ゴシップサイト 危険な噂のレビュー・感想・評価
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リアルなのかフィクションなのか
芸能マネージャーのウゴンはモデルの卵ミジンにスターの素質を見出だす。
対立した事務所を辞め、個人事務所を立ち上げ、二人三脚でスタート。
苦労の甲斐あって、ミジンは映画にCMにと人気スターとなる。
が、そんな矢先、根も葉もない噂が立ち、ミジンはそれを苦に自殺してしまう…。
つい先日、韓国の某ヒップホップグループのメンバーが自殺未遂を図ったばかりだが、そんなタレント生命すら絶ち切る“ゴシップ”を題材にしたサスペンス。
韓国作品だが、ゴシップは何処の世界も同じ。
ゴシップや芸能界の暗部はリアルで恐ろしい。
そこに、韓国サスペンスならではのハードでヘビー級の作品になるのかと思いきや…
ミジンの死に納得出来ないウゴンは復讐の為、ゴシップの出所を突き止めようとする。やがて、芸能界だけではなく政界も絡む巨悪と対峙する事に…。
韓国のゴシップ記事“チラシ”。
それを統括する“情報会議”。
それらは実際に有り得そうでいいが(と言うか、実際にある…?)、話が政界や大陰謀にまで及ぶと、リアルなのか大袈裟なのか。
どうしてもフィクション感が出てしまう。
スリリングなエンターテイメントとして見ればいいが、韓国サスペンスらしく痛いシーンやゲスいクズどもは一応出てくるも、今一つ全体的に物足りなく、ユルい。
日本の芸能界も今、ニュースラッシュ。
超仰天の電撃婚の明るいニュースもあれば、闇営業で解雇や出るわ出るわの薬物常用者…。
勿論本作はフィクションだが、案外日本にも、それらゴシップを操作する闇集団が居たりして…?
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