「うーーん。。。」シグナル ハチミツ舐太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
うーーん。。。
ウィリアム・ユーバンク監督作品はこれが初めての鑑賞。
個人的には、好きな映画な部類。
第九地区、クロニクルをしのぐSFスリラーという煽りと、予告映像につられて鑑賞したのだが、悪くない。
ただ、特筆して良いとも感じなかかったなぁ。
映像はどこかで観た事があるような、でもないような、そんな感覚に陥る。話のテンポも良くて、引き込まれてゆく。
でも、大分説明を省略しているので、映像から読み解かないとならない上、謎が多く残る。そして結構分かりづらい。
主人公は足が悪いようだが、車いすになるというようなセリフがあったので、進行性の病気なのだろうと推測される。
ただ、ユーフォーキャッチャーのシーンや、ハッキングしているやつを割り出す〜のくだりで、数学の才能があるのが何となく分かる。大学もMITだし。
詳しい説明が、劇中で全くなされないので、本当に想像と推測になるが。
彼らは、宇宙人に選ばれ誘拐されて、実験台にされたんじゃないかと考えている。あの機械の手や足は、人間の感情と連動して、優れた力をだすものなのだろうと。実際、ラストにそのようなセリフがあったし。
その機械の実験と、人間を調査するのが、彼らの目的だったのではないかと。
デイモンと主人公の会話から、彼らが人間である主人公らを調査しているのが、何となく読み取れる。
デイモン含めて他の職員は、どこか変だし、動きがどこか機械的かつ規則的なのも気になる。
他の人間は人間だったのか良く分からないが、恐らくそうなのかも知れないなと。誘拐されてきた人らなのだろうか。牛もいたし。そうなのかも知れないな。
とまぁ、オチはどこかで見たようなオチだったのは途中から想定していたので、まぁいいか。
とは言え、なんかこの監督の作る映像や話は好きだなと、個人的に好きになったので、次回作に期待したい。
少しでもフレッシュな表現があれば、もっと好きになれたのに。