わたしの、終わらない旅のレビュー・感想・評価
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監督の、亡くなられたお連れ合いと亡くなられたお母さまに背中を押されて奇跡的にとれた映像。。。必見映像です。
元米軍兵士だったお連れ合いをなくされてから、その原因として枯葉剤被害の問題を映画にしてこられた坂田雅子監督が、311後福島の被害に向き合う中から生まれた映画。
福島にたって、「ビキニの人たちは今どうしているのだろう」とふと思ったことから、世界中の核被害を訪ね歩くこの映画の構想は生まれたそうです。
写真家だった亡きお連れ合いと訪ねたマーシャル(その中でも一番いくことのむずかしいキリ島)に奇跡的な偶然で取材することができたり、亡くなられたお母さまが残した資料からフランスで作られた貴重な映画「ラ・アーグ再処理工場」にたどりつき、関係者に取材するなど、様々な人の後押しがあって実現した貴重な映像の数々です。
今その価値を十分にわからなかったとしても、時間がたったあとに、改めてこの映像の価値が見えてくるような。。。映画ですので、少しずつ上映の場がつながっていってほしいと願っています。
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