「言葉にできない想い」ポプラの秋 由由さんの映画レビュー(感想・評価)
言葉にできない想い
この映画は、原作に惹かれて作られたそうだけど、私ももともと原作がとても好きだったので、楽しみでもあり、原作とイメージが違った場合の不安もあった。
でも、原作に惹かれたというだけあって、原作の雰囲気を大切にして丁寧に作られていたと思う。
飛騨高山には何度か行ったことがあるけど、町の遠景がとてもきれいで、撮られた場所に行ってみたいと思った。
言葉にできない想いや、届かない想いがあって、苦しみや悲しみを感じるときに、アパートの大家さんは、そんな人々の心を救ってくれていた。
そういう出会いや、手紙を書いたり、ポプラの木を眺めたりする些細な日常が、苦しい想いを温かい思い出に変えてくれることがあるのだろう。
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