「ポスターが伏線」ピエロがお前を嘲笑う J-taさんの映画レビュー(感想・評価)
ポスターが伏線
なるほどね、そうきたか、という感想
この映画、はじめの方は素直に「すげー」「めちゃくちゃやなー」と、アクション映画的なテンションのあげ方をしていきます。そんでそれにも飽きたころ、物語が7合目に差し掛かったくらいに、「え!そんな展開に」となります。
ポイントはこの7合目の直前、6.8合目の女捜査官が主人公の部屋に入っていくシーンです。なんとその部屋には映画「ファイト・クラブ」のポスターが貼ってあるのです。そのシーン観た時は「おや、ファイト・クラブだ。この監督はデヴィッド・フィンチャー好きなんだな」くらいに思ってたのですが、7合目からの展開を観て納得、このポスターは伏線です。ここまで言ったらわかりますね、そうです、あの設定です。
でも9合目あたりで、本家「ファイト・クラブ」をもう一度ひっくり返す展開になるので、なるほど、そうきたかとなります。
「ファイト・クラブ」を観たことない人は、観てからこの映画を観るとまた違った楽しみがあるでしょう。
こういった「わかる人にはわかる」伏線がわかった時は素直に嬉しいものですね〜
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