劇場公開日 2016年2月11日

「ルーニー・マーラに目が釘付け」キャロル ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ルーニー・マーラに目が釘付け

2016年2月14日
iPhoneアプリから投稿

ケイト・ブランシェットがアカデミー主演女優賞、ルーニー・マーラが助演女優賞にノミネートされており、世代やタイプが違うけど、どっちが良いと言えないくらい二人とも良かった。が、引き込まれるのはキョトンとした顔の女学生然としたルーニー・マーラだったな。彼女の顔立ちの方が日本人好みである可能性はあるが。助演になっているけど登場時間は彼女の方が長いらしい。
道ならぬ恋を描いた映画は珍しくもなんともないし、同性愛をハードルとして設定するには今のご時世では少し弱いくらいだが、舞台が1952年ということを考えるとセンセーショナルではある。その当時を描いた画面も、美しさと豊かさに爽快感すらあった。ラストも良かったな~。英語も妙に聞き取りやすい、見やすい映画だった。

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ミーノ