キングスマンのレビュー・感想・評価
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成長物語+60年代スパイ物を超絶悶絶の演出で魅せる
ストーリー的には二本立て。
①少年の成長物語
②60年代スパイ映画へのオマージュ
それを「過激なアクション」「笑い」で演出した、超絶悶絶筆舌に尽くせぬ映画です。
①の成長物語は、いわゆる新兵ものに近いのだけれど、訓練過程がかなり過激。
いきなりの水攻め、パラシュートなしの降下とか。
これはこれで過激だけれど、それでも常識的な線。
②の60年代スパイ映画へのオマージュは、とにかくビックリ。
悪役が計画する悪事が世界的規模だし、クライマックスには悪役のドデカイ秘密基地も登場するし、それを過激なアクションで魅せていきます。
その過激さ、一歩間違うと不愉快極まりない描写になるところを、ギリギリのところで持ちこたえます。
持ちこたえさせるために、中盤登場する大殺戮シーンは差別主義者の教会内だったり、終盤の大殺戮シーンは身勝手な富豪や政治家だったりで、こちらのほうはスッキリ感もあったりします。
途中、ビックリするような展開もあるけど、それは、シークレット。
Fantastic entertainment!
新しいスパイ映画!
今更ながら鑑賞
不適切にもほどがある!
ネトフリオリジナル『忍びの家』と比べて
やっぱりスパイ映画はこうでなくちゃ!としみじみ思わせてくれる映画。
防弾加工が施されたスーツやナイフが仕込まれた革靴、通信機能付きのメガネはもちろん、”紳士”を意識した防弾加工など色々小細工が仕掛けられてる傘や、猛毒入りの万年筆、手榴弾になるライターなど、幼心をくすぐる小道具が多く心躍る映画体験だった。
ネトフリオリジナルの『忍びの家』はミッションインポッシブルに足りず及ばずであったが、決定的に何が欠けているとすれば、手裏剣やクナイ、鉤縄に、キングスマンのように最先端の化学技術が応用されていないことであろう。そして国を裏で支えてきた由緒正しい集団にしては組織も服部家も金が無さすぎる。
花沢健吾の『アンダーニンジャ』を参考にすればよかったのに。。
忍びの家の話は全く関係ないのでこのくらいにしておく。
主人公の相棒が冴えない(しかし土壇場で役に立つ)というのはまあある意味映画の王道パターンであるが、キングスマンにおいてはせっかく生かしたパグが活躍する場を見れなかったのは残念。
頼りないパグがかっこよく主人公をサポートする姿が見たかった、、!
エージェント候補が何人かいて女の人が1番優秀というのも毎度のお決まりパターンで、大体の映画ではそのまま死んでしまうというオチまでがセットなので本作もいつ死ぬかとヒヤヒヤしていたがまさかの生き残ってびっくり。
登場人物が最小限に抑えられているのも見やすくてよかった。
バレンタインの携帯から特殊な超音波を出すことで人間の攻撃欲を煽り自制心を緩ませるというのはいささか無理があるように思う。しかし環境問題の為の人類縮小計画というのは勿論ありえない解決策だが、理にかなってはいるので、ミッションインポッシブルなんかでよくある「世界を支配するための核爆弾」などに比べたら全然納得出来る理由なのもよかった。
スパイ映画の新基軸
これは楽しい!アクションシーンもカッコいい。 悪役サミュエルがハマ...
想像以上に豪快爆笑な映画!面白かった!!
洒落が効いてて心地いい。
イカレとカッコイイの福袋
あけましておめでとうございます。
新年一発目は映画館ではなくサブスクでの鑑賞。
家でゆったりと見るのも正月の醍醐味ということで。
最高に面白かった。新年早々、大当たり。
ファーストエージェントの鑑賞のためにU-NEXTでレンタルをして見たが、たまらなく好み。こんなにも面白いスパイアクション映画があったのか!これから洋画のオススメを聞かれたら、しばらくはこの作品を挙げるだろうな。邦画だったら「彼女が好きなものは」ですね。
とことんカッコイイ本作。
設定、格好、武器、キャラクター、内装、機械、雰囲気、小道具、何から何まで紳士でなんだか憧れる。こんなに魅力的な映画どうやったら作れるんだろう。どこを取っても面白いし、抜け目がなくて爽快で気持ちがいい。ちょっと疑問点も残るが、カッコイイが爆発していて本当に良かった。
最初は少々不安になるが、この映画は常に上り坂。1度も垂れることがなく、徐々に面白くなり終わり方も完璧で最高の映画だった。理解しにくい話なのかなと思っていたが、意外とわかりやすい。説明だらけという訳でもないし、気軽に見れるというのが好印象。人におすすめできる最たる理由ですね。
R15指定だと知った時から、グロいもの好きとしてはどんなものを見せてくれるのだろうかと期待していたが、期待以上のグロさとイカレ具合でツボを押された気分でした。見せ方が非常に上手い。初っ端から引き込まれるグロさ。自分で制御できていない描写は思わず「すげぇ...」と口ずさんでしまうほどよく出来ていた。音楽もカメラワークもめちゃくちゃ良い。花火のシーンはテンポ感と残酷さにめっちゃ笑ったし、そこからのキレッキレアクションには大興奮。こんなにグロいのにこんなに笑えてテンションが上がる映画は未だかつて無い!
映画や社会を皮肉ったりしながらも、現代の問題をテーマにストーリーを展開。かなりぶっ飛んでいるけど、かなり深いテーマ。話の面白さはもちろんのこと、悪役がいいキャラでやってることは中々残虐だけれども、性格とか苦手なものだとかがすごく好感をもててその点でも面白かった。
これは映画館で見たかった。
ファーストエージェントは絶対に映画館で見なきゃ。
本作の続編を早く見て映画館で新作を見よう。
素晴らしい映画でした。
アーネスト・ヘミングウェイのセリフ、ダー子も言ってたな。
【Manners maketh man】
この「キングスマン」の面白いのは、“マナーこそ人たらしめる”の古典的なイギリス英語表現”Manners maketh man”を使いながら、戦う相手は、伝統的な選民思想の連中という皮肉のたっぷりのストーリーであるところだ。
選民思想は、人種主義や民族主義、或いは、宗教原理主義、国家主義の背景にデーンと存在する考え方だ。
こうした連中は、かなりドンパチ好きなんだけれども、内容は厄介だ。やっつけられるのは自分達なのだから😁
(以下ネタバレ)
この作品が作られたのは、もう7年近く前になるが、実は、リベラルなポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)もかなり盛り込まれている。
先進国の白人を中心にした選民思想の連中を煽(あお)り、人類こそウィルスだと喧伝し、ほとんどの人種をカーネイジ(大虐殺(ヴェノムふう言い回し))しようとするのは、サミュエル・L・ジャクソン演じる黒人IT起業家だ。
そして、最強の右腕兼ボディーガードは、女性のハンディキャップ。
さらに、キングスマンの選考会で、最後に残ったのは、女性のロキシーと、労働者階級出身のエグジーで、ハイソの白人男性は選ばれない。
もう、レイシストなんかの連中は発狂しそうな設定だ😁
それともう一つ。
この作品は、評論家連中が指摘しそうなところを逆手にとって、言い訳のようなものも用意している。
それは、人を殺しまくって残酷だという点だけれども、ペットの犬は殺しません…という、動物愛護精神を提示している。
実際、映画公開後の評価では、面白いけど残酷過ぎだというものだった。
まあ、何というか、皮肉たっぷりさな上、人を喰っている感じだけれども、実は、綿密に構成されたアクション・ポリコレ・コメディなのだと思う。
あの傘と、防弾スーツは欲しいよね。
ハリーは残念だったけど……。
明るく笑える殺人スパイ
間もなく新作公開なので予習。
片っ端から全員を惨殺していくシーンなのになぜか笑顔で観ていた。
ルークとマスターウィドウが幻の初対面でワクワクしたと思ったら、次々と現れる刺客。竹の如く真っ二つに割られる人。
バターのようにスパスパと斬られる腕や足。
色とりどりの花火は目の前でだったら圧巻だろうなー。
コリンファースって頼りない役ばかり観ていたので、スパイ役で初めて見る俳優みたいでした。
タロン、役柄がぴったり合ってる!
切羽詰まっているのにジョーク飛ばしあったり、アクションがブラックウィドウのような派手派手しさで見入ってしまいました。
ロキシーともう少し絡んで活躍して欲しかったけど、苦手な高所作業をすることに意義を持たせたのかな。
思ったよりずっと面白かったです。
つづきも楽しみ!
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