「携帯依存症に捧ぐ啓発?映画」セル オレさんの映画レビュー(感想・評価)
携帯依存症に捧ぐ啓発?映画
携帯電話から発生した怪電波によって人々がゾンビと化してしまった世界で、マンガ家のクレイトン、地下鉄車掌のトム、クレイの隣人で母を殺めてしまったアリスら3人がクレイの妻と子どもを探して旅路を進める様子を描いたパニックスリラー。
原作スティーブンキング、主演にジョンキューザック×サミュエル.L.ジャクソン。
まさしくあの迷作1408号室のキャストが集まったわけでもある今作品。
1408号室のわけのわからなさはいうまでも無しだが、やはりスティーブンキングのネームバリューには負けてしまうと鑑賞笑。
まず冒頭のスピード感が異常。
突然もの凄い音量の不協和音が流れ出し、携帯を使用していた人々は泡を吹く、奇声をあげる、頭を壁や床に打ち付けるなどもう大暴れ。終いには飛行機内でも異常事態発生したようで墜落した機体が空港に直撃し、開始10分そこらで空港大爆発。
多分そんなシーンじゃないだろうけど大真面目に空港が吹っ飛ぶシーンのシュールさに思わず爆笑した。隣の人も笑ってたから多分自分の感性はおかしくない。はず笑。
"ヤツラ"が音楽を聴かせるとほとんど動かなくなったり、黒幕にクレイが描いたマンガのキャラクターの赤フードの男を匂わせたりとキングお得意のミステリーホラー要素たっぷりだがやはり全部綺麗に解決しない笑。
正直後半は謎and謎。むしろこれ原作でどんな表現してるんだろうって気になるレベル笑。
しかし前にも言ったことあるかもしれないがジョンキューザックのアホ面、すごい好き笑。
ラストのわけわかんない暗闇の中での電波塔中心に回り続ける"ヤツラ"と化してしまったクレイ、めっちゃ似合う笑。
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