PKのレビュー・感想・評価
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掛け間違いはどこから?
宗教大国のインドで宗教問題を提示した映画。
す、すごい。
問題を指摘しつつ、批判しつつ、否定はしない。
主人公を人間外と仕立てるところも秀逸。
神様はどこにいるの?
僕はどの神様にお願いをしたらいいの?
最後には答えをしっかりとくれる映画もなかなかない。
見終わる頃には涙が流れてました。
満腹指数が高く、とてもいい映画です。
素晴らしい!!
非常にデリケートだけど、すべてを司るこの問題を“宇宙人”をとおして巧妙に描いている。
「きっと、うまくいく」同様
根本はかなりの社会派なのに、笑いと感動を交ぜることでエンターテイメントに仕上げるラージクマール・ヒラニ監督は本当にスゴい!!
そして、やっぱりアーミル・カーンは
ホントにすげぇ!!
社会派のエンタメ
インド映画らしく、歌って踊って。SFだし、ラブコメだし、笑って泣いて。
でも、観た人が泣けば成功と思ってる映画じゃないと思うんです。
根底にあるのは現代の社会問題。宗教(に限らず、思想とか民族とか国とか…)が、人々を引き裂き、傷つけることへの怒り。人と人の絆に対する強い信頼。
なぜ今、この映画を作ったのか?
何を伝えたいのか?
がはっきりしてる映画が好きなので、満足でした。
でも「きっとうまくいく」の方が好きかなぁ
だから4で。
非常に惜しい(>_<)
個々の要素は最高だったのですが、
最終的な全体の構成、セリフの味わい度、
ネタの詰め込み度、楽曲の完成度、
伏線回収時のひねり具合、どんでん返し度、、
どれも「きっと、うまくいく」より低かった
気がします。
アイデアと設定、展開の妙はさすが!
と言えるのですが、何でしょう、、残念です。
が、役者陣は最高でした。アヌシュカ激カワ!
個人的には、少し若くした吉瀬美智子さんに
石原さとみのアヒル口をくっつけた感じの
インドの女の子やなと思ったけど、これって
すごくないですかね?
アーミルカーンにはやっぱ、もう少し
かっこいいシーンを作ってほしかった!
「きっと〜」のかっこ良さは尋常じゃなかった
ですからね。
音楽の洗練度もほんま凄いなって思うんですが
今回、曲数がちと少なかったのと、
アーミルのテーマ曲が毎回アレンジなしなのが
気になりました。ヒラニ監督ならもっと凝って
くるんじゃないかと期待してただけに残念です。
今回、製作にかける時間が前より少なかったのか
なと思いました。いろいろな制約があって
完全に納得がいくまで時間をかけるのは難しいと
思うのですが、ヒラニ監督には本当に時間をかけて
製作させてあげてほしいなって、ほんま思います。
だってこんなに凄いアイデアと役者が揃ってるん
だから、マジ惜しいです!(>_<)
次回作に期待してます!
お見事!これぞ名人芸‼︎
(そういえば…、と思い出したので、ひとこと追記。
今年の春頃に公開されてたフランス映画『最高の花婿』をあわせて観るのもあり、ですね。この作品も日本人にはなかなか実感できない切実な差別や宗教の問題をとても上手に描いていました。)
SF的なトンデモ設定と独特のユーモアセンスによって、描き方によってはあらゆる方面から攻撃されかねない題材を、とても巧みに、しかも正面から取り上げながら、“楽しく魅せる”映画に仕上がっています。映画における名人芸ってこういうことか、と納得。
導師とその教団も決して特別に腹黒・凶悪というわけではなく、どの国にも、組織規模の違いはあれ、必ず一定数は存在していそうなだけに、TV番組でのあのやり取りも真に迫る現実感がありました。
終盤の20分ほどは、名人の演出技になされるがまま、心地良く泣かせていただきました。
インド映画、今まであまり馴染みがなかったのですが、実に奥深い作品。出逢えて良かったです。
PK、フォーン・ホーム
インド映画の『PK ピーケイ』は、監督のラージクマール・ヒラニと主演のアーミル・カーンは『きっと、うまくいく』のコンビ。あの映画も面白かった。
留学先のベルギーでパキスタン人青年と恋愛をし、悲恋の末に帰国したジャグー(アヌシュカ・シャルマ)。
テレビ局に勤める彼女は、ある日、電車内で「神様を探しています」というチラシを配る青年(アーミル・カーン)を見かける。
これば番組のネタになると思った彼女、留置場に入れられた「神様お探し青年」のこれまでの話を聞くと・・・
というところから始まるハナシだが、巻頭から「神様お探し青年」が実は宇宙人であることが示され、宇宙船を呼ぶためのリモコン装置を盗まれて取り返そうとしていることがわかる。
リモコン装置の行方を尋ねたところ、「そんなことは、神様にきけ!」と一喝されたことで、「神差が探し」が始まったというもの。
ありゃりゃ、無垢な者が、その無垢さにより世間に影響を与えるというハナシは、1979年のハル・アシュビー監督『チャンス』を彷彿させるが、インド映画だけあって泥臭い。
泥臭い上で、さまざまな神様を信じていることの矛盾と、神を利用している宗教屋の胡乱さを、かなり直球勝負で描いていて笑わせられる。
そんな神様ネタが全面に繰り広げられるが、骨子的には『E.T.』にボーイ・ミーツ・ガールものを絡めたもので、これまた直球だ。
短躯マッチョの体型に、彫が深くてギョロ目のアーミル・カーンは、無表情で「ターミネーター」も思い出させるが、基本的にはバスター・キートンの線だろう。
冒頭に、ジャグーのベルギーの悲恋が延々描かれて、ありゃ?っと思ったが、これが大団円の伏線になっているあたり、脚本は結構うまい(とはいえ、予想はつくけれど、その予定調和的なところも好ましい)。
ということで、相当粗っぽいつくりだけれど、気分よく愉しめた一遍。
長すぎ
ストーリーは非常に面白い。しかし、日本人には理解しがたいギャグやミュージカル風のシーンが多すぎるため長尺。インドでは大抵のえいがでインターミッションがあるらしい。マサラムービー慣れしていない自分が悪いんだけどね。主人公が50才にどうしても見えない。
インド映画って初めて見た
歌って踊ってバカ騒ぎがインド映画の特徴って聞きましたけど、歌上手い!ヒンディー語だから何言ってるかは字幕の範囲でしかわかりませんが(^^;ミュージカル好きな人ならば間違いなく楽しめると思います。
ヒロインの女優さんがスゲー美人!またこの女優さん出る映画出たら絶対見たい!
インチキ坊主ってどこの国も一緒なんだなあ。なかなか皮肉の効いたスパイシーな笑いで良かったです!
・・・・。
「きっと、うまくいく」に負けないほどに評価が高いようなので、期待のハードルをがんがん上げて観に行ったのだが・・・・。
ほんとに評価平均4.2なの?
なんでか、皆さんがいうほどの感動がやってこない。
内容云々などよりも、そっちのほうが、どうした俺?って心配になってしまった。たぶん、今日は体調が悪かったのだ。
新・喜劇王
『PK』見に行きました!
たくさん笑わって最後は号泣必至!メッセージ性も強くて色々と考えさせられる映画でもありました。それにしてもアーミル・カーンは『きっとうまくいく』に引き続いて、素晴らしい役を演じてくれた!彼の登場はチャップリンの再来と言っても過言ではない!次回作も楽しみ!
笑えて深く切ない傑作です!
ハチャメチャな始まりから、深い内容に引き込まれます。笑いと涙の連続で、長い上映時間があっという間です。最後は切なくてめっちゃ泣きましたが、クスッと笑って終わりました。とにかくオススメです!
覚えたのは、優しい嘘
最初からまさかの展開だったけど、PKの純粋さが教えてくれたことはとてもキレイでよどみない。
あっ と気づかされるのに、どうして忘れちゃうんだろ。忘れないようにしたいな〜
前半の、PK登場後にしばらくダレるかなといったところ以外は大満足でした。二人のダンスもキレイで可愛い〜
次回作も楽しみ!
難しいテーマだけど…
全くのノーマークだったのですが、皆さんの評価が高いので気になり見てきました。
いや本当素晴らしい映画に出会えました!間違いなく自分的今年No. 1です。
皆さんの高評価はウソじゃなかった〜感謝です。
帰りに「きっとうまくいく」をレンタルしてきます。
予備知識なしで鑑賞。 いきなりのSF設定にびっくりさせられて、イン...
予備知識なしで鑑賞。
いきなりのSF設定にびっくりさせられて、インド映画特有のミュージカルシーンにもイマイチのれませんでした。
途中も大分だれますが、終わり良ければ全て良し。伏線回収もバッチリでした。
そこまで宗教色は強くない?
確かに「神様」を扱った内容だったが
そこまで宗教の真髄に迫った内容ではなかった。
主人公pkが「神様を探す」物語ということで
予告から気になっていたが、
そもそもpkか神様を探していた理由が
信仰心からくるものではなかったため
個人的には若干期待はずれだった。
(というか初っぱなからSF要素全開だったので
予告編とのギャップに戸惑った)
しかし終盤、結末は泣ける内容だったため
総合的に観てよかったな、という印象。
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