劇場公開日 2015年8月1日

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「圧倒的な「事実」から、何を読み取るか」セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5圧倒的な「事実」から、何を読み取るか

観て、何を持ち帰られるかが大事な一本。

1人の写真家の人生、思想を圧倒的な美しさの映像で追ったドキュメント。
そこに押し付けは無いし、正誤もなくただ在るのは1人の人間の「事実」、そして…

「人間」と「世界」と「自然」。

とにかく画面から語る、切り取られたそれらの一瞬から何が持ち帰られるのか。

故に退屈と言えばそれは否めない。
「一から十まで何でも説明してくれる」近頃の作品に慣れた方には観ることすらオススメはしない。

ただ、本当の「ありのまま」がそこ在った。

ただそれだけ、が本当に豊かなことを知る作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ