劇場公開日 2015年12月5日

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「青春小説」アンジェリカの微笑み do_littleさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5青春小説

2016年1月31日
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オリベェイラ監督101歳の時の作品。中学生の時に、車輪の下やら、若きウェルテルの悩み、狭き門やら、ライ麦畑でつかまえて、など、など、読み終わった後、じれったい報われない感覚を思い出させる映画。しかし、そんな感傷に囚われたのは、中学生の短い期間だけだった。映像としては、重厚で、美しいのだが、映画としては、夜顔、家族の灯り、と比べて、つまらない。リカルド・トレパは、夜顔で、君は見かけによらず、賢いのだなと言われる場面があったが、やはり、演技に、軽薄そうな感じが、出てしまう。

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