「開かない窓と重い扉」64 ロクヨン 前編 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
開かない窓と重い扉
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主人公三上が県警広報官として、64担当元刑事として、夫として、父親として、ひとりの人間として、360°全方向戦っている話でした。未解決事件を人事に利用、記者クラブとの仲の悪さ、本部長室の信じられないくらい重〜い扉にびっくりしました。
退職者の見張りに人員を割くくらいなら、犯人探さないの?と、警察組織の体質?に違和感が続くのですが、ひっそりと亡くなったおじいさんの話によって、三上と記者クラブとの間に血が通う所で自然と涙が溢れました。ようやく当たり前の人間性が共有された安堵の涙でした。
出演者達の演技戦争か?!というくらいの熱演が良かったです。
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