「ドイツ映画最低1回はヒトラーいじり」ピエロがお前を嘲笑う バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
ドイツ映画最低1回はヒトラーいじり
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“ピエロがお前を嘲笑う”というタイトルから勝手にホラーだと思い込んでいましたハッカーの話だったとは
主人公の独白でやたらスーパーマンだのスパイダーマンだの言うだけあってトムシリング絶妙なピーターパーカー感
ドイツ映画そんなに見ている訳じゃないけど、起承転結というか、あまりメリハリなく進んでいくイメージがあって、本作はMRXとのやりとりやハッカーとしてステップアップのためのミッションなどがあって、意外とテンポよく進み、珍しいなと思っていたんですけど
序盤からメンバー不仲でドロっとしてるし、片思いの女子とも全く進展せずヨーロッパ映画のスッキリしない感じはちらほら見え隠れしてる状態で1個めのどんでん返し、
ああ~セブンとかシックスセンスよりの後味悪い系の映画だったかー、とちょっとがっかりしたところで2個めの種明かし
ハッピーエンドでよかった!キャリアのおばさんは少し可哀想だけど、あのまま保護プログラム適用されなければ、見殺しにして手柄だけ得ることになるからよかったのかな
ストーリーだけでなく、“サスペンスの古典的なトリックとしての多重人格”“ヨーロッパ映画はハリウッドのようなスッキリした結末を迎えない”など映画あるあるも見越してのどんでん返しでなかなか楽しめました
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