シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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評判ほどではない
評判が良かったので観に行ってみたが、まあ邦画としては迫力はある方だと思う。
しかし、含みが多すぎて何を訴えたいのかが分からなくなってしまっている。
原子力廃棄物による環境汚染→人類への脅威への警鐘?
日本の突発的な脅威に対応する指揮系統の甘さを訴えたかった?
破滅しても再生できる事を示したかったのか?
とにかく言えるのはこの映画におけるゴジラは扱いが可哀想。
進化前のゴジラは不細工過ぎて笑える。
最悪なのは石原さとみ。ハーフには見えないし、英語の発音はネイティブじゃないし、頭が切れそうにも見えない。
ちょこちょこ人気俳優を顔出しさせてもヒロインがこれでは駄目でしょう。
自分はエヴァを知りませんが
冒頭から淡々としたカット割で、日本政府の手慣れた、シュミレーションされた動きが表現されていて引き込まれました。
そして、ラストの尻尾…
最初から最後まで、映画が終わったあとも熱が冷めない最高の作品でした。
生涯ベスト5
怪獣映画全盛期世代の私。
ゴジラもガメラももちろん大好き!
だが、近年の両者を見比べると、ガメラの圧勝という印象。
ハリウッド版ゴジラも、日本のもの以上の駄作。
この映画の製作を知った時も、全く期待していなかった。
しかも、庵野監督とあっては、エヴァ的なマスターベーションが懸念された。
だから、しばらくは様子見を決め込んでいたのだが、
あまりの評判の良さに我慢しきれず足を運んだ。
良かった!
生涯5本の指に入る。
エヴァ的な仮想シーンと実際以上に現実的なシーンが、
見事に調和して押し寄せてくる。
素晴らしい点を挙げれば枚挙に暇がないので、
以下、中略w
知性があまり感じられない(嫌いではない)石原さとみに若干の違和感は残るが、
全く申し分なし!
ここでは初の☆5つとさせてもらった。
懐かしいなぁ
ゴジラ懐かしいなー。子供の頃よく見たけど。
うまく言えないんだけれど、やはり大人になったというか、昔見ていたところと違うものの見方ができるようなったというか。
小さい子供の時にこれを見ても面白くはなかったろうなと、面白いと思ったらかなり大人びた子供かな…なんて思ったり。
見てよかった。ただ、4Dで見たのは失敗だった。映画に集中できないw
全てが圧倒的な傑作
現代にゴジラが初めて現れたという体で繰り広げられる人類とゴジラの激闘を圧倒的情報量とキャスト陣、スケールで描いた傑作。
初のゴジラ!正直興味なかったけど絶賛に次ぐ絶賛の声に乗せられたミーハーは観に行きました。そして既にもう一度見たいです笑。IMAXで見たいけど人気すぎてほぼ席がありません笑。
プチ社会現象といってもいいほどではないんでしょうか!あまりにも多すぎる情報量がかえってもう一度見たいと思わせる中毒性に!笑
まず冒頭からものすごい緊迫感。登場人物らの紹介はテロップのみで済まし、何かおかしな異変が起こっているとざわざわとしていく様にはゾクゾクする。
海上で水蒸気爆発が発生、得体の知れない巨大な尻尾のようなものを視認した日本。この時点で名前はまだないがゴジラ第一形態。そしてとうとう日本本土に上陸し、姿を現したゴジラ第二形態通称蒲田くん!
きんもっっっ!!!!!笑
あの目!あの動き!見た瞬間鳥肌!ムリ!!笑
モソモソ動き、バシャバシャ血?垂れ流しながら、都内を練り歩く蒲田くんの姿にもう鳥肌ゾクゾク(キモさと圧倒的存在感に対して笑)
その後唐突に立ち上がり第三形態へ。まだこの時点では60m程の全長でビル20階建てくらいの大きさ(デカイ)
そして突如東京湾に姿を消し、再び姿を現したゴジラ第四形態の全長はおよそ110m超で約2倍(超デカイ)
自衛隊の攻撃を1mmも避けないどころか1mmも傷付かない男気とタフさを見せつけ、背中は弱いんですとフランキーばりの弱点を見つけられブチ切れて光線発射。そして終いには火炎放射からの破壊光線。
とんでもねぇ笑。。世界の終わりだ。。前半での絶望感は異常。夜中の都心を一気に壊滅状態に陥れる。
このシーンの迫力は言うまでもないが、一部の熱狂的なファンはゴジラが熱線を発射するあの紫色?に発光する瞬間に最早美しさを感じたらしい笑。すげぇなゴジラ笑。破壊と芸術を一度に表現するという解釈すら持たせる存在。
ゴジラの暴れ具合が面白いのはもちろんだが何より今作にある中毒性は会話劇の情報量の多さにあると思う。
非常に政治的かつ社会的。現代の日本が舞台とあってゴジラの呼称も正体もわからない。一口に駆除と言ってもマンガや他の特撮みたいにすぐさま戦車や戦闘機が来て、攻撃するなんてことはできない。首相の承認、事態の確認、住宅街を戦場にしてしまうという前例のない事態における軍事行為の是非などなど後手に後手に回っていく政府の対応がとてつもなくリアル。
かといって何もせずにただただ静観しているだけではゴジラは止まらないし、何より海外の国々から日本は脆弱だと思われてしまう。だから日本だけでこの事態に対応するべきだといった発言も飛び出し、途中でゴジラを観ていることを忘れてしまう位に高度な政治的判断を伴う事態であることが表現されていた。
議論されている言葉がお役所感溢れる固い言葉
だらけだがそれが理解の邪魔になるということがない点も大いに素晴らしい。これだけの会話量情報量、使用している言葉の難しさありきながら話についていけずつまらないという点が全くないのだ。それが逆にまた観たくなる症候群に直結していく大きな要因になるのもまたうまい商売なとこ笑。
そして何より長谷川博己率いる巨大不明生物特設災害対策本部、通称巨大災の面々と彼らが一丸となって進める矢口プランが熱い!
大人気尾頭さんこと市川実日子や高橋一生に津田寛治といった普段美味しい脇役が多い面々がまさに中心メンバーといった立ち位置と濃いキャラクターで大活躍!市川実日子のプチブームが僕は嬉しいです!絶妙な顔立ちでステキです!笑
ざっくり言えばゴジラを体の中から細胞ごと凍らせる矢口プラン、そしてその作戦名ヤシオリ作戦。しかしそのための凝固剤の成分の選定やゴジラの巨大を凍らせるほどの莫大な量を生成する過程が超緻密。精神的体力的さらには時間的にも追い詰められる巨大災の中でまさに決して諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろうと静かにメンバーを奮い立たせる矢口のカッコよさに鳥肌。
そしてどうにか間に合ったヤシオリ作戦。ゴジラを転ばせ、口から凝固剤を注入するという至ってシンプルに見えるが相手は100m超のバケモン。転ばせるなんてできないだろう。。。
と思いきやの新幹線爆弾!!!笑
斬新すぎる!!!笑
そして畳み掛けるように在来線爆弾!!!笑
JRバンザイ!!!笑
とても大味かつ大胆なヤシオリ作戦!すげぇよ人類!!こんな戦い方があるのかよ!!笑
爆発に次ぐ爆発、何台ものポンプ車を動員し、遂に、ゴジラが、その活動を、止めた、、!
ゴジラがその活動を停止しても人類には未だゴジラをどうにかできる力はない。幸いゴジラから発せられた放射能は20日程度で無害なものになると判明し、復興の兆しが見えたことが唯一の光。故にゴジラとの共存を余儀なくされた人類。熱核攻撃のカウントダウンもリセットにはならず再びゴジラが動き出したその1時間以内に東京に原発が降りかかる事態に。首都を半壊状態に陥れた元凶が皮肉にも東京のシンボルかのように堂々とそびえ立つシーンをアップに物語は終わる。。
観てて気になったのが異常なまでにキャストの接写が多い。それはつまり顔色がハッキリと分かるということ。ゴジラの進行が進むにつれ、目が血走る人、顔がやつれる人、肌が荒れる人とより緊迫感が伝わる演出になってると感じた。
総勢328名(!)の超巨大キャスト陣!その上で演技力に定評のあるベテラン勢多数の中での主人公に長谷川博己を持ってくる庵野の名采配!
素晴らしいすぎた!この衝撃は去年のマッドマックス枠!笑
何賞にあたるかわからないけど日本アカデミーいったろこれ!目指せ10部門!笑(いくつあるか知らない笑)
2016年08月16日(火)1回目@MOVIXさいたま
2016年09月04日(日)2回目@UnitedCinema浦和xIMAX→結局行った笑
2017年07月22日(土)3回目@池袋新文芸坐
2017年11月12日(日)4回目テレビ放送
4Dでゴジラの血しぶきを浴びるなどw
今までのゴジラとも違い、でも歴代へのリスペクトも忘れずに。
殺しちゃわないのがいいところ!
(前回のハリウッド版もそういう意味で私は嫌いじゃない。すごいリスペクトだった)
今回はアメリカ人には受けが悪そうだけど、日本人の心はつかむ感じだな。
ゴジラはそもそも放射能とか核に対するメッセージ性をもった生き物だから、その辺難しいよね。
「何かあってすぐ内閣変わっても続いていくのが日本のすごいところだと実感」するというのが笑えるというか。
なんかあったら責任問題にして引責辞任っていうのは本当に日常茶飯事だったりするけど、それでもまわってく、実際は官僚がすごいんだろうな。。。
前の東宝のシリーズの一部では、ゴジラは既存の生き物で政府にもG対策班みたいなのあったけど、今回は未知の生物で、生態とかDNAとかを解析していくところが現代っぽかったなぁ。。
官邸の危機対策室に集められた各省庁の様子とかCAOって書いたPC持ってたりとか細かいとこまでリアルでちょっと受けたw
取材かなぁ。。。
噂になってた4D版の石原さとみがいい匂い説は本当だった気がするw
僕の「映画観」を変えた最高の一作
「邦画史に新たな歴史を刻んだ」
この映画を初めてみたときに感じた私の感想である。
怪獣が騒ぐだけの映画とはまったく異なり、現代の日本に生きる政府の人間たちによるヒューマニズムにスポットライトが置かれ、「日本はまだまだやれる」と誰もが思えるような内容となっている。
この映画はもっともっと評価されるべきだと思う。
怪獣がワーギャーする映画じゃなかった
一種の政府映画です。
ゴジラにスポットを当てるのでなく、今日本にゴジラが来たら果たしてどういう対応するんだろう?という政府目線の映画ですね。
好き嫌い別れるのは少しわかる気がしますが、大人はみんな好きかもしれません。
映画館で観れて良かったです。
なんか…エヴァとか巨神兵とか…
レビューを拝見していて、偏った見方で低い評価をしていたり、また盛り上がってる方が結構いらっしゃるようにお見受けしました。
もちろん映画なんて人それぞれ感想が違っていいに決まってるんですが。
だからこれも一個人の感想です。
本当に観客を試す映画だと思いました。
私は笑えるシーンや皮肉なシーンが多く、また俳優の皆さんの努力が伝わってきて単純に面白かった!というのが一番の感想なんですが、なるほど今これを上映するのはなかなか挑戦的だな、とも思いました。
〜中略〜
いちばん最後の最後のあれ、皆さんなんだと思ったのでしょうか?
あれゴジラのフォルムじゃないでしょ。
次回作への布石とかじゃないでしょう。
ゴジラがどうして誕生したのかとか、なんで日本なのかとか、物語をちゃんと考えたらあれ見て切なくなりました。
もちろんそこについても人それぞれの意見があるからこそ面白いのかな、とも思いますが。
IMAXで
観てきました。テンポが良かったのとキャスティングとセリフにリアリティがあって好きです。ヒーローもいかにも邦画らしいヒーローで。石原さとみのキャラは終始違和感。竹野内豊のかっこよさがすごいじゃん。って思います。チョイ役の使い方がほんとにチョイ過ぎてキャスト調べてから行くと面白いです。エンドロールでKREVAの名前が出てきたのには笑いました。どこにもいなかったわ笑
展開や絵面がエヴァそのものです。山場で使用されているBGMもエヴァのと同じか意識して似せてつくっていると思います。僕は好きでした。
ゴジラもグロめにリニューアルされていて歴代ゴジラの中で一番好きです。意外な設定だったのも良かった。続きもありそうだったので楽しみです。ただヒロインはキャラも人選も個人的に超重要だと思うので星3つ半といたしましょう。
何度も見たい
癖になる。
若干気になったのが、耳があまり良くない人には聞き取れないのではないか、ということ。
メインキャスト殆どが滑舌悪い上に早口なので、舞台をよく見る私は聞き取れるけど、
耳が悪い人や早口が聞き取れない人は無理なのでは。
内容は爆笑。
何度でも見たい。
ひたすらカタルシス。
音楽も昔のゴジラの主題歌をそのまま長すのと現代的にアレンジしたのとあるしいい感じ。
何度で見ても楽しめそう。
一応二回見てるけどさらにリピートしたい。
初めてのゴジラ
だけど、おもしろかった!
今までこれ系は興味なかったけど、観て良かった。ちょい役でいろんな俳優がでているから、いきなり見つけて『あ!』ってなった。
緊急事態時に、政府がどう動くのかがよくわかった。今までの震災時もこおしていたのかなぁとか思いつつ…。
ゴジラが家の近所通ったけど、なんとか無事でした。
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