「退化する人間の知性を描き、母性がそれを救う。と言っている様だ」チャッピー マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
退化する人間の知性を描き、母性がそれを救う。と言っている様だ
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脚本が壊れている。がしかし
『愛の無いAIが知性を得る』そんな話ではないからだ。
寧ろ、退化する人間の知性を描いている。
だから、悔やまれる点は
脚本をもう少し練れば主旨が明確になって良かったと思うのだが、大変に残念だ。
つまり、人間とは、知性と悪が融合して生まれると言っている。
そうならないと、機械は人間にならない。
そして、機械の発展を願う事は、人間の退化を意味すると言いたいのだと思う。
あくまでも、寓話として鑑賞しよう。サイエンスフィクションなんかじやない。
結論は機械は人間になれないし、なる為には死を覚悟しなけりゃならないし、死の存在があればこそ、宗教が生まれて愛が創造される。そうならないと知性や愛の含んた脳は生まれない。
性差的な差別無しで、あえて申し上げる。
人間だけじゃなく、生物にとっては、生命を産む事は何億年も前に淘汰していると思うが、なぜ今更機械で生命を作ろうとするのだろうか?理解出来ない。
火星に住もうとするのと一緒だ。火星なんかに行かなくとも地球があるじゃないか?
追記
ヨハネスブルグと言っている。だから、南アフリカだと思う。アパルトヘイトが形の上でなくなったのは、わずか数十年前。それ以前にアパルトヘイトの中にいたインド系移民の科学者にAIを開発する感情が生まれるとは考えにくい。
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