シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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娯楽作品
我等が実際に経験した物語
石原さとみさんの勇気に乾杯〓️
色々と辛口のご意見が多いようですが、これもまた監督の綿密かつ周到な計算の範囲なのでは〓︎
シガーニーウィーバーさんあたりが特使だったら、長谷川さんも竹之内さんも見上げて話さなきゃいけなくて、外交交渉で押されっぱなしの上に、図柄としても卑屈な感じになっちゃいませんか?実際の政治の世界でもありそうな状況で、リアリティーがあり過ぎて、対米従属反対️などと思わぬところで反米嫌米を声高に叫ぶ人が出てきても困りますしね(フランスに頭を下げるのにはあまり抵抗ないのにね)。英会話学校のCMに出てる石原さんご本人も、あれこれ言われる事は充分承知でこの役を引き受けたのは、とても勇気があると思います。率直に敬意を表します。
もしかしたら、デポドンやノドンが突然、柏崎刈羽原発辺りに飛来した時、今の政府が映画のように対応できるのか、と深刻になってしまう人もいるかも知れないので、1人だけ浮いた感じのキャラクターをおくことで、そうそう、これは映画だもんな、と思えるようにしたのでは、とも思ってます。うーん、考えすぎかなぁ。
かつてないほど糞映画。
評判ほどではない
自分はエヴァを知りませんが
生涯ベスト5
怪獣映画全盛期世代の私。
ゴジラもガメラももちろん大好き!
だが、近年の両者を見比べると、ガメラの圧勝という印象。
ハリウッド版ゴジラも、日本のもの以上の駄作。
この映画の製作を知った時も、全く期待していなかった。
しかも、庵野監督とあっては、エヴァ的なマスターベーションが懸念された。
だから、しばらくは様子見を決め込んでいたのだが、
あまりの評判の良さに我慢しきれず足を運んだ。
良かった!
生涯5本の指に入る。
エヴァ的な仮想シーンと実際以上に現実的なシーンが、
見事に調和して押し寄せてくる。
素晴らしい点を挙げれば枚挙に暇がないので、
以下、中略w
知性があまり感じられない(嫌いではない)石原さとみに若干の違和感は残るが、
全く申し分なし!
ここでは初の☆5つとさせてもらった。
懐かしいなぁ
全てが圧倒的な傑作
現代にゴジラが初めて現れたという体で繰り広げられる人類とゴジラの激闘を圧倒的情報量とキャスト陣、スケールで描いた傑作。
初のゴジラ!正直興味なかったけど絶賛に次ぐ絶賛の声に乗せられたミーハーは観に行きました。そして既にもう一度見たいです笑。IMAXで見たいけど人気すぎてほぼ席がありません笑。
プチ社会現象といってもいいほどではないんでしょうか!あまりにも多すぎる情報量がかえってもう一度見たいと思わせる中毒性に!笑
まず冒頭からものすごい緊迫感。登場人物らの紹介はテロップのみで済まし、何かおかしな異変が起こっているとざわざわとしていく様にはゾクゾクする。
海上で水蒸気爆発が発生、得体の知れない巨大な尻尾のようなものを視認した日本。この時点で名前はまだないがゴジラ第一形態。そしてとうとう日本本土に上陸し、姿を現したゴジラ第二形態通称蒲田くん!
きんもっっっ!!!!!笑
あの目!あの動き!見た瞬間鳥肌!ムリ!!笑
モソモソ動き、バシャバシャ血?垂れ流しながら、都内を練り歩く蒲田くんの姿にもう鳥肌ゾクゾク(キモさと圧倒的存在感に対して笑)
その後唐突に立ち上がり第三形態へ。まだこの時点では60m程の全長でビル20階建てくらいの大きさ(デカイ)
そして突如東京湾に姿を消し、再び姿を現したゴジラ第四形態の全長はおよそ110m超で約2倍(超デカイ)
自衛隊の攻撃を1mmも避けないどころか1mmも傷付かない男気とタフさを見せつけ、背中は弱いんですとフランキーばりの弱点を見つけられブチ切れて光線発射。そして終いには火炎放射からの破壊光線。
とんでもねぇ笑。。世界の終わりだ。。前半での絶望感は異常。夜中の都心を一気に壊滅状態に陥れる。
このシーンの迫力は言うまでもないが、一部の熱狂的なファンはゴジラが熱線を発射するあの紫色?に発光する瞬間に最早美しさを感じたらしい笑。すげぇなゴジラ笑。破壊と芸術を一度に表現するという解釈すら持たせる存在。
ゴジラの暴れ具合が面白いのはもちろんだが何より今作にある中毒性は会話劇の情報量の多さにあると思う。
非常に政治的かつ社会的。現代の日本が舞台とあってゴジラの呼称も正体もわからない。一口に駆除と言ってもマンガや他の特撮みたいにすぐさま戦車や戦闘機が来て、攻撃するなんてことはできない。首相の承認、事態の確認、住宅街を戦場にしてしまうという前例のない事態における軍事行為の是非などなど後手に後手に回っていく政府の対応がとてつもなくリアル。
かといって何もせずにただただ静観しているだけではゴジラは止まらないし、何より海外の国々から日本は脆弱だと思われてしまう。だから日本だけでこの事態に対応するべきだといった発言も飛び出し、途中でゴジラを観ていることを忘れてしまう位に高度な政治的判断を伴う事態であることが表現されていた。
議論されている言葉がお役所感溢れる固い言葉
だらけだがそれが理解の邪魔になるということがない点も大いに素晴らしい。これだけの会話量情報量、使用している言葉の難しさありきながら話についていけずつまらないという点が全くないのだ。それが逆にまた観たくなる症候群に直結していく大きな要因になるのもまたうまい商売なとこ笑。
そして何より長谷川博己率いる巨大不明生物特設災害対策本部、通称巨大災の面々と彼らが一丸となって進める矢口プランが熱い!
大人気尾頭さんこと市川実日子や高橋一生に津田寛治といった普段美味しい脇役が多い面々がまさに中心メンバーといった立ち位置と濃いキャラクターで大活躍!市川実日子のプチブームが僕は嬉しいです!絶妙な顔立ちでステキです!笑
ざっくり言えばゴジラを体の中から細胞ごと凍らせる矢口プラン、そしてその作戦名ヤシオリ作戦。しかしそのための凝固剤の成分の選定やゴジラの巨大を凍らせるほどの莫大な量を生成する過程が超緻密。精神的体力的さらには時間的にも追い詰められる巨大災の中でまさに決して諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろうと静かにメンバーを奮い立たせる矢口のカッコよさに鳥肌。
そしてどうにか間に合ったヤシオリ作戦。ゴジラを転ばせ、口から凝固剤を注入するという至ってシンプルに見えるが相手は100m超のバケモン。転ばせるなんてできないだろう。。。
と思いきやの新幹線爆弾!!!笑
斬新すぎる!!!笑
そして畳み掛けるように在来線爆弾!!!笑
JRバンザイ!!!笑
とても大味かつ大胆なヤシオリ作戦!すげぇよ人類!!こんな戦い方があるのかよ!!笑
爆発に次ぐ爆発、何台ものポンプ車を動員し、遂に、ゴジラが、その活動を、止めた、、!
ゴジラがその活動を停止しても人類には未だゴジラをどうにかできる力はない。幸いゴジラから発せられた放射能は20日程度で無害なものになると判明し、復興の兆しが見えたことが唯一の光。故にゴジラとの共存を余儀なくされた人類。熱核攻撃のカウントダウンもリセットにはならず再びゴジラが動き出したその1時間以内に東京に原発が降りかかる事態に。首都を半壊状態に陥れた元凶が皮肉にも東京のシンボルかのように堂々とそびえ立つシーンをアップに物語は終わる。。
観てて気になったのが異常なまでにキャストの接写が多い。それはつまり顔色がハッキリと分かるということ。ゴジラの進行が進むにつれ、目が血走る人、顔がやつれる人、肌が荒れる人とより緊迫感が伝わる演出になってると感じた。
総勢328名(!)の超巨大キャスト陣!その上で演技力に定評のあるベテラン勢多数の中での主人公に長谷川博己を持ってくる庵野の名采配!
素晴らしいすぎた!この衝撃は去年のマッドマックス枠!笑
何賞にあたるかわからないけど日本アカデミーいったろこれ!目指せ10部門!笑(いくつあるか知らない笑)
2016年08月16日(火)1回目@MOVIXさいたま
2016年09月04日(日)2回目@UnitedCinema浦和xIMAX→結局行った笑
2017年07月22日(土)3回目@池袋新文芸坐
2017年11月12日(日)4回目テレビ放送
4Dでゴジラの血しぶきを浴びるなどw
今までのゴジラとも違い、でも歴代へのリスペクトも忘れずに。
殺しちゃわないのがいいところ!
(前回のハリウッド版もそういう意味で私は嫌いじゃない。すごいリスペクトだった)
今回はアメリカ人には受けが悪そうだけど、日本人の心はつかむ感じだな。
ゴジラはそもそも放射能とか核に対するメッセージ性をもった生き物だから、その辺難しいよね。
「何かあってすぐ内閣変わっても続いていくのが日本のすごいところだと実感」するというのが笑えるというか。
なんかあったら責任問題にして引責辞任っていうのは本当に日常茶飯事だったりするけど、それでもまわってく、実際は官僚がすごいんだろうな。。。
前の東宝のシリーズの一部では、ゴジラは既存の生き物で政府にもG対策班みたいなのあったけど、今回は未知の生物で、生態とかDNAとかを解析していくところが現代っぽかったなぁ。。
官邸の危機対策室に集められた各省庁の様子とかCAOって書いたPC持ってたりとか細かいとこまでリアルでちょっと受けたw
取材かなぁ。。。
噂になってた4D版の石原さとみがいい匂い説は本当だった気がするw
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