「【皮肉屋で現実主義の天才マジシャン、不思議な魅力の女性霊能者に恋をするの巻。今作はコリン・ファースとエマ・ストーン共演によるロマンチックコメディなんだけど、組み合わせもビックリ作品である。】」マジック・イン・ムーンライト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【皮肉屋で現実主義の天才マジシャン、不思議な魅力の女性霊能者に恋をするの巻。今作はコリン・ファースとエマ・ストーン共演によるロマンチックコメディなんだけど、組み合わせもビックリ作品である。】
■時は1920年代、後半。
魔法や超能力などの超常現象を一切信じない天才マジシャン・スタンリー(コリン・ファース)は、若き大富豪ブライスを虜にしている占い師・ソフィ(エマ・ストーン)の真偽を確かめてほしいと同僚ハワード・バーカン(サイモン・マクバーニー)から頼まれる。
ベルリンでのマジックショーが終わった後にフランスで対面した彼女は若く美しい女性で、さらにスタンリーに対しても信じられない透視能力を発揮し、現実主義の彼もその能力に脱帽するとともに、彼女に惹かれて行く。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・前半のソフィの霊能力の数々には驚くが、種明かしをされるとなーんだ・・、であるが、それでも天才マジシャン・スタンリーを演じたコリン・ファースは魅力なんだなあ。
あの、ちょっと高慢な所もね。
それにしても、数々の真実を”霊能力”で当てるシーンは、観ているこちら迄騙されたなあ・・。
・占い師・ソフィを演じたエマ・ストーンも、とても可愛くて歳の差を感じさせないカップルだよね。
・けれども、二人とも結構メンドクサイ性格なので、ナカナカ自分の気持ちを素直に打ち明けられない・・、と思ったらマサカノスタンリーからの愛の告白‼吃驚!
でも、ソフィは大富豪ブライスとの婚約を翻意しないのである。
<だーが、ラスト、傷心の天才マジシャン・スタンリーが愚痴っていると、背後から可愛い音でノックノックノック。
上手いなあ。
今作は、皮肉屋で現実主義の天才マジシャンと不思議な魅力の女性霊能者との恋の駆け引きを描いたロマンティックラブコメディなのである。
1920年代の衣装や意匠も素敵なる作品でもある。>