キャロルのレビュー・感想・評価
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2016/2/21
宝石を眺めているかのような至福の2時間
宝石の名はテレーズ、そしてキャロル
1シーン、1シーンが絵画で構成されてるような美しさ
その美しさを構成する要素こそ、テレーズとキャロルがお互いに惹かれ合うと言う恋愛感情
その映像美をさらに華やかに演出し彩っていたのが、1950年代のクラシカルなファッションと街並み、そしてBGM
総合的な映像芸術として申し分のない程よく濃厚でアダルティな世界観
この映画にとって物語はアクセサリーの如き飾りでしかなく、ただテレーズとキャロルが同じフレームに映り、そして2人が愛し合う姿を見てるだけで満たされる、と言う不思議な魅力をスクリーンから溢れんばかりに、(完全に溢れてたけど)放出していた
デジタルの映像が増える中、フィルムじゃないと出すことの出来ないこの...
デジタルの映像が増える中、フィルムじゃないと出すことの出来ないこの質感…そしてそれに見合った映像(構図が素晴らしい!)と主役二人の演技。
まさに眼福、眼福…
スクリーン
ケイト・ブランシェットが相変わらず独壇場だった。
ルーニ・マーラもまた良し。
2人の百合演技バトルの様相。
かけてくれた恵比寿ガーデンシネマに感謝。
クレジットで、キャスティングだけでなくメイク担当やカラー・コーディネートを強調してたけど、絵面がきれいで撮影というかカメラワークも秀逸。
女性同士の愛、というテーマで男の自分には分からない心情の機微もあったけど、8割以上が女性の観客の中で啜り泣きがあちこちから上がっていたのは、そういうことなのだろう。
20231228 恵比寿ガーデンシネマ
聖女と美魔女の物語
クリスマス映画を観よう2023-その②
YEBISU Garden Cinemaにて
クリスマス映画として(?)1週間の特別上映中。最近何かと目にする映画だったのでこれを機に初鑑賞。
アメリみたいな髪型をして、オードリーヘプバーンのような純真無垢さを全面に押し出してるルーニー・マーラ。そして『品格』が服着て歩いてるようなケイト様。そんな2人が出会い、線香花火のような化学反応が次第にメラメラと〜といった感じ。
恋も知らない少女がいきなり激し過ぎる愛を知ると突飛な行動にでてしまう、そんな良い例。ただ、Christmas holiday seasonでなきゃ全てこんなこと起きなかったのでは?特別感のあるクリスマス、長いお休みとなるクリスマス、そんな時でなきゃテレーズはキャロルに着いていかなかった気がする。ある意味“クリスマスの奇跡”、ある意味“nightmare of Christmas ”……かも。
ストーリーの出だしがあまりにゆっくりで「失敗した〜〜〜」と思いながら観てたけど、後半はテンポよく展開。好きか嫌いかでいうとあまり好きではない作品だったかな。
ため息の2時間。。。
映像の手触り感のようなものが格調高く、心地よい。大人の、成熟したエレガントな女性。 ほとんど妖艶な域に達した女性をケイト・ブランシェットが見事に演じている。演技というよりなりきっている。 レズ(映画)は嫌悪感だったが、これはきれいで、変に男っぽくないし、ドロドロとかしていない。セックスシーンも美しい。 物語は儚く物悲しい。
ケイト・ブランシェットの色気と魅力。すごいなぁ。 日々の中の違和感...
ケイト・ブランシェットの色気と魅力。すごいなぁ。
日々の中の違和感から、惹かれ合い、愛を見つけ、自分らしく変わっていく。
そんな彼女達の様々な感情から伝わってくるものがあった。
赤とクリスマス キャロルが美しい
内容は1950年代アメリカ国内で出逢う2人の女性と社会の関係を扱った物語。好きな言葉は『解ってないわ今も昔も』『アイラブユー』で当時の同性愛者が病気扱いされて圧迫された歴史が冷たく表現されていて面白かった。場面や構成では、最初は街のグレーチングから始まるが年代を表す様で印象に残った。最初の出出しで、9.9割手前のスタートは素晴らしい。後から見直すと楽しさ増します。中間地点の拳銃からミステリアスになる辺りミスリードも誘いドラマチックで楽しい。お互いの欲望と葛藤と希望や社会とのコミュニケーションが複雑に絡み合う映像表現はテーマ性を的確に表現されて上手いなあ。音楽も心象表現を過度にしているようだが分かりやすくて良い。終始静かな中にも人間模様と社会観と歴史観が描かれて、同じ年代を描いた映画『イミテーションゲーム』の様に面白かった。趣向は違いますがね。
後半いいですね
今ハヤリの同性愛もので、めんどくさいなあと思って観てたら、前半のダラダラ鬱陶しいのから後半結構サスペンスフルでよかったですね。尤も、Straightの身からいうと同性愛者に感情移入はできませんけどね。
美しく描く1950年代米国の同性愛
この作品で、アメリカ社会が今よりもっと保守的であった頃の、お飾りのような主婦の立場や、同性愛は医者にかかるべき疾病であり、同性愛者であれば子供の養育権はなかったことを知る。
ケイト・ブランシェットさんがとてつもなくシックでカッコよく、子供と愛する人との間で揺れ動く様を好演。
相手役のルーニー・マーラさんはひたむきな若い恋人役を熱演していて、泣き顔が本当に切なくて印象的だった。
ルーニー・マーラと付き合いたい
2021年5月22日@Amazonプライム
なんとなく目についたので視聴。
この映画は、登場人物の美しさやファッション、小道具の美しさを眺めて、楽しむための映画でした。
なので、内容に期待しなほうがいいです。
ただ、本当にルーニー・マーラが可愛すぎて可愛すぎて悶えます!!!!
コートやマフラー帽子も可愛いし、寝巻きすら可愛い。
特にワンピース。どこのブランドのものなのか気になります。
内容について1点言及するとすれば、個人的にキャロルのような女性はとても嫌いなタイプです。
旦那や子供もいるので、さみしいということで他の男性や女性と簡単に関係を持ってしまう。しかも自分の都合で捨てる。
周りを振り回すタイプの1番嫌いなタイプの女性なので、終始キャロルには不愉快な思いでした笑
ルーニー・マーラが「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットと同じとは思えない。。。
ジャッキ―さんのおススメを受けて視聴 女性同士の恋愛を描いた作品。...
ジャッキ―さんのおススメを受けて視聴
女性同士の恋愛を描いた作品。
1950年代のNYを舞台にしているのでファッションも素敵で参考になる。ルーニー・マーラが可愛くてキャロルが好きになるのもうなずける。百貨店でサンタの帽子を被ってる彼女にドキッとした。とてもドラゴン・タトゥーの女と同一人物思えない。
キャロルは男性?
フランス映画の様なおしゃれな映画。
おしゃれ過ぎて綺麗すぎて。…です。
初めはテレーズがキャロルに巻き込まれて相手していると思っていたけど。違った。本当にキャロルが好きで愛していた。お互いに惹かれあっていた。今はある程度の理解が得られるけど。当時(1950年頃)はなかなか理解されない時代。女友達関係だったら分かるけど。恋人としてはちょっと考えられない。
もし。テレーズがキャロルのランチを断っていたら。 物語が始まってなかったら…。
どうだったのだろう。テレーズは男性と結婚したのか。どうか…。わからない。
最後の場面。キャロルの顔が悪魔のように見えた。テレーズが戻って来ることを確信していたから…。
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