「不老不死になった経緯の表現が邦画のようだ」アデライン、100年目の恋 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
不老不死になった経緯の表現が邦画のようだ
そこそこ面白かったのだが、
邦画でよくある、現象をまるごと説明する部分…「その時~には~が起こった」的な説明、正直無い方が良い
邦画ではよく、いかに不思議な事が起ころうと なぜか原因が解ったり、
正確な分析されて今後どうなるかまでが予測される展開となることが多い。
この現象は何時間後に消滅する、とか、こうしないと大変な状況になる、とか、
そんな事ばかり。
前例のない事や不思議な事が起きたら、「さっぱり分からん」が当たり前では?
そういう理屈っぽいシナリオは裏設定にありさえすれば良く、説明する必要はない。
ファンタジー要素が嫌いなのではなく、どうせ稚拙なこじつけでしかない設定を
さも真理のように表現する事に閉口する。
それさえなければと思う映画は多い。
「黄泉がえり」などがいい例。あれ(技術解析場面)さえ無ければ泣けたと思う。
この映画でも最後に 彗星に絡めた説明をするが、これこそが蛇足。
ファンタジーは、どうせフィクションなんだから曖昧のままで良いと思う。
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R41さんのコメント
2024年5月18日
おっしゃる通りですね。
世の中にあってほしい、またはあるかもしれないと思ってしまう、迷信を信じてしまう人間っぽさがいいのだと思います。
いまの世の中、何でも説明しなければならないという吹聴があるのが、背景でしょうか。