テラフォーマーズのレビュー・感想・評価
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原作のダメさを笑いと人脈で乗り越える邦画最高峰のSF映画
画力のなさやキャラクターの魅力のなさ、よみにくいったらありゃしねえ構図の圧倒的悪さ。おまけにストーリーテリングの稚拙さ、引きの悪さとくだらないフリガナ。唯一の設定の良さのゴキブリすら生かし切れていない。
現在週刊ヤングジャンプにで連載中の原作のオレの感想だ。
こんな漫画の映画化。設定からすると、SF超大作である。ある意味「進撃の巨人」以上の大作である。
だが、こんな原作ゆえ、俺には全く関係ない話だと思った。
だが監督は三池崇史だという。
これはイケるかもしれない。もちろん、オレ的にである。原作厨、映画オタのことなどどうでもいい。
「テラフォーマーズ」
時代は2599年。普通の現代語と「ブレードランナー」パク、いやオマ、いやパクリの日本、とのっけからやってくれる。特にこのパクリがとても美しい映像とヒサヤ大黒堂とでうれしくなる。
伊藤英明さんの暑苦しい演技と武井咲さんのCM演技がさく裂し、なんの説明もなく、なんの緊張感もなく、宇宙船の中に場面が変わる。そこでワンカットでやるのかと思いきやそうでもないクルー紹介。押しなべて演技はキツイ。
だが俳優陣は豪華だ。それに加え映像やカメラは素晴らしい。
さすがは、三池、といったところ。
本作の原作の、人間なぶり殺し、とSF世界観、そして「虫に変身」という「ライダー」設定。
だからこその、三池監督起用でもあるはずだ。これだけのもの、これだけの胡散臭いもの、三池監督以外に誰が本作を撮ることができようか。
また、この人以外に、これだけのキャストをぶち殺せない。
だから、この映画は、原作も確かにそうだったが、それをみる「だけ」の映画のはずなのだ。そこに日本屈指のスタッフ陣がそろうのだから、「そこ」を理解しない映画オタは観るべきではない。
オレは本作をとっても楽しむことが出来た。
あっけなく武井さんをグニャリ、格闘ではリアルでは出演者ナンバーワンのケイン・コスギをまともに格闘させず退場、とやることがいちいち笑けて面白い。
また物語も、原作のつまらない地球上のやり取りをなくし、悪役を小栗旬のみに絞り、方向性をはっきりさせたのもいい。こういう映画なのだから、ストーリーはすっきりしたほうが全然いい。
裏切りの人物も、まあ、そうよね、という人物でちゃんと見せ場はあるし、山田孝之さんの回想も、2599年にみえず、昭和かよ、という絵も「わざと」やってて楽しい。押さえるところと外すところがやっぱり三池監督ならでは、なのだね。
そして、本作でもっともよかったのが、山下智久さん。
自慢の?英語を使い、現代版矢吹丈よろしく、かとおもいきや、足技のバッタ、という超面白キャラ。最後にはイケメンがバッタ、そして真っ白になる、という最高に笑ける展開を見事に演じている。
過剰の演技もこの設定だからこその、お笑い演出。樋口「進撃の巨人」とはさすがにわけが違う。
虫に変身するときの、いい加減な虫のウンチクも三池ならではだ。
三池に演出をお願いしたプロデューサーは天才だと思う。
欠点といえば、ゴキブリが多すぎで、逆に絶望感がないこと。のわりにぞろぞろしたゴキブリ感があまりないのがイタイ。超多いゴキブリのことを内緒にしてた理由もちゃんと説明していないのだから、これなら、ゴキブリの数は抑え、ミッションは超繁殖手前の殲滅作戦のほうが良かったのでは、とは思う。
追記
「進撃の巨人」の予算獲得のための2部作戦略に比べると、本作の製作陣の「プロフェッショナル」ぶりがよくわかる。
追記2
本作のみどころに、もうひとつ、セットのすばらしさがある。スーツはダサいが、船内は素晴らしい。これも三池組ならでは、だ。
追記3
伊藤さんとゴキブリの「三池おなじみ」ガチンコ対決もちゃんとあるよ
仮面ライダーズ
仮面ライダーはバッタ人間だが本作は様々な昆虫人間が登場し火星のゴキブリ人間と死闘を繰り広げますから、究極の変身エンタテインメントでしょう、勿論、昆虫好きの子供たちに受けることは間違いありませんが、ダークヒーローを混ぜた辺りは大人でも楽しめます、小池栄子さんがヒメカマキリっていうのはハマりました、生きててほしかった。
この壮大なスケールの仮面ライダーズを思いついたのは原作の貴家悠さんかもしれませんが、札付きの犯罪者たちでの展開は三池監督の十八番でしょうから妙に人間臭さもありましたね、個性豊かな役者陣も素晴らしい、よくぞこんな奇妙な怪しい作品に出演を許諾したものと思いますが、最後の特典映像で伊藤英明さんが言っていたように監督が三池さんだからでしょうね。
兎に角、アイデアとスケール感に脱帽です。
シナリオは上手くアレンジされていた!!
アニメ版は丁寧に作られていますが、回想や説明シーンがクドく感じたので、こちらを観てみました。2時間の実写映画用のシナリオに上手くアレンジしていると思いますが、演技が演出、ぶっちゃけ監督がイマイチなのが微妙な出来になったと感じました。強化要素は中途半端ですし、Gの天敵アシダカグモがいないのが物足りないです。死に様もイマイチで、戦国時代もののように皆、討死シーンが格好良い映画だと良かったです。ラストバトルが全く燃えません。伊藤英明は見た目は良いのですが、表情や演技がいつも一緒でショボいですね。菜々緒役は菜々緒をキャスティングすれば良かったのにと思います。小池栄子さんは良かったです。
ライダー!キック!でしょ♥
90%『スターシップトゥルーパーズ』だと思う。
出演者がちょっと前までの役者ばかりだ。生活の為とは言え、こんな出鱈目な話に出さされて『恥ずかしげもなく良くやるよ』って見ている方が恥ずかしくなる。
原作がライトノベル級の漫画だから内容は仕方ないが、『強い、弱いじゃない』って分からないかなぁ。出鱈目は良いが。
先ずは、核兵器を使えない断りは必要だし、強調しなけりゃ駄目だ。
お子様むけの昆虫SFストーリー
500年前の21世紀に人間が火星に居住空間を作るため、大量の苔とあの生き物を放った。500年間で繁殖した生き物Gを駆除するため、15人の隊員たちがミッションを受けて火星に送り込まれる話。
冒頭、ヒサヤ大黒堂とブレラン風でびっくり。最初から受けねらいかと思ってしまいました。
テラフォーマーズ、当時、男子で一番人気のある漫画ということで、どんなんか興味があって、動画サイトで何話か観たので、G VS 人間のバトルSFというのは知ってました。コミックは読んでおりませんが。その後、映画化されたけれど、あまり評判が良くなかったので、素通りしていたのですが、今回、なぜか急に観たくなって、Amazonプライムで観ました。それほど期待していなかったせいか、わりと楽しめたかも。仮面ライダーのような、ウルトラマンのような、ミラーマンのような・・・ちょっと幼稚っぽかったけど。
Gが人間化した気色悪いビジュアルは、アニメとほとんど同じような感じで、いかにも実写化したという違和感はありませんでした。(もともと、Gというよりサルっぽいが)
昆虫化した人間の方は、ちょっとかぶり物っぽかったかもしれません。
それぞれのキャラの裏生い立ちみたいなのが、ちょっと詰め込みすぎで、ストーリーがばらばらでまとまりがありませんでした。(山田孝之演じる蛭間一郎の貧困話とか)。 誰もが思っているかもしれませんが、ヤクザ2人のところ、要らなかったように思います。
Gの大軍が津波のように迫ってくるところがすごかったです。
ようやっと、突き抜けたかと思ったら、小池栄子が
「第二波が来るぞ〜」
いちいち気合いが入っていて、笑ってしまいました。
あー
原作は最初の頃読んでいて一時期ハマった時もあったが今は全く読んでない程度
全体的に漫画の原作にそった内容でストーリーはまあ特に工夫も無い感じ。
良かった点
・ひっさびさにケイン・コスギが普通に演技していたこと
・初っ端の武井咲の死亡シーン(テラフォーマーの圧倒的な力によって有名女優が演じるキャラをどうせ生き残るっしょ♪とたかを括る観客を一気に絶望感に陥れるところ)
・火炎放射の虫の俳優(名前忘れた)の演技とキモさ
・昆虫活性剤を打った時の血管の演出
悪かった点
・未来の日本の世界観(2500年なのに傘はまだ傘なのかよwwホログラムあるのにビルに付いてるのは大型液晶テレビ?ww)
・なぜバグズ手術のことを話す前に宇宙船の外に出させたのか(武井咲のキャラが無駄死に)
・ケインコスギの盛大な死亡フラグの立て方
・宇宙船のガラス割れてるのにあんなに大量にいたゴキ達はそこから全く入って来ずわざわざ入り口から律儀に入ってくる意味
・昆虫の説明の時に背後で役者が謎のポーズをする今では子供向けの仮面ライダーですらやらないダサすぎる演出
・ゴキの波に正面から突っ込む(避けろよwwなんでわざわざ突っ込むの?)
・わざわざ突っ込むのに光学迷彩の昆虫の意味(説明「光学迷彩で敵を欺ける!」→自分から敵に突っ込むww)
・話が進むにつれ遅く、弱くなるゴキブリ。上記の武井咲をやったゴキが一番速くて強い。
・虫変身後の手作り感(まぁしょうがない。)
・ヤクザ達死亡後の昆虫能力の説明(だだ滑りしている)
・菊地凛子のキャラクター(ふざけ過ぎ)
・小栗旬のキャラ設定(問答無用でありえない)
・艦長のただの窒息自殺(なにがしたかったん?)
・ホログラムの小栗旬を殴る伊藤英明(いつまでこんな演出してるの?)
・山田孝之のキャラはハッカーという説明だったが、回想シーンではパソコンどころか貧乏も貧乏でそんなことしてない。キャラ設定が崩壊している。
・最後に出てきた武井咲の昆虫状態がキモ過ぎて笑ってしまった。なのにBGMなどで崇高な空気を出していてさらに笑える
・↑武井咲の昆虫の説明が山下のセリフのみの説明で知らない人からすると意味不明だと思う。
・最後の山下のバッタ姿はもう笑えないくらいに酷い(キンチョーのCM?
・ゴキブリを銃で殺す山田孝之。銃器で簡単に殺せるんかいww
勢いで色々書いてしまったが、有名役者を簡単に殺すところは原作の絶望感を表していて良かったと思う。だが、それによってあまり知られていない役者はそれ以上に速攻で死ぬんだろうなということが予測できてしまうのも難しいところではある。
漫画原作の映画は原作の話が2時間で収まるわけがないことはもう誰もが周知のはずなので、映画監督はもう原作に沿ったオリジナルストーリーで映画を撮った方がいいと思う。(展開を詰め込みすぎて雑な映画になると思う)
なんというか良くも悪くも日本の映画だよなぁ。というのが一番の感想でした。
偉そうに書いてごめんなさい。
困ったときの粉塵爆発。思考停止して観ると吉。
CG全盛の時代でも日本映画でSFをやると「特撮」になってしまうのは何故でしょう?「仮面ライダー」みたいな如何にも特撮映画でした。例えば「アベンジャーズ」レベルを求めるとがっかりでしょうけど、「仮面ライダー」レベルの視点で観ると十分に観れるのではないかと思われます。うん、面白かった時の仮面ライダー映画と同じぐらいのレベルにはなってると思いますよ。
個人的には「トンデモ作品を観てやるぞ」って気持ちで挑んだのですが、普通にそれなりに観れるレベルで逆に肩透かしでした。残念。いや、面白かったか?と言われれば全くそんな事はないのですが、もっと面白くない作品っていっぱいありますよね?特にマンガ原作だと。そういった意味ではどちらにも振り切れず中途半端だった所がコケた原因だったのではないでしょうか?
まぁ、この手の作品にツッコミを入れるのって野暮な気もしますが・・・というより、ツッコミ所探すとキリがないので思考停止して観るのが良いと思われますが・・・蛾のリンプンで粉塵爆発って!!しかも野外で!!あり得ないんですけどさ、あり得ないんですけど、こういうオバカな発想ができるって意外と好きです。
酷評されるのも分かるなあ
百点満点でつけるとしたら
まず、ストーリー(脚本)は20点、最悪のシナリオ。
原作を抜粋し歪曲しオリジナルの設定も
仕方ないと思うが何かどーでもいい部分に尺多いが
肝心な部分が足りないし展開が悪すぎ。
これだけでもう映画としてB級からC級にダウン。
次に配役50点、役者の凄みや妙味まるで無し。
台詞や脚本悪いから仕方がないがまあ、大根。
次に音楽、まるで感じるところなく25点。
全然盛り上がりやストーリーを助けていない。
次にCG、60点、悪くないけど雑な部分といい部分が
はっきりしすぎ。ゴキブリさん達悪くなかった。
最後に監督、40点、商業的な作品から傑作まで
まあ、分かれる監督であるので、今作品は外れ。
実写版はもういいわ。
これでシン・ゴジラと予算はほぼ同じです。
凄く人気のある漫画なんでしょう?
すみません!原作は読んでないんですよ。
火星をテラフォーミング(惑星改造)するの為に送られたゴキブリが、宇宙放射能?によって進化というか、より強く、より早く動ける、凄い生き物に変化してしまった。
火星はそいつらに、まんまと仕切られてるんです。迂闊!
そこで、その進化ゴキブリを駆除する為に、特殊な手術(昆虫の能力を与える:昆虫が人間サイズだったら?)をされた人間15人?が送り込まれる!
この(あらすじ)の中で、ちょいちょい引っかかるとこがあると思います。
例えば、火星改造の為に何故ゴキブリか?とか。
せめて、人間に近いほ乳類にしたらいいじゃないか?とか。
進化の説明が、宇宙放射能ってざっくりし過ぎじゃないか?とか。
宇宙放射能で、ゴキブリが二足歩行でマッチョな、浅黒い肌の非常に人間に似た生物になるんですけど、そりゃ無理がないかい?とか。
進化、進化って、凄く便利だけど、個人的には、現在の生物の授業で習う進化の説明って、林檎の木にミカンがなる!って言ってるような、かなりむちゃくちゃな話しだと思っているんですよ。
さーせん!
あとそもそそも、昆虫が人間サイズになったら、「人間より強くなる」ってどうなの?
とか。
でも、噂によれば、原作ではそこは説得力のある内容になってるようです。
で、本作なんですけど。
冒頭を観て、映画好きのみなさんなら、絶対に「ブレード・ランナー」か!?ってなります(笑)
ええ、なんでしょう?ここまでがっつり寄せてこられると、逆に清々しいよねーって……、ならねーよ!なるか!
あ、まさかの突っ込み待ちなのか?って思ってみたりしましたが、その後の緊張感のないファイトシーンを観るに、「こ、これは、ガチでカッケー映画を撮ろうとしてるのか!?」と分かって、唖然とします。
何故、ブレード・ランナーに寄せてくるのか。
三池監督お得意の、グロホラー(SF隠し味程度)にしないのか。
「人間は本能的にゴキブリが嫌い」
つって、進化した人型ゴキブリ、スタイル抜群なんすよ(笑)
しかも、表情というか、所作がユーモラス。
たまに"ジョジョ立ち"してますからね(笑)
ジョジョ立ちに"本能的な嫌悪感"って、持てないっす!
なので、モデル体型の進化系ゴキブリが大量に襲って来ても、「うわわーきっしょ」とか、「こえー」とかならないです。
おい?キャストが変更された「300(スリー・ハンドレッド)」か?って感じっす(笑)
寧ろ少ないモデル体型進化系ゴキブリが、中盤までちらちら見え隠れして、不安感を煽るくらいの、サスペンスホラー(グロ大目)の方が良かったんじゃないですかねー?
もっとじらして!
あと、三池監督もご存知のように、ホラーって予算が抑えられるじゃないですか-?
インタースティラーのスタッフと一緒に、SF映画の聖地?アイスランドくんだりまで行く必要もなかった筈です。
何かが、大きく間違ってます!
(あらすじ)にありますように、昆虫の能力を持った人間達がモデル体型進化系ゴキブリと戦うんですけど。
「解説しよう」的に、例えば蟻は自分の体重の○○倍を持ち上げられるんだ!とか、いちいち注釈を入れてくるんです。
ま、蟻はいいとして、聞いたことないクロカタゾウムシ、メダカハネカクシの生態を語られても、あんま興味ないですし、頭に入ってこないんですよね。
それより、"何故この昆虫の能力をこの人に?"の方が重要だと思うんです。そのキャラの能力にあった昆虫とミックスされるので。
主人公&準主人公までは、説明(想像がつく)があるんですけど、他のメンバーに関しては、象が乗っても死なないくらい固い虫から、"固さ"とか。
背中七色に光る虫から、"目くらまし"とか。
昆虫の生態の説明はあるも、何故にこの女の子を固いだけに(笑)?とか疑問が残ります。
また、本作の登場人物それぞれに事情があって、崖っぷち状態なんです。
だから「モデル体型進化系ゴキブリ駆除」に参加しているので、やっぱり!幸薄系な回想シーンが長々とあるんです!
俺語り、興味ねーし。俺語り、興味ねーし。その昆虫、興味ねーし!説明長い割には、分かんね。おら、話し分かんね。と、なります。
私かなり昆虫が好きで、アリの目カメラで撮影された「アリのままでいたい」も映画館に観に行ったんですけど。
本作よりかなり面白かったし、昆虫たちのドラマに感動したもんです。
あと、VFXがひでぇ。各登場人物の変身した姿を観て、思わず悲鳴を上げました。
「に、日本って、大魔神時代から、あ、あんま、技術って進化してないんすか?」
と、愕然とする仕上がり。
だから、アイスランドなんか行かないで(以下省略)。
ただ、ただ一つ、すとんと納得したシーンがありました。
それはサバクトビバッタの能力を持つ武藤(山下智久)の、今際の際の台詞です。
変身薬をどんどん打つと人間に戻れなくなってしまうんですが、武藤は構わずもっと力を!もっと力を!と、モデル体型の進化系ゴキブリに囲まれながら、打ち続けます。結果、哀れバッタ人間に。
主人公でオオスズメバチの能力を持つ小町小吉(伊藤英明)に、ボッコボッコな状態のバッタ人間の山ピーが聞くんです。
「(俺)気持ち悪いだろ?」
さすが!まずは見た目!
流石ジャニーズ!この状態で、やっぱ見た目は重要!
すとん。この映画の中で、一番すとんと落ちました。
まぁ、色々と申しましたが、私はこの映画をある方と一緒に観たんですね。
で、突っ込みながら観たので、今となっては「あれ?笑えたかも?」な思い出となっております。
結局、どんな映画にも楽しみ方はありますね。
あ、強引に締めてすみません!
苦虫噛み潰したような表情にされる映画
酷評なので、読みたくない方は読み飛ばしてくださいな。
たいてい原作未読の場合が多い自分なのだが、今回は
珍しく原作マンガの3,4巻までは読んだことがあった。
まあそんな『話の流れは知っとるよ』くらいの人間のレビュー。
……ああ、その前に皆さん、
『進撃の巨人』実写版にはどんなスコアをつけただろうか?
原作への思い入れが無く、ネット上での“場外乱闘”にも
興味の無かった自分は、あの映画はあそこまで悪し様に
言われる出来ではなかったと思っている(3.0判定を付けた)。
人物描写やツメの甘い設定やシナリオ(特に後編)は
そりゃ酷いものだったが、それでもあの映画には
映画でしか表現不可能な映像的興奮があった。
これまでの邦画を凌駕するものを作ってやる!
という作り手の気概もひしひしと伝わってきたし、
実際それに成功しているシーンも間違いなくあった。
ここまで書いたら、
このレビューがどう続くかはなんとなく予想できるだろう。
果たしてこの実写版『テラフォーマーズ』は、
観客の度肝を抜いてやろうという作り手の気概が
伝わってくるようなエンタメ映画であったか否か?
僕の答えは、否、ノー、ノン、ナイン、ニェット。
100%ナシだ。
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世界中から集められた精鋭たちが主人公という原作設定を
日本人キャストで成立させるための設定改変はまだ納得。
次々に登場する昆虫の能力には物珍しいものも多く、
図鑑を眺める小学生のようなワクワクを感じることはできる。
CGで描かれた火星ゴキブリ軍団も、CG感はアリアリだが、
人と一緒に映ってまるきり実在感がないほどには酷くない。
宇宙船に張り付く火星ゴキブリ軍団とかもまだ我慢する。
ゴキブリの生態や生息分布がさっぱりわからなくなる
ゴキブリウェーブもまだ我慢する。CGに関して
ハリウッド映画とかに勝てる訳ないし。
徐々に明かされていく陰謀も、ステレオタイプだが飽きはしない。
(原作の細かい内容を忘れてたのもかえって良かったかも)
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しかしながらこの映画最大のメインは
『火星ゴキブリと昆虫の能力を移植された人間のバトル』。
でもって、本作が見せるのは……
役者陣のアクションスキルが低いのか、活かす気がないのか、
スローだらけで、細切れで、寄りの画ばかりの鈍重アクション。
その鈍重さを更に増強し、失笑をも付加するコスプレメイク。
この作品の直前に鑑賞したのが『シビル・ウォー
キャプテン・アメリカ』という最高位のアクション映画
だったのも不味かったのかもだが、さらに前週観た
邦画『アイ アム ア ヒーロー』のアクションが、
世界と余裕で戦える出来だった点はもっと不味かった。
『GANTZ』『るろうに剣心』『アイ アム ア ヒーロー』etc……
VFXアクションの進化も著しい今の日本で、
まだこんなレベルのアクションを全国規模で
上映される大作映画でやってんの?と。
ハナから期待してない監督ならまだしも、三池監督は
『クローズZERO』や『十三人の刺客』で良い
アクションを撮っている。それに比べて本作の
これは何だ? よほどやる気が無かったのか?
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次。演技とかテンポとか。
原作では恐ろしさ十分だった火星ゴキブリとの
ファーストコンタクトが、全然怖くない。
なにより主人公よ。あれが今まで命懸けで
守ってきた恋人の首の骨を折られた男の怒り方かね。
こっちが「ナニヤッテンダテメー」って言いたいよ。
他のキャラも、人気も実力もあるキャストをこれだけ
揃えてるのに、まるで演技に熱が感じられない。
昔のゴキジェットCMのロボコップの方が、
まだ熱い演技してたと思うよ。
で、登場時あれだけ素早かったのに、
以降はゾンビのようにゆっくり迫るゴキブリ軍団。
それ以上にゆっくりのんびり会話を続ける主人公たち。
会話が終わるのをゆっくりのんびりじっくり待つゴキブリ軍団。
なんだろ、この映画、ほぼ全シーンが間延びして感じる。
そこを削るだけでも宣伝文句の〝衝撃の109分間”(笑)を
10~20%くらい短くできたんじゃないかしら。
最後に色々。
SF的な描写の既視感。特に序盤の25世紀の日本の風景。
『ブレードランナー』('82)の世界観に影響を受けた映画なら
幾らでもあるが、パロディどころかパクリと呼べるほど
独自性の無い本作の未来風景にはイラッときた。あと
小栗旬も多分『フィフス・エレメント』のゲイリー・おーるd
まあいいや。小栗旬の役のファッションセンス
以上に心配なのは作り手のユーモアセンスだし。
アース製薬のネタとか、滝藤賢一と女性陣2人の
やりとりとか、ヤクザ2人組とか、面白いのアレ?
あと、大量の敵がぶつかってくるのを防御するのに、光学迷彩の虫なんて役に立つん? あれもギャグ?
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以上。
文句言い過ぎたかね。まだ言い足りない気もするけど。
これだけ豪華な役者陣を揃えておきながら、割と悲惨な出来。
シナリオが必要以上に面倒臭くないのがまだ
救いだし、そんなに眠くもならなかったが……
……これ、もう海外でも上映されたんだよね?
なんというかこう……恥ずかしい。
不満タラタラの2.0判定で。
<2016.04.29鑑賞>
ゴキブリの進化てすか
変身戦隊モノとしてアクションを楽しむ感じですね。
設定がだいぶ残念でした。
人間みたいに進化したゴキブリがテラフォーマーで、知能がある個体があったり道具を使えたりするわりには生態や食料などまったく出てこないのでリアリティがない。
たった15人でテラフォーマーを倒しに行くのもあれだけ大群で生息してると明らかに力不足である。
戦闘シーンは変身して強くなりそれぞれ異なる能力があるので個々の活躍には期待させてくれるが、まったく連携できていないので結局すぐに負けてしまう。
全然ヒーローになれていない。
続編に期待したい。
グェーーーーーー!!!
邦画の悪癖満載!動機の薄い慟哭!雄叫び!必要かと疑問に思う微妙に長い尺!キャラの使い捨て!原作クラッシュとしょぼいCGは、まあ、いいとして。
原作の再現がどうだとかリスペクトがどうだとかどうでもよくて、ただ単につまらない。テンポが悪い。ためが長すぎる。面白かったのは本多博士の怪演と昆虫大図鑑ナレーションのみ。いや、この2つだけは本当に面白かった。これがなければ☆0.5まであった。
頭にダメなところを列挙したものの、邦画のダメな「映画的演出」が本当に鼻につく。動機付けが薄くてなぜ怒るのか叫ぶのか感情移入しづらい。結局山Pはなぜ注射を繰り返したのか?ほぉーんって感じで無駄死ににしか見えない。睨み合って絵を引いて5秒ほど硬直させるのに何か意味ある?ただでさえテンポ悪いのに、イライラが強まる。キャラの使い捨てはある意味原作通りだけど、ゴキ津波突破で紹介した挙句3人を使い捨てる必要あった?オチがないとご都合主義的死亡にしか思えない。原作クラッシュは別にいいんだけど、原作を読まないと意味が分からない(感情移入できない)ようなシーンを入れるならちゃんと原作再現すればいいのに。シーンを取捨選択してさあ。CGには最初から期待してない。
もっと踏み込んでいうと、アクションがしょぼい。変態がダサい。なんだよ、山Pのあの髪型。なんだあれ!と指差した方向を皆が見てから靄が晴れたりことが起こったりするリアリティのなさ。画面外の出来事が完全に静止しているなど。これらが映画のクオリティを格段に下げている。これでテンポと勢いが良ければ好きになれたのになあ……。
一番ひどいのはアキちゃん復活?シーン。
ラハブ関連かな?いや、羽の模様は蛾っぽいけど、まさかな……。頼むからやめてくれよ……。「奈々緒…!」ああああああああああああああ!「まさか粉じん爆発!?」えええええええええええええ?「奈々緒ォォォォ!」あっ羽根生えるんですね。「じょうじ」お前が火をつけるんかい!自爆じゃないじゃん!……鱗粉ってすごーい。
見てる間本当につらかった。最後列に陣取ってツイッターでもやりながら鑑賞したかった。でも、本多博士と昆虫図鑑はよかった。エメラルドゴキブリバチの人がゴキブリの中から出てくるシーンもとてもよかった。このくらいかな、良かったのは。
昆虫人間vs人間ゴキブリ作
害虫駆除の命を受けた15人が火星に降り立つも超進化したゴキブリ“テラフォーマー”に殺害される秋田ら船員達(テラフォーマー津波は今作で唯一の嫌悪感)
昆虫のDNAが移植されていて戦闘のために送られたことを知る(ナレーションによる能力の説明は悪くない、能力使用で何故か髪型まで変わる)
博士から極秘に卵回収の別命を受けていた蛭間と森木が裏切り脱出を試みるも孵化した強化版テラフォーマーに妨害される
能力を使いすぎほぼバッタと化してしまう武藤(最大の見せ場の昆虫人間アクションが今一つ熱くない)
カイコガ秋田の鱗粉でテラフォーマーを巻き込み大爆発、小町と蛭間の二人が脱出する(死亡したのに能力使えるここの説明は?)
次々と首が飛ぶグロテスクな描写は○、全体的にチープなのは仕方がないとしても最重要としてテラフォーマーの外見にゴキブリらしさ(嫌悪感)が欲しかった
おもしろかった
やまぴーが注射打ちまくって虫パワー上がる描写が、髪の毛どんどん立ち上がっていくってゆーのがおもしろかった。
最後完全にバッタ人間(仮面ライダー)になって、「気持ち悪いだろ?」的なこと言うところ、爆笑やった。
貸切で見た。拷問だった。
友達に誘われ嫌々見に行った。金曜レイトショー、北関東のシネコン、客は僕ら以外にゼロ。
人入ってなさすぎ…
そして映画は、まるで拷問だった。
さぶいギャグ連発。
小栗旬が出る度に、さっさと消えろ!と願った…笑
小栗旬ってコメディの間が下手なのになぜ挑戦し続けるのかね。謎ですね。
安いCGや安いメイクアップは狙いでしょうが、もっと戦隊モノに近づけた方が良かったのでは?せっかく脚本の中島さんが仮面ライダーとか書いてる人なんだからね。
この脚本もまぁ酷かったけどね。
各キャラクターのペラッペラさも、狙いなんだろうけど、だとしたらその狙いは、何のため?
三池さん、今回ばっかしはさすがにタチ悪すぎる。
カルト映画にしようとしたのか?
だとしたらそれも失敗してる…
三池さんのインタビューとか一応読んだけど、全然わかりませんな。
これは原作の問題かもだけど、
ゴキブリってのはあの手足の造形と動きが気持ち悪いんだね。だからあんなにマッチョになっては、全く気持ち悪くないんだよね。
カサカサ動かないじゃん。
その時点でこれ破綻してますね。
山Pが、もうダメだ死ぬ…ってなってからなかなか死なないのは笑った。
お前いつ死ぬんだよ?!笑 ってね。
あとあの変身した時のマスクとかは、クウラに似てましたね。あれは良かったですね。
虫の解説映像に関しては、もうどうでも良いよって感じですね。
カッコ良い風の映像で見せてるけど、全然説明する気ないよね。ガチャガチャしてて昆虫の姿がちゃんと見えないし。
勉強になったとか言ってる人いましたけどね笑
カブトムシとかクワガタとか、あとは芋虫とか、そういうのは何で出ないんですかね。
どれもこれも同じ様な虫にしか見えなかった。続編で描くつもりなんですかね?
こんだけ興行的に失敗したら続編なんて出来ないでしょうね。ぷぷぷ。
スターシップトゥルーパーズみたいに、
地球の子供達がゴキブリを踏んづけて殺すとか、そういう描写が欲しかったかな。
原作未読だからわからないけど、
例えば人間同士のチームワークがだんだん悪くなって、争いになって、本当の敵は人間だ。みたいなさ。
そういうパニック映画やモンスター映画の鉄板プロットに持っていけば良かったのに…
そういう意味では、それがきちんと出来てるアイアムアヒーローは素晴らしいですね。
アイアムアヒーローおすすめです!
テラフォーマーズは今年ぶっちぎりのワーストワンです!
原作ファンには・・
ハードルを下げれば見れないことはなかったが場面場面の繋がりに抜けがありすぎ❗演技やアクションも特にイイと思うところがなかったかな~
昆虫の説明は良かった(声:池田秀一)がカマキリの説明は手抜きかっ❗
ひとつひとつのエピソードを掘り下げて欲しかったかな
原作ファンの方には申し訳ありませんが
原作と比べてしまうとスケールが小さくなったと思いますが
全体的には面白かったです。
武井さんのところはもう少しうまくやればいいのにとも思うし
最後の締めの部分もどうかなという処はありましたが
楽しい映画でした。
続編があっても良いのではないでしょうか
結構楽しめました。しかし・・・
評価って事前の期待がかなり影響しますよね。
私はこの映画、きっとつまらないできなんだろうなあと思っていたのですよ。
何故かと言うと、予告編を見ていてなんだかチープだなあと思ったからなんですよね。たいていこういうのは駄作が多いです。
ところが観てみたら、なんだかあまり気にならない。かなり楽しめました。
ちゃんとテラフォーマーズやってるなあって。
内容は原作の1巻部分のみ。バグズ2号で小吉や奈々緒が火星に行った話ですね。原作1巻部分と少ないことで、尺の短い映画でもきちんと描けていたと思います。
暗殺教室はヒドかったですからねえ・・・
もちろん映画ならではの設定の違いは大小ありますが、かなり原作寄りに作られてました。良くも悪くも。
評価については4にしようか迷いましたが3.5にします。
映画を観た直後は4でいいと思ったんですけどね。後から考えるとだんだん不満な点が湧いてきて・・・(笑)
では良かったところから。
・原作に割と忠実
原作レイプな作品が多いですが、この映画はきちんと原作のスジを追ってます。
いくつか設定は変更されていますが、破綻していないのは原作に忠実だったからかな?と思います。
・豪華キャスト
日本人だけですけど、キャストはなかなか豪華ですよね。
本多博士役の小栗旬の演技は良かったなあ。
・虫の説明
バグズ手術でそれぞれの虫の能力をクルーは得ている訳ですが、これらの説明を原作でもあるようにきちんとやってます。ギャグ混じりですが。
なかなか良かったですよ。かっこいいし。面白かった。
次に悪かったところ。
・何故日本人だけ?
最も大きな改変部分はここでしょう。それなりに日本人だけである理由の説明はありましたけど、やはりこれだけ大きなプロジェクトであるテラフォーミング計画の重要ミッションに日本人だけが行くのはおかしいです。
低予算だから仕方無いのかなあとも思ったのですが、キャストは豪華ですし、なんだかいきなり出演者に英語やロシア語をしゃべらせたりしてました。字幕を使って。
なんでなんで? そんなこと出来るくらいなら最初っから原作通りに各国代表を出せばいいのに。よく分かりません。
・何故奈々緒があいつを殺したのか?
原作では奈々緒が殺したのは義父でしたが、今作では義父では無いっぽいです。単なるチンピラ? 奈々緒に売春させている担当者のようでした。
奈々緒に対して暴力をふるうシーンを見て小吉が止めに入ります。チンピラはナイフを出して小吉に斬りかかりますが、空手の達人である小吉にはまったく通じません。ナイフを叩き落としました。
そこで奈々緒がいきなり背後からチンピラをブスっとひと突き・・・ん~~??
なんでここでいきなり奈々緒はチンピラを刺しちゃうの?? 小吉が殺されそうになっているならともかく、余裕で抑えつけてる状況でした。
そんなに売春が苦痛だったのかなあ? 積もり積もった恨みが炸裂したの? だったらそれが分かる描写を見せておいてくれないとねえ。
あまりにも唐突な奈々緒の殺人劇にちょっとぽかーんとしました。
その後の小吉の行動もちょっと引きました(笑)
・チープなCG、昆虫変身形態
最初から気にはなっていました。予告編を見たので。
ゴキブリと昆虫変身したクルーの戦いは、当然ながらCGを多用するのですが、なんだか作りがチープかなって。もう少しだけきっちり綺麗に作ってくれればいいのですが。戦闘シーンが気になりました。日本映画のCGってこんなもんでしたっけ?
また、昆虫形態に変身したときがどうも・・・。なんというか、張りぼて感? リアルじゃ無いんですよね・・・。作り物っぽくて。もっと完全にCGにしたら良かったんじゃないですかね?
・グロさが足りない
私はグロいのが好きです(笑)
原作は十分にグロいので大好きなんですが、この映画はR指定も付いてません。まあ安心して観られるってことですねえ。
私にはそれが少し物足りませんでした。もうちょっとグロくても良かったのに・・・。まあこれは個人的嗜好ですね。
頭を潰されたり首が飛んだり腕がちぎられる程度のシーンはありますが、おとなしい感じですね。
・また粉塵爆発かっ!?
映画暗殺教室でも登場した粉塵爆発。この映画でもクライマックスで使用されてました。
粉塵爆発が便利なツールだというのは分かるのですが、暗殺教室でもこの映画でもちょっと無理があるかなあって思うんですよね。
この映画は密閉空間では無い、外で粉塵爆発を起こしてます。奈々緒の鱗粉により。
この条件であれだけの大爆発を起こすなんて現実的には不可能だと思うんですよね。ちょっと調べましたけど、粉塵爆発にはかなりの粉塵密度が必要なようです。
密閉されていないオープンな空間で粉塵爆発を起こすためにはあり得ないくらい大量の粉塵を用意しなければいけないと思いますが、奈々緒一人でねえ・・?
うーん、まあその辺は奈々緒が特別ものすごい能力を持っていたってことですかねえ?
ああ、単なる鱗粉では無く、可燃性の物質を撒いていた可能性もありますね。
奈々緒の手術ベースはクモイトカイコガですが、そんな可燃性の物質を精製する能力が・・・。
まあいいか・・・
・細かいところが甘い
いろいろあるんですが、例えば初期のゴキブリの襲来でゴッドリーが単身で撃退に向かうのですが、クルー達が「あいつなら勝つぜ」「ああ、楽勝だ」とか言うんですよ。
なんという分かりやすいフラグ・・・。原作通りあっさりゴッドリーはゴキブリに殺されてしまいます。
どっちらけだなーと思いました。もしかして原作通りだったっけ?と思って調べてみましたが、やはり原作ではそんなフラグは無かったです。
なんなんですかね? 映画の観客をナメてるんですかね?
他にも、車でゴキブリの群れを突っ切るときに手塚がメダカハネカクシの能力でジェット噴射のごとくガスを噴射するシーンがあります。これは原作通り。(原作ではその後すぐ死亡)
映画ではそのまま長く車の動力として噴射し続けるます。そのときの体勢なんですが、車の上にちょっと乗って両手で左右のバーをつかんでる、ってだけなんですよねえ。固定が甘いよなー。
あんなデカい車を動かそうと言うのですから、あんな程度の固定では吹っ飛ぶでしょ?
とかですね、いろいろあるのですよ。なんだかちょっとだけおかしいところ。
そう言うのって見る人が見ればすぐ分かるようなことだと思うんですが、何故か修正されずにそのまま作品に入り込んでしまう。こういうところがちょっとイマイチかなあと思います。
総合的に見て、面白い方だと思いました。いろいろ気になるところがあるのはどんな映画も同じこと。
観て損は無い、特に原作を知らない人にとっては斬新な設定のこの話を楽しめそうです。
テラフォーマーズ好きにもいいんじゃ無いですかね? 原作と何が違うか比較して観るのも楽しみの一つですよね。
オススメしても罪にはならない、くらいの評価に致します。
続編を作れるような終わり方になってます。どうでしょうねえ。この作品の評価、結果次第でしょうか。
続編を作るならもうちょっとなんとかして欲しいですね。また日本人だけってのは無しにして欲しいです。
ま、私はどっちみち観に行ってしまうことでしょう。
お願いですから今回の興行成績が良かったとしても慢心せずに、次はもっと高度なヤツをお願いいたします。
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