」か納得されると思いますし、見応えあるドラマシリーズです。(U-NEXTにあります)
余談
ダーシーが池に飛び込んで泳ぐシーンで、コリン・ファースは「一夜にしてイギリスのセックス・シンボルになった」そうです。そして、その話をのちに、イタリアで奥さん(←イタリア人)の家族にしたところ「全然信じて貰えなかった、大笑いされた」、というエピソードがありまして…イタリア人から見て、コリン・ファースは全然セクシーじゃないんだろうな〜と失礼ながら納得したのでした。
ディズニー仕立てのゾンビ映画
タイトルからして、どこかで聞いたことのある小説に似ていると思ったところ、やはりジェーン・オースティンの恋愛小説『高慢と偏見』をモジった作品と言うことだ。そこに何と、ゾンビを出現させてしまうのだから、オースティンも、自分の作品に、まさかゾンビが登場するとは思っていなかったであろう。それに、これまでのゾンビ映画は、近未来的なシチュエーションで展開されていたが、本作は、中世イングランドのロンドンが舞台で、丁度、嘗てのイングランドとスコットランドの戦闘の様な設定も、面白いシチュエーションとなっていた。
確かに気味悪い形相のゾンビ軍団も数多く登場し、本作がホラー作品ではあることは間違いない。しかし、内容的には、あまり怖さはなく、むしろゾンビに立ち向かう男女の『高慢と偏見』に満ちたラブ・ストーリーが中心となっている。ディズニー作品でよくある、ヴィランが登場する、アニメ映画の実写版の様な作品の様な感じ。実際、主役の2人である、エリザベス役のリリージェイムスは『シンデレラ』で、ダーシー役のサム・ライリーは『マレフィセント』で主役級を演じていた。
噛みつかれると、人の脳みそを喰い求めて彷徨う、凶暴なゾンビへと変貌してしまう、謎のウイルスが蔓延した18世紀のロンドンが舞台。ゾンビの襲撃に備えて、周りを高い塀に囲まれた安全な田舎に暮らしていたベネット家の5人の姉妹。ゾンビ襲撃のその時に備えて、カンフーの腕を磨く一方で、素適な王子様との出会いを夢見ていた。そんな時、大富豪のビングリー家が引っ越してきて、晩餐会の中で、ビングリーと友人のゾンビ退治剣士・ダーシーとも顔見知りとなる。
若き花婿候補に色めき立つ姉妹だったが、その中でエリザベスだけは、ダーシーの『高慢』な態度を毛嫌いしていた。そんな折、ロンドンのゾンビ軍団が、怒涛を汲んで人々に襲い掛かって来る。ゾンビ退治のダーシーは最前線で奮闘する中、エリザベスもまた、その戦闘の中に巻き込まれていく。そして、そこで初めて、2人が互いに抱いていた『偏見』に気が付くのだが…
ラストは、よくある様なハッピーエンドのシーンが映し出され、「やっぱりディズニー作品じゃん」と確信した(笑)あまり話題にはならなかった作品だが、B級ながら、いろいろオリジナル性が高い、新しいタイプのゾンビ映画であった。
英国文学のかほり
本家の「高慢と偏見」を観てないし、原作も読んでいない。ゾンビが出ること以外は、けっこう本家に忠実に作っているそうなので、じゃー本家の予習になるかもと鑑賞。リリー・ジェームズのドレス姿が美しーい。そして胸の谷間をチラチラさせながら、ドレスで剣を振り回す勇姿がかっこいい! ゾンビは正直どうでもよかったし、ちょっと眠い話だったが、セットや調度、衣装が本格的で、英国の香りに浸れた。そういえば、ダーシーという名前は、「ブリジット・ジョーンズの日記」の、むっつりとした弁護士マークの名字だ。コリン・ファースがかつてダーシーを演じているので、役名をそれにちなんで付けたらしい。本家の「高慢と偏見」とともに、コリン・ファースのテレビドラマ版も観たい。
BS12の放送を視聴。
まとも
映像の雰囲気は良い
原作既読。どうしてもダーシー卿がバカリズムさんに見えてしまう
原作はゾンビ以外はすべて『高慢と偏見』だったが、こちらはさらに改変あり。ゾンビ混入時点でどうかしているので、もう気にならない。アクション要素がかなり盛られているので、また別の面白さもあった。
いやバカ映画には違いないですが。
オリジナルの読みたい
この映画をみるための事前準備で、 元ネタの「高慢と偏見」を読み(途...
リリージェイムスがゾンビなら是非食べて欲しい‼️
こういうの大好きだあ!!!!
元ネタ知らないけど
【イギリス恋愛文学の最高峰とゾンビがコラボされた信じ難い作品。が、予想を遥かに上回る面白さに圧倒された作品。リリー・ジェームズの出世作でもある。】
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