劇場公開日 2015年9月12日

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「ホウ・シャオシェンという刺客」黒衣の刺客 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ホウ・シャオシェンという刺客

2020年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

寝られる

チャン・イーモウ、チェン・カイコーらアジアの名匠に続けとばかりに、台湾の巨匠ホウ・シャオシェンが手掛けた武侠アクション。
2015年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞するなど高い評価。
しかしこれ、『HERO』などのような作品と思ってみると、期待外れ。

唐時代の中国。幼い頃に誘拐されたヒロインが13年の時を経て両親の元に帰ってきた。が、暗殺者に育てられており、過酷な運命に翻弄される…。

…という話らしいのだが、この説明が無ければちんぷんかんぷん。
極端に説明的な描写どころか台詞も少なく、かなり分かりづらい。
無口なヒロインを表しているのかもしれないが、それにも増して淡々とし過ぎていて、美しい映像がさらに眠気という刺客を…。
批評家レベルの映画上級者向けか、それとも単に自分に理解力が無いだけか…。(←多分そう)

あくまで個人意見だが、チャン・イーモウやチェン・カイコーはエンタメ作品も手掛けるが、ホウ・シャオシェンは芸術的な作品が多い。
幾ら武侠アクションとは言え、見る前から…いや、見なくとも分かっていた事かもしれない。

近大