劇場公開日 2016年5月7日

  • 予告編を見る

「72点」64 ロクヨン 前編 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)

4.072点

2021年6月23日
PCから投稿

私が大好きな作品ヤクザと家族と楽園の主演綾野剛と未必の故意という私の座右の銘を教えてくれた佐藤浩市のお二人が出ている実話ベースの作品(前編)

この作品で初めて広報部と記者クラブという存在を知りました。

瑛太があの軍団の長にはちょっと見た目も言動の幼く感じたけどいい役だった。

作品としては、映画映えする演出等無かったり、予算かけて目を惹くようなアクションがあるようなサスペンスではなくて、ちゃんと内容で作品に挑んでいる風に感じた。

実際の事件を過度に誇張するのではなくリアルに描いていた点が本当に見応えがあった。

記者クラブとの揉め合いが前編の大半を占めている為見様によっては間延びして長く感じるかもしれ無いけど、私が監督・脚本を手掛けたとしても前後半に分けてでもここまで丁寧に記者クラブとの論争は描くべきだと思った。

一番伝えるべき所だと思うし、この作品に出会えたことで当方の教養も身について観てよかったなあと思えました。

サスペンス西島