「ワイルドなのは分かるが、、、」わたしに会うまでの1600キロ mukashiitabashiさんの映画レビュー(感想・評価)
ワイルドなのは分かるが、、、
原題はwild 、しかし、観てみるとほとんど車の通る道路沿いの、人工のコース。途中に休憩所もあり、キツいのは分かるが、主人公の内面を、自己に課した課題をクリアすることで、自分の価値を自分なりに勝手に取り戻した、ということか。私も母を突然亡くしたので、ショックは並大抵ではなかったけれど、どこか、カウンセリングの実写版、みたいなこの発想は日本人にはないのではないか?
と言いつつ、映画としては、最後まで見る者に忍耐を要求する優れた作品だ。観客に媚びていないところが素晴らしい。
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