「絵になる2人」さらば あぶない刑事 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
絵になる2人
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当時からのファンなら堪らない作りになってる。
とにかく設定は無茶苦茶、荒唐無稽、奇想天外!でも、それでいい。
役者の力なのか当時のノリなのか、全て許容できてしまう。
皆さん、年齢を重ね痛い部分もあるかと思っていたが…皆様、当時のままだった。
「あぶない刑事」って作品は、視聴者にも出演者にも愛されていた作品だったんだなと思えた。
この作品自体が、過去作品へのオマージュみたいな部分もあり昭和の匂いを知ってる俺にはサイコーな贅沢だった。
最近は見なくなったけど、テレビドラマは結構派手だったんだな。
車は横転するし、銃はバンバン発砲するし、電車の上は走るし、役者もトライしてた。
エンターテイメントがエンターテイメントらしかった時代。
俗世間からはかけ離れた世界観。
でも、そこにはしっかり人間が生きてる。
泣き、笑い、怒り、おちやらける。
それがしっかり元にあり、描かれてるからこそ、この作品は楽しめる。
だが!
それより、何より!
主役の二人が、何をやっても絵になる!
何をやっても、何をやってても!
まるっきり嘘の世界を、この主役たちから沸き起こる存在感という真実が現実に繋ぎとめてる感じ。
素直に面白かった。
僕ら世代の人間には、間違いなくどストライクだ!
だが、しかし…脇役の見せ場が無さ過ぎたのが残念。
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