「インドに行ったんだから仏教学びなさい。」マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
インドに行ったんだから仏教学びなさい。
映画は良作なれど鑑賞後の想いは複雑、そんな一本。
「人は幾つになったら欲を捨てられるのだろうか」
自分と比べたら、映画の中の老人たちのほうが100倍ギラギラしていて哀しくなった。
前作は未見なれど、今なら観ておいた方が自分に良いのではと思い鑑賞したが…結果撃沈。
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」と続けて、だったのも悪かったのか。
映画自体は前向き、多少というか大分にサニーが下衆過ぎてイライラするが。
「老いて尚枯れず、死ぬまで現役」という貪欲祭り。
老人には応援歌となる良い作品なのだけれども。
「老いては子に従え」って言葉も有るよね。
観て楽しみながらも、そんな複雑な気持ちになってしまった。
知人の「私は年寄りじゃない!」という言葉に、いやいや65過ぎたらおばあちゃんだよ十分にと思ったことを思い出す。
否定はしないけど受け入れにくいのも確かな作品。
前作を観ておかなければ。
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