ゴッド・ヘルプ・ザ・ガールのレビュー・感想・評価
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話としては物足りないが
音楽も良かったし画も良かったが、内容はもう少し欲しかった。だけど最初からアルバムのミュージカル映画化って言ってるからなあ。映画としては物足りなく、ミュージカルとしては曲調の変化が足りない。MVとしては長すぎる。でも、それほど酷いとも思わない。
キュートでポップな世界観
宣伝でも言っていた通り、「キュート」「ポップ」の言葉がぴったりの作品。
どのレビューでも言われていますが映画よりもMVに近いです。フランス映画のような誰かの人生の一部分を切り取ったような印象を受けました。アメリカ英語じゃないこともあって、全体的に上品な感じ。
ストーリーとしてはいろいろツッコミどころはあるものの、ミュージカルなんだと思えば可愛い音楽が多く楽しめると思います。DVDは買わないだろうけど、CDは欲しいかな。
ミュージック・ビデオっぽい
「こういうテイストの映像みたことあるなあ」と思ったんだけど、ミュージック・ビデオだね。
一応ストーリーはあるんだけど、曲が流れ始めるとミュージック・ビデオのテイストになるから、そこはちょっと夢見がちな展開になんの。
イギリスっぽいというのか、スコットランドっぽいというのか、可愛い映像が続くから、観てて楽しいね。
キャシーを演じたハンナ・マリーが可愛かった。
イヴが「キャシーを呼ばなきゃ」って言って、ジェームズがキャプテン(犬)に呼びにいかせるところが良かったなあ。
カヤックシーンが好き
高い前評判を聞き劇場へ。(サービスデー満席。女性が8割位)
自分はベル・アンド・セバスチャンもスチュアート・マードックの音楽も知らなかった。それを聴いてから映画を観るべきだったかもしれない。
いってみればインディミュージカル。スチュアートという人の音楽とセンスを楽しむ映画という感じ。なのでこの人に関心がなければ映画単体ではちょっと厳しい…
とはいえ全編に流れる曲は素晴らしいし、ファッションや女優を楽しむにはいいかもしれない。主演のエミリー・ブラウニングはちょいクセあるタイプ(自分は苦手…)ハンナ・マリーの方がずっと好みであった。
重めのテーマもあり底抜けに楽しいって感じでもなく、やはりファン向けと考えたほうがよい映画でしょうかね。
MV2時間はつらい、
ストーリーに脈絡はなく、会話劇の面白さがあるわけでもなく、誰にも感情移入ができず、映像はポップだが、場面ごとにテイストが違うことをやっていたりで作品としての統一感がない。ベルセバのMVを2時間ひたすら見させられているという感覚が一番しっくりくる。学生映画のよう。
映画としてはツライ。
音楽は間違いなく良いので、割り切って見るべきか。
あの頃の僕に出会うおしゃれ映画。
エミリー・ブラウニングって、「エンジェル・ウォーズ(何この邦題!)」の子ですが、こんなに歌が上手いとは知りませんでした!
レトロファッションに身を包んだエミリーの可愛いこと!
マンマミーアとか、踊るアイラブユー♩のようなハイテンションとは違った、ゆったりとしたお洒落ポップなミュージカルです。
こんな私でも心の中に少し残っている、柔らかい箇所をぎゅってされる感じ。
本作はガールズ・ムービーと紹介されることが多いのですが、そうではないと思います。
繊細で可愛いイヴと、ちょっと天然入ってる元気なキャシーの間で、もやっとしている僕=ジェームズ視点の物語だと思います。
音楽活動をしていく中で、イヴに恋心を抱くジェームス。思わず感極まってちゅーしてしまう場面があるのですが、イヴの反応に私ですら凍り付きました。
「what's the point?」
えー!ちゅーした相手に、「それなんか意味あんの?」くらいに言われるなんて!
この感じ、"あの頃の僕"じゃないですか?
本作はガールズ・ムービーにあらず。"あの頃のもやもやした僕に出会う"映画です。
(感性の鋭い)男性の方、是非!
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