劇場公開日 2015年12月12日

「アメリカさん、また一人殺すことができた!って、喜んでくれてるかい?」母と暮せば もりめろんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメリカさん、また一人殺すことができた!って、喜んでくれてるかい?

2016年6月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

戦後70年に吉永小百合とジャニーズ二宮が演じる価値は強いとは思うけれど...。なお、本田望結ちゃんは顔を汚くしても育ちの良さが克明で、とても愛らしかった。そして、みんな小津安二郎が大好きなんだ。

「これがぼくの運命だったんだ」と諦める二宮に対し、吉永さんが「人為的なものだから、こんなん運命じゃなか。」と泣いた。その感覚が、『夕凪の街、桜の国』の「アメリカさん、また一人殺すことができた!って、喜んでくれてるかい?」に繋がるんですね。

もりめろん