ローリング

劇場公開日:

ローリング

解説

「パビリオン山椒魚」「乱暴と待機」の冨永昌敬監督が、盗撮事件で地元を追われた元教師が東京から女を連れて地元に帰ってきたことから巻き起こる人間模様を、全編水戸ロケを敢行し描いた作品。茨城県水戸のおしぼり業者で働く貫一は、盗撮事件を起こし行方をくらましていた元高校教師の権藤と再会する。かつての教え子たちにつかまり糾弾され面目を失う権藤。さらに、権藤が東京から連れて来ていたキャバクラ嬢のみはりに貫一が一目ぼれし、貫一は権藤から彼女を奪ってしまう。一方かつて権藤の盗撮した動画に録画されたある人物に目を付けた貫一の悪友たちによって、芸能事務所を巻き込んだ思わぬ騒動が巻き起こる。

2015年製作/93分/日本
配給:マグネタイズ
劇場公開日:2015年6月13日

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映画レビュー

3.0怪作快作

2021年2月12日
iPhoneアプリから投稿

滑稽で見事な堕ち様は映画史に残したい。
時間経過の手掛かりたる足の小指の容態がずっと気になる。
人が堕ちるように指も…。
ここが冨永昌敬オリジナル脚本の冴え。
屋上の発電機の件りは滑稽側に振り過ぎた感も。
怪作快作。

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きねまっきい

5.0クズな大人達を観て安心するクズ

2020年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

フジのノンフィクションもそんな感じでしょうか。底辺と言われる生き様をスクリーンで観て自分はまだマシだなんて、思ってる自分もクズなんだなと思わせられる鏡写しのような映画。

全編で匂わせる暗いコントラスト、薄い彩度。
地方都市の鬱屈とした雰囲気が薄汚い花を添えてこの映画を映画たらしめています。

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まつ

2.0焦点が合わずぼんやりした印象

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

・教え子を盗撮した元教師が転落して鳥のひなに転生して終わる
・茨城らしいが標準語だし、教師がくずなのにナレーションでは妙に神妙な語り口なのでどっち付かずで感情移入できない
・ヒロインのすぐ抱かれる感じも何か取って付けた感じだしなんだかな
・最後の同級生同士の電機コードが足らなくてぐだぐだになる殺しあいみたいなオフビートな笑いはすこし面白かった

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mimiccu

3.0クズの哀愁

2017年5月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

誰にも共感出来ない中途半端クズ人間の哀しき人生ドラマ。
水戸の良い感じの田舎とちょいエロがまた悲しくなってくる。
独特のゆるーいテンポが良くも悪くも邦画のマイナー感がでてます。

良いんだけどねー
ちょっと印象に残らない惜しい作品。

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カタヤマ