マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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とにかくひたすらハッピーな気分
ただただ全編ハッピーオーラ満載の仕上がりでした。
静止画像で見るアンハサウェイは目鼻立ちが目立ちすぎてあんまりかわいく見えないんだけど動く映像でこの作品だとむちゃくちゃキュート。デニーロも昔の恐持て感を全然出さないやさしいシニアインターンをさらっと演じていて好感大。
話が上手すぎるけどまあOK。
この作品見るとつくずくBGMが重要なことに気がついた。とにかく流れる音楽が更に幸せ感をアップさせる。
幸福な作品でした。
カウチムービーとしても愛される良作かもね。
劇場で観なくてもDVDで借りてきてこれから長らく愛される作品になりそうで、特に女性起業家には、心のバイブル的として一家に一本って感じですね。
デニーロさんの眼光がとにかく優しい、立ち振る舞いにもスキがなく完璧なジェントルマン、そんな彼を軽く見てた若い社員も彼の経験スキルと優しさに惹かれていく、もちろん社長のアンさんも^^;
悪い人がまったく出てこないので、物足りない部分はありますが、心温まるハートフルムービーでした〜☆4
現代女性の願望かな?
心温まる不思議な友情。勇気と元気をくれる人間ドラマ。
【賛否両論チェック】
賛:主人公の人柄が好印象。抜群の演技力で見事に彼を体現しているロバート・デ・ニーロにも圧巻。ベンとジュールズの世代を超えた温かい友情にも、ホロリとさせられる。
否:ラブシーンが少しあるのが、どうしても気になる。
この作品の1つの見どころといえば、何といってもロバート・デ・ニーロ演じるベンのキャラクター。仕事は出来るのに、決して偉ぶらない。むしろ気さくでユーモアがあって、誰とでもすぐに打ち解ける。大抵のトラブルには全く動じず、どっしり構えて大人の対応。優しくて気が利いて、そしてオシャレ。まさに“理想的な大人の紳士”です(笑)。そんなベンのステキなキャラクターを、ロバート・デ・ニーロがコミカルかつ爽やかに演じています。シーンによって様々な表情を垣間見せてくれるデ・ニーロの演技に、まず是非ご注目下さい。
仕事と家庭との両立で思い悩み、何もかも上手くいかなくなりかけていたジュールズが、ベンの言葉に励まされていくうちに、不思議と自ら自分なりの答えを見つけ出していく様子が、印象に残ります。観ているこちらも、自然となんだか励まされるようです。
若干のラブシーンがあるのは気になりますが、それも許容範囲かと。男性目線では、
「ベンみたいな人間になりたい!!」
と感じると思いますし、女性目線では、
「ジュールズの気持ちに共感出来る!!」
と感じるかと思います。
デートでも勿論のこと、ちょっぴり幸せな気分になりたい時や、元気をもらいたい時に、是非オススメの作品です。
映画館で見てよかた
隣の席の女性(ひとりで見に来ていて、ポップコーンを食べながら見ている)が途中ですすり泣きをはじめた。アン・ハサウェイが夫の浮気に苦悩し、ロバート・デ・ニーロに訴えるシーン。えっ、でも、この映画って、そういう映画? 泣くための映画?
びっくりしたなあ。
そのあともアン・ハサウェイの感情の起伏に合わせて泣いている。
うーん、この映画はキャリアを築いた女性の恋愛苦悩映画だったのか、と私は考え込んでしまった。
もし、そうなのだとすると、これはかなり手の込んだ「恋愛」である。アン・ハサウェイは結婚していて、こども(娘)がいる。彼女自身は誰か新しい男を好きになる、というわけではない。専業主夫(育メン?)をやっている夫が浮気をする。そのことに苦しむのであって、彼女自身が誰かを好きになって苦悩するのではない。自分のなかの、抑えきれないときめき(感情)に、自分を見失うわけではない。
こういうときでも、やはり「恋愛」なのだろうか。女の恋愛は、いま、好きな男を獲得するということがテーマではなく、好きな男をどこまで自分につなぎとめておくか、ということがテーマになったのか。
ほおおっ、と思った。
で、これが「仕事」とパラレルになっている。
アン・ハサウェイは自分でアパレルの仕事をはじめ、企業にまで育てた。拡大のスピードが速すぎて、もう彼女だけでは経営を把握しきれない。そこでCEOを雇い入れることにする。雇い入れるといってもCEOがくれば、彼女がその指揮下に入ってしまう。簡単に言うと「部下」になってしまう。これは、ようするに好きな仕事(恋人)を他人に奪われること、「失恋」に似ている。夫の浮気は、夫が恋をしたのか、相手の女が夫を奪ったのか、まあ、どっちでもいいが、夫が他人のものになるという点で、CEOとアン・ハサウェイが築き上げた会社の関係に似ている。
こういうこと、つまり、自分が築いてきた会社をだれかに乗っ取られる(?)という苦悩は、これまでは男社会のものであった。それが女の起業家の問題になるくらいにまで女性の社会進出が進んだということを、この映画は「恋愛」と重ね合わせる形で描いているのである。
隣の女が泣かなかったら、このことに私は気がつかなかっただろうなあ。単なるコメディーと思って映画を見つづけただろうなあ。
ロバート・デ・ニーロがもういちど会社で働いてみる気持ちになる。自分よりはるかに若い世代といっしょに働き、とまどい、そこに「笑い」が生まれる。その「笑い」をロバート・デ・ニーロがさまざまな表情で彩って見せる。そこにもし恋愛がからんでくるとしても、ロバート・デ・ニーロをアン・ハサウェイが好きになる、というようなことだと想像していた。
ところがねえ。映画はもっともっと「現実的」。70歳(ほんとうはもっと年を取っている?)のアン・ハサウェイに30代のアン・ハサウェイは恋などしない。ロバート・デ・ニーロにはレネ・ルッソという、それなりに年をとった女が恋をする。レネ・ルッソを登場させ(しかもセックスまで匂わせ)、アン・ハサウェイの「恋」なんか、最初から封じ込めている。
これは、これは……。
ロバート・デ・ニーロが出るから「古くさい」映画だとばかり思っていたが、(実際、ロバート・デ・ニーロの見せる表情の百変化は「古い」のだが)、これはこれまでのハリウッド映画の「定型」を壊したところで動いている。
まったく新しい映画なのだ。
マンハッタンではなく、いま急激に変化しているブルックリンを舞台にしているのも、「新しさ」を描くには重要なことなのだろう。
それにしても。
もし、映画館で見なかったら、つまり隣に若い女が座り、その女がアン・ハサウェイの感情の動きに合わせて泣かなかったら、このことに私は気がつかなかっただろうなあ。アン・ハサウェイはわたしの好きな女優ではないし、ロバート・デ・ニーロは嬉々として演じているが、その表情には新しいものがあるわけではないし、せいぜいが★2個の映画である。
でも、映画館で見て、あ、そうなのか、と気づかされた。他人の見方に反応して、私自身の見方が変わってしまった。映画館で映画を見る楽しみは、こんなところにもある。
ハンカチを持った紳士が素敵な、観賞後ほんのり幸せな気分になれる作品
社会的に成功した女性の喜びと苦悩をテーマにした作品だけど、主人公に感情移入してもさほどストレスなく観ることができる、気晴らしに良い作品だった。
アン・ハサウェイのあの愛嬌のある顔と、一生懸命なキャラクターがワンマン社長の"ジュラード"を憎めない可愛いキャラクターにしていたし、ロバート・デ・ニーロの"ベン"は文句なしに素敵なキャラクターだった。このまっすぐで温かな"ベン"によって少しずつ変わっていく"ジュラード"をみることに喜びを覚える作品で、最後に2人が並んで太極拳をしているシーンではある種の達成感を得られた。
その間のいざこざは割と早急に片付けられた感が否めないけれども、それがこの作品では功を奏していて、テンポよく最後まで飽きずに観ることができた気がする。
また、注目していた衣装だけれど"ジュラード"の細すぎない現実的な体型、着回しによって確かに『プラダを着た悪魔』よりもぐっと身近に感じられるファッションだけれど、個人的にはあまりときめかなかった。
…オフィシャルには『プラダを着た悪魔』の続編ではないようだけれど、"アンドレア"が出世していったらこうなっていたんだろうな、と想像できるストーリーでまた『プラダを着た悪魔』を観たくなる。
めっちゃ良かった!!
快晴!!
すごいと思った
成功を収めた豊かなコミュニティーの普通のお話しです。特別な深みなどもほとんどありません。見終わった後は、ほとんどのことを忘れてしまう気がします。
しかし、なんかすっごく面白くて、久々時間なんか気にすることなく、あっという間に終わってしまったなぁという印象。
その昔、映画「雨に唄えば」を見て純粋に面白いなッ!という記憶が蘇りました。この映画も、ストーリーと展開こそまったく違えど、目指しているところは一緒なんだなと思いました。エンタ超大国の恐るべき実力を思い知らされました。
正直な話、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ、(あと子役)以外は本当に脇の脇でしかないような映画なんですけれど、この2役(と0.5役)がなんと強力なことなのか!絶対的エースと不動の四番がいて、その実力をみんなが信じ切って一つの目標に向かって突き進んで、ついに大きな勝ちをつかみ取った、といったところでしょうか。
2009年の81回目のオスカーでヒュー・ジャックマンと共に歌って踊ったアン・ハサウェイに共感して以来、好きな女優の一人となっています。よくもまぁあんな白々しい演出をさらりと自然に格好良く演じきって、見ているものに大きな感動を与えることができたものだと、ただただ感心するばかりだったなー
そして泣く子も黙るようなデニーロはというと、キャリアから比べたら非常に軽い演技をこなしていた印象で、見事に映画の中になじんでいました。デニーロという人は、どの映画でも、なんか画面の中に見事に染まっている印象なんだよな—
絶対に見なければならない、というわけでもない、清く正しき映画です。自分がどんな姿勢で見ていようが、隣や前や後の人間が何を食べて何を話していようが気にならないくらいあっという間に時間が過ぎ去っていくことでしょう。そして見た後はすぐに忘れ、一回切りの満足感を得られることでしょう。
キャストは素晴らしい
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