しあわせはどこにあるのレビュー・感想・評価
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幼い頃は幸せはキラキラしていた。 だが、大人になると幸せに怖さを感...
幼い頃は幸せはキラキラしていた。
だが、大人になると幸せに怖さを感じる。
簡単には手に入らないと知ったから?
何かを失わなければ手に入らないから?
手に入っても、いつ失うかの不安に駆られるから?。。。
それでも求める「幸せ」って?
けど、そんなことで悩めること自体が幸せの証拠なのかな。。。
このロードムービーは、世界を見れると同時に世界の人に出会える。そんな人たちに手渡しで貰える幸せはとびっきりにキラキラしていたよ。
ほっこり…デート向け
宗教臭い映画かと思って敬遠していたこの映画。
そんな事はなく、のんびり笑えて泣ける(泣かなかったけど)映画でした。
内容的にはコメディタッチのロードムービー。
緊迫するシーンにもワンポイント的にかわいいシーンがあったりと見ていてハラハラしない。安心して見れる映画。
ただし、主人公以外の人物描写が薄い。
周りの人達どーなったの?みたいな。
自分の幸せだけが大事なの?と問いたくなるそんな箇所もある。あと30分長くてもいいから他の登場人物についても言及して欲しかったな。
3.4
まあ楽しめた。コメディとしては中の上。幸せとはなんなのか、この物語の醍醐味をなんか結論付けてしまっていて少し幼稚であった。さいごもっと上を見ろと言われて終わってもいいと思う。ても普通に楽しめたからよかった。
身を切る笑い
サイモン・ペッグだからと駆けつけて、思わぬ拾い物をした一本。
個人的には「自分探し系」の映画は苦手だし、今観るのがシンドイのだが。
それを越えて幸福感を貰えたのは見事だった。
ペッグ君の芸達者ぶりは前提として。
物語は凡庸ながら、ヒネリと小ネタと小細工の効いた小粋な演出が全てを持っていく。
物凄く上手く、主演の特性を活かした作りだったのが凄く良かった。
中国、アフリカ、ロス…アレ?
インドへはいつ行ったのだろう?
凶女ロザムンドが、今回もおっかない女性を怪演しているのも◯。
(年寄りほど、傷が多いほどこの人が怖くなるのは名優だって事だね。)
正直、サイモン演じるヘクターが、自分そのまんまで哀しかったよ。
大人になれないんじゃ無くて、自我の外にある自分自分のエゴの大海が恐ろしいのです。
ともあれ。
R40世代は、男女問わず一見の価値アリな作品。
エイミー
仕事の疲れがたまっており、序盤15分眠ってしまったことが悔やまれる(笑)
それぞれの幸せへのメモをはじめとした随所にウィットに富んだネタが多く、イギリスらしいセンスのよさが溢れていた。
みんな幸せになる義務がある。
撃たれたネズミくん以外はみんなハッピーエンド、3年後辺りにBSプレミアムで放送されるんだろうなー。
個人的には、内科や外科は必需品、精神科医は贅沢品、豊かな国ほど精神科医の需要が増えるという言葉がグサッと来た。
しあわせになりましょう‼
見る前から落ちはわかっていても、単純に楽しめる映画❗
精神科のお医者さんって、何を考えているのかな?って思って見たのですが、やっぱり大変そうですね。
これを見て皆さんもしあわせになりましょう
もう!男の人って、こんなに回り道しないと分かんないんですか!?
ARE YOU HAPPY ?
ヘクターの質問に、別れ話を切り出されると思って泣き出す、アラレちゃん眼鏡のクララ。
ヘクターはクララとの結婚、家庭を築くことに消極的なんです。
私はかなり、前に観た映画のキャラを引き摺る方ですが、パイクさん可愛い!と「ゴーン・ガール」を忘れて思ってしまいました(ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!も)。
アラレちゃん眼鏡で泣くパイクさん、嬉しくてスキップするパイクさん、自分のお尻をペチッって叩くパイクさん、全部可愛いんです。
レイチェル・マクアダムズは、いつまでも歯にチョコレートがついて見えるのに(映画"ミーン・ガールズ"のトラウマです)、どうしてなんでしょう?
実はこのクララも、美人で頭が良くて気が利いて……、若干「ゴーン・ガール」のエイミー的な"完璧でありたい女性臭” がします。でもそこを健気で可愛いと見せるのは、傍にいるヘクターの真面目さかもしれない。
サイモン・ペッグが、こんなに人間味があって可愛い男だったなんて知りませんでした。
勿論、今回も沢山の小ネタに溢れています。
そしていつものように"男の甘え"を前面に押し出しています。
でも、中年期へ向かってるのに少年の心を持ち続けるヘクターの戸惑い、昔の大失恋を引き摺るちょっと情けない姿、でも真面目に"幸せとはなんぞや?"と探し求める姿に好感が持てます。
だからクララ役のパイクさんが、エイミーには見えない。だって、このヘクターには、しっかり者のクララが必要だもの!ニック(ベン・アフラック)とは違うから!
"幸せを探す"と言って旅に出るヘクターですが、それはクララの元に戻ることが前提です。なのでこの旅は"探す"のではなく、満ち足りた単調な今までの生活の中の、確かな幸せを"再確認"する旅だと思いました。
テーマはストレートです。真っ直ぐ過ぎて、突き刺さります!
一見捻りがないラストに、退屈だと思われる方もいるかも知れません。でも幸せってストレートなもんなんですよ。あらためて思いました。
アンナ・カレーニナの冒頭の「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」です。
捻りなしなお話ですが、豪華メンバー(クリストファー・プラマー/ジャン・レノ/ステラン・スカルスガト)による、(終わってみれば)笑い話な各国の面白エピソードが、本作を味わい深いものにしています。
また旅のお供にと、クララがヘクターにプレゼントした手帳がアクセントになっている。
自分の変顔写真を貼って「旅の思い出でこれを一杯にしてね」って。
クララって、なんて可愛い人!
だって、患者の為に幸せはなんぞや?を探しに行くというヘクターですが、つまりクララとの生活に幸せを見出してないって遠回しに言ってるんですからね。
本当にヘクターってばお馬鹿さん。でも可愛いけど。
でもヘクターはその手帳に、各国で思ったことを書き連ねています。
例えば"比較することは幸せを台無しにする"とか。
"幸せとはありのままの姿で愛されること"とか。
本作はそんな、説教臭くない緩くて暖かい、人生のヒントにも満ちています。
大人になりきれない、中年男子は必見。
そんな男子を「もう、お馬鹿さんねっ」って眺めてる女子は必見です。
映画の評価は、その方の知識、経験、そして何より、その時の精神状態で大きく左右されると思っています。
なのでもし本作が心に響かなかったら、きっとあなたは若すぎるんです。
10年後に観ることを、強くおすすめします。
美人で優しくて気の利く彼女と暮らすカウンセラーの主人公は、一見成功...
美人で優しくて気の利く彼女と暮らすカウンセラーの主人公は、一見成功しているのに幸せじゃないと感じて、幸せとは何ぞや、と世界中を探し回る、主人公以外は豪華な出演陣の、ドタバタコメディ→最終的にはロマコメ。小ネタもあって、上手く出来てます。チベットで出会う老僧は日本人です。
英語話者はどこに行っても母語で済ませられて、いいよね〜
大冒険ストーリー!?お目当ての財宝は"しあわせ"
「LIFE!」や「エリザベスタウン」女性ものなら「食べて、祈って、恋をして」の系統にあたるよくある自分探しモノ。この系統は案外好きなジャンル。
仕事の意味を見出せなくなった主人公が絶体絶命のピンチにも遭いながらも上海、チベット、アフリカ、LAと「しあわせ」を探しの旅をしていくストーリー。
作中にもインディジョーンズやタンタンの冒険の話題が登場したり、主人公は探検家の格好だったりとわざと冒険モノっぽいつくりに仕上がっているのでワクワクしながら鑑賞できるのではないでしょうか。
チベットへはどうやって行ったんだ?
最後はタイトルで連想される某有名作品の結末に収束する訳で、そこは意図しての命名だと思われるのでとやかく言わないのですが、そこに至るプロセスで主人公に感情移入が出来なかった。
一つには、私自身が鬱病で心療内科にかかったことがある、という点。
移動などのコミカルな表現も悪くなく、ご都合主義的な展開もまあいいかと思いはするものの、自身は冒頭で笑いの対象にされている側だったりする訳で。
患者の訴えを適当に聞き流してストレスを抱えて、患者を放り出して長期間の一人旅。ひょっとしたら実際のお医者さんもそういう状態なのかもしれないけど、その主人公の設定がどうも受け付けない。
もう一つは、主人公は庶民の代表のような描き方をされているが、お医者さんなのである。決して地位を捨てて当ての無い旅に出た訳ではなく、家には彼を待っている彼女もいるのである。
そういう旅行をやってみたいと思いながらも、仕事持ちの庶民にはなかなか出来ない。そこが引っ掛かる。
そんなわけで結局、最後も納得出来たような出来なかったようなで終わってしまいました。
で、表題件。
最初の方のエピソードでチベットに行くシーンがあったのですが、あれはどうやって行ったのでしょう?
まさか、中国から「山へ行こう」で、すぐに行ける想定なのでしょうか?
難民がどうのというセリフもありましたし、本土ではなくネパールかインド側だと思ったのですが…
王道の映画
特徴のあまりない主人公のドラマチックな映画です。
たくさんの人が登場し、たくさんの幸せを教えてもらい楽しい気分になれます。終わり方もどこか新しいような感じがして良かったです。
お医者さんは偉大だなと気付かされました。
誰が見ても面白い
絵の上手い主人公のハッピーな映画でした。
自分探しの旅
精神科医は「患者との距離感が大事」ということをある人に聞いたことがあります。
距離が開きすぎると信頼されず、近すぎると独特のワールドに引き込まれてしまう。
ヘクターもある日爆発してしまうのだが、それがきっかけで旅に出る。幸せを探しに…。
多くの人が憧れて叶わないあてのない旅であるが、自分が行ったつもりでハラハラしながら観られました。
解釈が難しいところもありましたが退屈せず面白かったです。
でも、あての無い旅って現実的には金もかかるし、仕事も休めないし難しいですね。そんな旅ができるヘクターさんは充分幸せですよ(笑)
百聞は一見に如かず。世界を知って分かる、本当の“幸せ”。
【賛否両論チェック】
賛:様々な出逢いを通して、自分の身近にある幸せを再認識していく主人公の姿が清々しい。色々と教訓になる格言も多数登場。
否:思いのほか難しい話や下ネタ、暴力シーンなどがあり、デートや家族での鑑賞は不向き。
イメージとしては、ベン・スティラー監督&主演の「LIFE!」を、もう少し難しくした感じでしょうか。平凡すぎる毎日に、幸せを見失ってしまった主人公が、旅先で出逢う様々な人々や困難に仰天しながらも、その度に新しい価値観を知り成長していく様子が、新鮮かつ清々しく描かれます。彼が最後に辿り着く“幸せ”に対する答えも、少し難解ではありますが深いです。
暴力シーンやラブシーンなんかも結構ありますので、お子様やデート向きではなく、退屈な日常に病み始めた大人の皆さんの、処方せんとしてオススメの作品です。
人間味に溢れるサイモン・ペッグの魅力爆発な作品。
特筆すべきはサイモン・ペッグの人間味に溢れる魅力。
古い友人に寄生される普通……いや少し……いや大分駄目な男。
優秀過ぎて周りから疎まれる、空気が読めない男。
破天荒だが過去の栄光から逃れられない男。
“(色々な側面で)駄目な男”を演じさせたら天下一品。
本作でも過去に囚われ成長しきれない“駄目な男”を熱演してました。
話自体はオーソドックスなベタな話。
日常に辟易とした精神科医が「幸せとは何か?」を調べる旅に出る。
近年の作品では映画「LIFE!」を想起させますが。
よりライトで、より人間臭く、よりハッピー。
展開の端々にご都合主義を感じない訳では無いですが。
サイモン・ペッグの人間的魅力が何とかかんとか話を成立させています。
脇を固める俳優陣も少数ながら豪華な面々を用意しており、オッ!?という驚きがありました。
長年の相方役のロザムンド・パイク。
映画「ゴーン・ガール」を想起させ若干の違和感を覚えましたが。
彼女本来の世話焼きかつ何処か我慢している雰囲気が適役でした。
あと“全裸でアンテナ男”で有名なステラン・スカルスガルド。
ジャン・レノ、クリストファー・プラマーがシレッと出ていることに痺れました。
人間味に溢れるサイモン・ペッグの魅力爆発な本作。
世界旅行を前提とした大規模な“2時間ドラマ”的な慰安旅行感があるのは否めませんが。
また世界各地で英語が自然に通用する“不自然さ”はありつつも。
各所で地元民を虜にするサイモン・ペッグの言語を介在させない交流はグッときました。
また主人公ヘクターの少年時代を大事に何度も描いた点は好感が持てました。
ベタで斬新な設定は無いものの普通に面白い。
オススメです。
サイモンペッグ、味がある。時に、いろんなことがわからなくなるときも...
サイモンペッグ、味がある。時に、いろんなことがわからなくなるときもあるけど、平和な生活のありがたさ、日常の幸せを感じられました。
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