「ドラマっぽさがなく見ごたえ抜群」アンフェア the end えのきちさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマっぽさがなく見ごたえ抜群
『アンフェア the end』を鑑賞。
篠原涼子主演の人気シリーズ。テレビドラマから映画化され、今作が劇場版3作目で且つ完結編となっている。
闇の組織の黒幕と思われた村上親子が殺害され、容疑者として逮捕された津島(永山絢斗)は、取調官に雪平(篠原涼子)を指名。自分はシステムエンジニアで闇の組織に関係する情報を入手した事で嵌められた。雪平以外の人間は信用しないといい協力を仰ぐ。
毎回お馴染みの誰が信用出来るのかわからない展開。
味方かと思いきやあっさり裏切られるし、逆も然り。
人間不信に陥る事請け合いのストーリーである。
今作は完結編らしく見せ場たっぷりでシリーズファンなら間違いなく楽しめる作品となっている。
黒い髪とコートをなびかせて歩く雪平は実にカッコ良い。
相変わらず全く刑事には見えないのだが、それはそれでテレビ的で良い。そもそも元がテレビドラマなので、今までの劇場版作品は映画らしさという点で物足りなさがあったが、今作は流石に完結編だけあって迫力満点。
概ね満足出来る出来栄えとなっていた。
唯一惜しい点はAKIRA@EXILEの大根ぶり。
やはり重要な役所はきちんとした演技ができる人にお願いしたかった所である。
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