「人間って捨てたもんじゃない」チャイルド44 森に消えた子供たち CBさんの映画レビュー(感想・評価)
人間って捨てたもんじゃない
最初から最後まで終始、ソリッド、シリアス、ハード、無機質、無彩色、重苦しさ、緊張感、の連続。USSRという国に暮らすやるせなさ一色の最後の最後にわずかに人間が。その対比から、ほんのわずかなのに、きました。人間って捨てたもんじゃないな。
1930年代にウクライナで起きた大飢餓"ホロドモール"に端を発する物語がスターリン政権の闇を浮かび上がらせる映画だそうです。
ホロドモール
ウクライナ語。ホロドは飢え、モルは絶滅や抹殺を意味する合成語で、飢餓による殺害を意味する
具体的には、1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた地域やカザフスタンなどで起きた大飢饉。ウクライナでの被害が甚大。ソビエトの政策に抵抗したウクライナ農民に対する国家による攻撃の集大成で、人工的・人為的な大飢饉であったとされている。ウクライナ飢饉、飢餓テロや飢餓ジェノサイド、スターリン飢饉などとも呼ばれる。
(以上、Wikipediaから部分的引用)
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