「美しいことは罪なのです…。」キャロル ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
美しいことは罪なのです…。
ずっと観たかった映画の一つ。
二人の美しさに引き込まれました。
人妻でありながらも、魅力的な美しさを醸し出すキャロル。
彼女の美の虜となってしまったデパートの従業員のテレーズは、気を引くためにデパートに置き忘れた手袋を届けます。
そこから始まる恋愛模様が凄まじかったです!
夫を嫉妬させてしまうほどの、二人の情熱的な恋心。
この想いは誰にも止められないと思っていたのに、まさかの法の手によって虐げられてしまいます。
愛する我が子を取り返すために、テレーズとの恋を失いかけるキャロルの姿が切ないです。
それでも失えないのが恋…。
キャロルの元に戻ってきた姿に、第二幕の予感を漂わせるラストでした…。
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