「なんか残念。」ピエロがお前を嘲笑う mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
なんか残念。
いわゆるどんでん返しがあるという触れ込みだったが、その効果はあまり見られなかったようだ。
まず、CLAYと自分たちを名乗った集団は、ハッキングはするのだが、いわゆる重大犯罪を犯すわけではない。
何かの映画みたいに株価を操作して大儲けしようという気さえない。
要は自己アピールをしたいだけなのだ。
だが、ひとりの勇み足で、人がひとり死ぬ事態となる。
この自己アピール集団がなんらかのどんでん返しをしたところで、観ている我々には感じるものはない。
こうなってくると、ブライアン・シンガーの「ユージュアル・サスペクツ」やM.ナイト・シャマランの「シックス・センス」の出来の良さが際立ってくる。
脚本にもうひとひねりもふたひねりもほしいところだ。
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