クーデターのレビュー・感想・評価
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台湾有事
もし戦争となった場合、事前に国民には知らせず、突然始まるであろうから参考になる映画だと思います。
特に本作品は個人の目線から見た戦争であり、とてもリアルな体験となる筈です。
一番素晴らしかったのはピアース・ブロスナンでして、彼が思わず暴露してしまう”汚い商売”とは1964年のトンキン湾事件を皮肉ったものだと思います。ジョンソン大統領はこの事件を利用し、戦争を始めますが、後に辞任した国務大臣マクナマラは”あれは捏造だった”と証言しております。勿論CIAなどの工作員も関与していた事でしょう。又、英国のCIAという台詞はアメリカの戦争の裏には必ず英国が関与していて、民主党とは英国の工作員党とも言える訳でして、その証拠に共和党の大統領の殆どが任期中に亡くなっている事実からも窺えると思います。
満点評価とならない理由は、子供連れの親子がアンハッピーになる筈がないという先が読める展開と、随所でスローモーションを多用していた時点で、説得感が損なわれてしまった点が残念だと思います。オリバーストーンのサルバドルの様な報道カメラマン、ジャーナリストという設定の方が良かったのかなと思います。
東南アジアのイメージダウンから逃げられない
面白い
タイ?
いきなりクーデター
オーウェンウィルソン扮するジャックドワイヤーは経営していた会社が倒産し、アジアの会社へ技術者として家族を連れて赴任した。ピアーズブロスナン扮する飛行機で知り合ったハモンドが親切にホテルまで送ってくれたが、ホテルではテレビが砂嵐でネットも通じなかった。ジャックは街で新聞を買いに行ったら暴動に巻き込まれ、目の前でアメリカ人が殺されジャックは逃げた。
いきなりクーデターに巻き込まれたらビビるよな。なかなかリアルな暴動騒ぎで、一家の長としては家族が心配だ。ましてホテルまで暴徒がなだれ込んだら大変だね。リアルだからそりゃあ恐いさ。子供たちがいるからなおさらだ。でも戦車も砲弾撃ち込むし、ラオスはトランジットで行った事あるけどアジアのイメージが極端に悪くなるな。
パニック映画に元ジェームズボンドのピアーズブロスナンがいればちょっと安心だね。でもピアーズブロスナンも年配になったな。もう70歳だってさ。
主人公目線で体感するクーデターサバイバル
観るのがしんどかったです
「クーデター」というタイトルでクーデターがメインのストーリーかと思えばそうじゃなくて、原題の「NO ESCAPE」でした
原題の「NO ESCAPE」が出た瞬間、「ノー・エスケープ自由への国境」を思い出して嫌な予感、その予感通りずっとハラハラドキドキで観るのがしんどかったです
襲ってくる現地の人達があまりにも残酷すぎ
ずっとハラハラドキドキって事は楽しめたんだと思いますが、しんどすぎてもう二度と観ないです
そんな危機が連続でやってきて、それでも家族を守るため戦うパパとママ
そのごく普通のパパをオーウェン・ウィルソンが好演されていたと思います
でもいつものように明るいパパの方がお似合いですけど
そしてやっぱりピアース・ブロスナン、今作でも色気ダダ漏れイケオジでした
❇️エンタメ感とあざとさの狭間で…
クーデター
某所 東南アジアの設定。ほぼタイ??
某所東南アジアに家族と共に転勤先に長旅赴任してきた主人公。
しかしこの国で市民が大規模な暴動が発生し、機動隊と衝突していた。
異国のアメリカ人も虐殺の対処だと判り、家族のいるホテルになんとか戻る。
この暴動から家族を守り脱出する事はできるのか⁉️
◉65点。
❇️エンタメ的な恐怖感や安易な演出の家族を守る感があざと過ぎるなぁ〜
★彡子供たちの心のケアーが気になるな?
かなり危険な体験をしたので心が歪みそうです😢
🟡おおまかな感想。
1️⃣エンタメ的に危機感迫る様が良かった🔺
★彡リアリティにはやや欠けるけど…
★彡後半はもう怖がらせたいだけであざとい。
2️⃣エンタメ的にスローシーンやくだらん音楽を付け足していてやや萎える⤵︎❌
3️⃣なんか都合が良すぎて冷める❌
★彡なんかただ脱出を見せられている様な?
C級な感じでカタルシスも無くなっていく。
4️⃣自分から出会したら家族を守れるのか?⭕️
★彡こんな悪状況で家族をどうやって守れるのか結構考えてもみた。
5️⃣オリエンタルな怪しい雰囲気は楽しい🔺
★彡国がわからないのでリアリティも薄くなるね。ダメだこりゃ🙅♂️
題名の「クーデター」とは??
東南アジアの某国で、クーデターに遭遇したアメリカ人家族の逃避行を描く物語。
一言で言えば、悪い印象を感じてしまった映画です。『某国』という設定にしているとはいえ、他民族、他国民をどんだけ悪しざまに描いているんでしょうか?
この映画の根本的な問題は、『クーデター』の解釈でしょうか?
映画の題名は『クーデター』ですし、映画冒頭で首相暗殺シーンもありますから、『クーデター』を描きたかったんでしょう。
でも、クーデターなら政権中枢を制圧すれば、後は戒厳令等を発布して一旦は治安維持に注力するはず。でも、それでは「主人公家族の苦難の逃避行」展開が描けないので、『外国資本排斥の暴動』展開にしてしまった。
しかし、「主人公家族の苦難の逃避行」を際立たせる為に、明らかに自国民である人々を虐殺したり、戦車がビルに砲撃したり、『外国資本排斥の暴動』では辻褄が合わないシーンを入れてしまったので、余計に訳が分からならくなってしまいました。
この映画なら、『外国資本排斥の暴動』というコンセプトにして、「国軍と暴徒の戦乱の中を逃げ回る家族」にした方が、余程説得力が増したように思いますし、緊迫感を保つことも難しくなかったと思います。
コンセプトを曖昧にしてしまったまま、「外国で逃げ回る家族」を描くことだけに注力してしまったので、冒頭に書いた通り、他民族の残虐な部分をこれでもか・・・と描く結果となってしまったように思います。しかも、制作側もこれはまずいと思ったのでしょう。家族をサポートした諜報員に「資本を乗っ取ろうとした俺たちが悪い」と言わせてアリバイ作り。私的には、寧ろ不愉快さを増大させただけのセリフでした。
ビルから飛び移るシーンなど、無茶苦茶なシーンも含めて、観るべきものがない映画だったと思います。
子役達も含めて役者達の熱演は惹かれましたが、映画としての私的評価は、極めて厳しくなりました。
キリング・フィールドの国からの脱出劇で、主人公の家族の周りの人の殺...
ルーシー
【ヒヤヒヤとハラハラが止まらない。ノンストップアクションスリラー映画。小さなお子さん持ちのご家族は是非!】
・2015年公開のアメリカのアクションスリラー映画。
・東南アジアの某国(ベトナムの隣接国の設定)に水に関する支援事業のために赴任した主人公家族。赴任の翌日にクーデターが発生。反乱勢力は「外国人を殺す。捕虜は取らない。皆殺しだ。」と、外国人を容赦なく殺害していく。主人公は、そんな中から家族を守るために逃げまくる という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・終始、ハラハラドキドキのコースター映画
・お子さんいる方はたまらなく共感できるかと
・有名過ぎない配役が素敵
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・冒頭数分で奥さんの心の葛藤を描いたら、早速クーデター。後はひたすらジェットコースターのごとく、ヒヤヒヤの連続で最後まで物語が進んでいきます。一度再生したら止まりません。ところどころ、ん?ご都合主義では?と思う部分があっても、そんなのどうでもよいです。笑 それが本質ではなく、危機に面した家族が最後までどのようになっていくのか、がこの映画の見どころ。特に、奥さんが夫や子供を守るために積極的に動き出すところなどは、現実味があって非常に共感できます。とても面白く感じました。
[演出]
・際立って何かを感じたわけではありません。しかし、これが重要だなぁ、と思いました。変にナナメな演出をせずに、ヒヤヒヤの連続をとぎらせない演出。物語を邪魔することなく、生かすための演出。ゆえに、最後までスピーディーに恐怖を感じました。
[映像]
・演出同様です。際立って何か、というものはないのですが、それこそが重要かと。
[音楽]
・演出同様です。際立って何か、というものはないのですが、それこそが重要かと。
[演技・配役]
・ハートフルな映画やコメディタッチの映画によく出演されているイメージの「オーウェン・ウィルソン」さん。まさか、このような映画で出会うとは思いもしませんでした。笑 もちろん、オーウェンさんは有名どころではありますが、知らない日本人も割と多いのも事実。オーウェンさんはじめ、レイク・ベルさん、ピアース・ブロスナンさんなど、そこまでメジャー過ぎない俳優陣で固めたところが、個人的には「共感性が増す」仕掛けになっていてよかったと思いました。 ピアースさんの走り方とか、可愛らしく見えてしまいます。笑 また、主人公の奥さん(ベルさん)も一緒になって危険なところに身を投じる姿が非常に印象的でした。
[全体]
・ありそうな設定、ありそうな状況、常に生死ギリギリのひっ迫感、首の皮一枚で最後まで突っ走ってる感…。とにかくこちらがヒヤヒヤしっぱなしの映画。そこに有名過ぎない配役で製作しているからこそ、共感度が一気に増す感じ。かなり好きな映画です。もちろん、哲学的なことなどは特にないのですが、コースター映画としてとにかくよくできている。お子さん持ちの方なら、そのヒヤヒヤ感も共感性も倍以上となること間違いなしです。是非、ご夫婦で観て、改めて家族のきずなを深めてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
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