「【人によって、時の流れは違う。時に偶然の出来事により身体の老化が止まったとしても。ブレイク・ライヴリーの美しさが際立つ、時を超えたラブ・ストーリー。ハリソン・フォードが良い味を出しています。】」アデライン、100年目の恋 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【人によって、時の流れは違う。時に偶然の出来事により身体の老化が止まったとしても。ブレイク・ライヴリーの美しさが際立つ、時を超えたラブ・ストーリー。ハリソン・フォードが良い味を出しています。】
ー 100年を超えて、真実の愛を見つける、数奇な運命に見舞われた美しき不老の女性のラブストーリー -
■事故の際に、水中に没したアデライン(ブレイク・ライブリー)は一度は心臓が止まるも雷が落ち、奇跡的に生き返る。(DNA電子圧縮論)
29歳の姿のまま老いなくなったアデラインは、愛犬とひとり娘フレミングだけを心の支えに、名前と住居を変えながら100歳を超える今日まで孤独に生きてきた。
そんなある日、美しい青年エリスと出会い惹かれていくアデラインだが。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・奇想天外な設定であるが、それを感じさせない優雅で高貴な不老のアデラインを演じるブレイク・ライブリーの美しさが作品を支えている。
ー 羨ましいぞ!ライアン・レイノルズ!!-
・年が経るたびに、名前を変え、住所を変えて生きるアデライン。だが、その心には寂しさが詰まっていた。
ー ひとり娘フレミングにしか伝えていない真実。恋をしても、途中で姿を消さざるを得ない孤独な生活・・。ー
・だが、あるパーティで出会ったエリス(ミキール・ハースマン)と目が合った時に恋に落ちる二人。アデラインは秘密を抱えつつも、彼の人柄に惹かれて行くのである。
■そして、エリスの実家に行った時に出会ったエリスの父ウィリアム(ハリソン・フォード)がアデラインを見た時の驚愕の表情。
ナント、ウィリアムは何十年も前にアデラインと出会い、恋に落ちていたのである。
ウーム。親子で同じ女性に恋をするとは・・。血筋ですね。
・ウィリアムは疑心暗鬼だったが、アデラインの手の傷を見て確信するのである。
”その傷は僕とピクニックに行った時に負った傷だよね!!”
・アデラインは、ウィリアム家から逃げようと車を飛ばすが(前半、アデラインがスピード狂である事が活かされている。)事故に遭い、車外に放り出された彼女の心臓は止まる。
ー だが、駆け付けた救急隊の電気ショックにより、蘇生したアデラインはエリスと共に生きる事を決めるのである。-
<秀逸なのは、アデラインがエリスと出かける際に、鏡で身なりを確認した時に見つけた一本の白髪を抜き取るシーンである。
それは、彼女が最早、不老の身では無くなった事を意味し、更に言えばエリスと共に愛しながら老いて行くことを暗示しているのである。
まるで、ウィリアムが40年連れ添った妻、キャシーを愛するが如く・・。
今作は、奇想天外な設定乍ら、観るモノに幸福感を与えてくれるラブ・ストーリーなのである。>
NOBUさん
ダイアンの映画へ返信コメント
ありがとうございました。
なるほど。。こちら 荒れていたようですね。
どこも ありますよね(^▽^;)
さて、本作品も観賞済みですが
レビューできていなくて(^^ゞ
ブレイクちゃんのファンでもあるので
ステキなレビュー嬉しいです。
奇想天外な設定ですものね。
後半は更に切ないですが
不老ではなくなり 安堵しました。