シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
全1622件中、1561~1580件目を表示
エヴァ?知らないんですが
まず終わって客席から満場ではないけど結構な拍手が。
誰かが長いと書いてましたが、そうは感じませんでした。前半では所々声を出して笑ってしまう台詞もあり。
単に面白かったと言うと身もフタもありませんが、終わってから誰かに伝えたくなるレベルの面白さでした。
減点0.5点は多分海外市場では私たちほどにはウケないだろうと思って。それでもいいんですけど、ゴジラは何となく日本の誇りだからと。
薄い人間ドラマとパロディで構成されたコント
ゴジラシリーズは全てとは言わないがそれなりに観てきた。庵野監督のエヴァンゲリオンや、それに多大な影響を受けた踊る大捜査線などはとても好きだ。
(もっと言えば樋口監督の進撃の巨人すら、ある程度に価値を認めて楽しんで観られたぐらいの人間だ)
だけど、本作だけは本当にシラケた。
ゴジラという、大事な記憶(宝物)を庵野総監督と樋口監督のオナニーに使われた気分。
腹立たしい気持ちで映画館を後にした。
本作は、ゴジラの破壊シーンはだいぶ少なく、政府のどたばたを描いた政治もの・自衛隊もの。それにしては人間ドラマがとても薄い。
生命に対する愛着がまったく描かれておらず、ドラマを盛り上げる人情やケレン味も無し。
なにせドキドキもワクワクもしなかった。ゴジラなのに!
石原さとみのキャラクターも非現実的で上滑りのコスプレ感。
演出面はとにかくパロディ(それもセルフパロディが多数)のオンパレードで、ひどいコントを見せられた気分だった。
CGに関しては頑張ってはいたが、それならエメリッヒ版のゴジラでも観とくわ、って感じだし、そこに価値は見いだせない。
なにもかもがペラペラで、なぜこんなにレビュー評価が高いのか分からない。
(水爆という)人間のエゴによって生まれ、虐げられ、時にはヒーローにも成り得たかつてのゴジラ。本作では(監督らの)エゴで醜い姿にされ、おもちゃにされた。それがとにかく可哀想で、泣きそうになった。
【朗報】JRが積年の恨みを果たす
冗談はさておき(冗談ではない)
終わった後「面白かった!」と呟いてしまうような作品であった
前半のグズグズして動かない政府は風刺かな?
お陰で東京がボロクソに
しかし日本には権威に縛られない有能な人間もいるのだ!
お決まりの核攻撃や、イマイチ信頼できない米国、数多の障害を乗り越え、日本はゴジラに一矢報いることができるのか...
そしてついに、怪獣に蹂躙されるだけであったJRの怒りが爆発する!!(直喩)
現代日本にゴジラが現れたら
現代日本にゴジラが現れたら…
そう、考えさせられる作品でした。
初動の遅い政府、古い考え方で奇抜な発想を一蹴する官僚たち。
前半は国がなかなか動かず、そんな中でも事態は着実に動き国民が犠牲になる。
あぁ、まるで今の日本そのものだなと。
だけど古い考え方の官僚の中にも、腐っていない人たちもいて
…10年後の自分よりも10年後のこの国が無事でいてくれることを考える…だったかな?
その言葉が凄い印象に残ってます。
日本捨てたもんじゃないな、と。
後半の矢口班の活躍や、怒涛の戦闘シーンなど、もう頭フル回転じゃないと展開についていけない。でも、面白い。
お菓子なんて食べる暇ない。
作中に放射線の話、アメリカや諸外国との関係性、法律の改正、ゴジラがいなくなったあとの日本はどうなるの かという話題がでてきて。
もう、本当に今の日本にゴジラが来たんだなというリアリティーが、浮世絵離れしたファンタジーという風には見れなかった要因かも。
結局ゴジラは戦争であり、災害であり、今の日本が立ち向かわなければいけない象徴的な見えない何かのようでした。
法律の改正には時間がかかる、市民を避難させるのにも助けるのにも会議しなければいけない、メディアの使い方、自衛隊の存在、外交、災害時のつかえない対策マニュアル、問題提起みたいなのもチラホラ。
ゴジラの放置プレイ感は半端ないですが(笑)
光線とか、エヴァのそれにしか見えない、てかゴジラがちょっと使徒、もしくはナウシカの巨神兵に見えたのは私だけじゃない気がする。
でも、それもシュールで笑える。
戦闘シーンは、自衛隊で実際に使われてる機械(公開演習で見たことがある程度なので、本物かはわかりませんが)が使われていて凄い迫力あって私はかなり燃えました。
最後の作戦では、電車爆弾がテレビでエヴァやってたときの庵野さんぽくて面白かった。
アニメとか庵野さん嫌いな人とかは、意見が分かれるのかな?
音楽は昔ながらのゴジラの音楽が結構流れて、昔のゴジラ観てた私は燃えました。
所々、庵野さんぽい音楽も。
私は「ゴジラ♪ゴジラ♪」が流れただけで、全然満足でしたが。
それにしても、石原さとみがなかなかいい演技してましたね。本当に成長したなぁ、て思います。いい意味で、スパイスでした。
あとは、個人的に矢口班の市川実日子がかなり好きでした。表情がなくずっとハキハキ切り捨てるように喋ってた彼女が最後に「良かった」と笑ったシーンは、かなり印象的でした。
観てきたばかりなので、興奮して色々長々と書きましたが、これだけ一言。
「面白かった!」
劇場が明るくなった瞬間に、知らない中年の男性が放った一言。
それが、全てです。
…劇中の言葉や人物名など、色々間違ってたら申し訳ありません。知識もない個人的な感想でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
すごくよかった
近年の怪獣映画では『クローバーフィールド』が大好きで、それは酔っ払いのボンクラの目線で怪獣パニックを描いているところが最高なのだ。しかしこの良さを分かってくれる人はあまり多くなく、酷評されがちなのが悲しい。また、怪獣1体のみ、虫みたいな小さいのはいたけど、それだけで最後まで描くところも素晴らしい。
『シン・ゴジラ』もゴジラ1体と人間との関係のみで描いているところがまず素晴らしい。ゴジラと人間、日本人がどう向き合うのかできちんと成立させている。ただ、ボンクラどころか民間人は逃げ惑うだけで、政治家と科学者の映画だった。そんなあまり思い入れを抱くことができない立場の人らの物語で、面白かったし、見事に描いていたけど、好きかどうかで言えばそんなに好きではなかった。
ただ、頭のいい人が頭のいい登場人物や世界をきちんと描くのは大切なことであると常々考えているので、この作品が成立したのは素晴らしいことだ。
もう一回見に行きたい!!!
あまり期待しないで見に行ったのですが、ハマりました(笑)次は4dxで観に行きたいです。
これから観る方は是非、ネタバレなしでお願いします。絶対そっちの方が楽しいと思うから!!!!
語りたくなる傑作である
素晴らしい。大傑作。
ドンパチも悪くない、いやむしろ今年のハリウッド大作と比べても痛快極まりない出来と言える。東京ならではのスペクタクルが展開され、大満足。
ただ
今作のキモはそこじゃないのか。
安易に3.11論を語るのははばかられるけど、やはりあの震災以後の日本人に向けた前向きなメッセージか。
方法論に差異あれど、国を守ろうという方向性は皆一緒。この作品には売国奴が一人も居ない、極めてポジティブだ。
庵野監督、実は人が好きなんだろうか。
国を、国民を守るのは暴力に非ず。叡智と信念なのだという青臭いまでのメッセージ。羨ましいまでのカッコ良さ。
カッコいいと言えば、本作の職業人のカッコ良さ!
全員いい仕事してる。明日からの自らの有り様さえ変えたくなる程。
なんだかね、カッコいいの一言に尽きるかと。
ギャレス・エドワーズ版も嫌いじゃないが ーむしろ好きー
全世界に見せたいゴジラ。皆で共有したいと思える大傑作。
居なくても
ゴジラ居なくても成立する程の豪華俳優陣のクオリティ!w
感情移入出来ないのは極めて政治な話しの展開ゆえでしょうか。
ゴジラは使徒ですね?
凄いな総監督、どんな作品も自分色に染めれるんだねw
冗談はさておき、特撮という分野においても庵野さんの右に出る人は居ないと個人的に思ってます。
「帰ってきたウルトラマン」「ドラクエpv」好きとしては。
破壊するビルは割り箸でお願いしたかったなぁw
エンドロールの怪獣大戦争のマーチは外せない所。
(エンドロールに昭和エフェクト要らんのでは?細かすぎるw)
当時の少年ですね総監督( ̄ー ̄)
(監督は樋口さんなんですね)
日本版ゴジラ映画の延命
2014年のハリウッド版ゴジラを見た時に「ハリウッドが本気出して、200億円も制作費出してゴジラ映画を作ったら、もう日本ではゴジラ映画なんて作れないのでは?」と思いました。つまり「日本版ゴジラの終焉」と思ってました。
しかし、それは間違いでした、すいませんでした。
予算も技術もハリウッドに比べれば、日本のそれはおそらく及ばない。しかし、日本には日本の「ゴジラ映画のやり方」がある!
シン・ゴジラをもって、日本版ゴジラ映画はまだ終わっていない、と。日本版ゴジラ映画の寿命はまだある、と感じました。
シン・ゴジラは「日本人こそ」感じるものがある映画がと思います。
まず「ああ、良いなぁ」と思ったのが字幕がすべて明朝体であること!コレですよ、日本の怪獣映画は。
そしてその字幕で表される、登場人物の肩書きの長いこと長いこと。国難にも関わらず官邸の人々はただただ、手続き、縦割り、面子の会議を繰り返している。残念ながらこれが「日本」なのでしょう。
日本人以外の人が観れば「なにをぐだぐたやってんだ?ゴジラ来てんだからすぐ撃てよ」と思うかも知れません。
日本を写した素晴らしい怪獣映画です。
予想以上!
改めて監督の凄いと思った。
ゴジラ知識全くなく初めて見たが過去作のリスペクトもしっかり意識して作られているとの印象。
音楽とか昔のものを使っていて耳馴染みがあるから嬉しかった。
ところどころエヴァの音楽入ってたのが遊びかな。
実際ありえない話でもない気がする。
脅威は空からやってるくるとは限らない。
地からやってくる可能性だって十分ありえる。
まさかシンコジラで笑ってしまうなんて
マニアというわけでも、ファンだというわけでもない全くの一般人が、前知識なくシンコジラを見て、まさか…前半最初の予想外の事態に、「え?!」という驚きと共に笑ってしまいました。意外すぎて掴みはオッケーという感じでした。
そのあとも飽きることなく、間延びせずワクワクしたまま最後まで鑑賞することができました。軍隊や電車ものファンが喜びそうなシーンや、エヴァ的な面白みも随所あり、災害を幾度となく経験した日本だからこそ作れた映画で、そこに深い日本愛を感じられました。
是非私のようなゴジラには興味も関心もないような人にも見て欲しいと思った映画でした。
真!?ゴジラ
やっぱりゴジラはmade in Japanですね! ハリウッドなんかに任せてはいけません。 登場からしてまさかの裏切りからの大迫力、途中ちょっと眠くなりましたが終盤戦も見せてくれます。大人も楽しめる内容ですが、逆にお子様には無理かも?
シンゴジラは、流行のポケモンかよ〜^^;
公開日朝一鑑賞〜限定カラーのソフビもゲット〜笑
ハリウッドの最先端映像技術には到底太刀打ちは出来ないと予告では、感じてましたが・・・
案の定、フルCGでも脚本含め円谷特撮風な描写と、エヴァ色をどう受け止めるかで、賛否は分かれますね。
序盤は、謎の生物が海から現れ・・・その姿に目が点@@!!何じゃこりゃ!?と思ったら今!世界を震撼させてるポケモンのようにまさかの進化に唖然。。。
で、海に戻り再び現れたら2倍に超進化して、ゼンマイ仕掛けの戦車のように街を破壊しながら都心へ向かうのですが、アップになったときの顔は、生気を感じるものの全体が映ると固まった表情のソフビ・・・^^;
で、東京を守るべく人間の総攻撃をまさかの反撃方法で、絶滅させるもエネルギー切れで固まる。。。
アメリカ主導で、日本に3個目の核使用を認めざる得ない状況になり・・・日本側の起死回生の作戦は!?!?
一昨年のハリウッド版は、久々の咆哮に鳥肌が立ったGODZILLAでしたけど・・・
日本版は、原点回帰の震災・天災を怪獣に置き換え未曾有の恐怖を体現した作品になっており、政治家演じる俳優さんのある意味リアルな描写や台詞は、妙に納得しましたが、怪獣映画と思って観るお子様には退屈かも!?
それとエヴァのBGMを使った踊る大走査線を彷彿する会議室シーンに興ざめ><;
私的には、続三丁目の夕日のオープニングのゴジラが衝撃的だっただけに、山崎貴監督に撮って欲しかったとやっぱり思いました〜☆3つ
圧倒的リアリティーと庵野テイストが組み込まれた「新 ゴジラ」
圧倒的なリアルティーで描かれた、今回のゴジラ。
東日本大震災や熊本の地震で、政府に対して不満や不安を感じた方は少なくなかったと思います。
今回のゴジラはおそらく庵野監督が先の震災で感じた、どうにもできない大きな力に対する、今の人類の力を見せつけたかった映画ではないでしょうか?
そのぐらい危機管理に対するリアリティーはハリウッドのゴジラとは違います。
最新兵器を駆使するのではなく、今使え得る設備を活用する辺りが、現実味を深めています。
最初は役者を無駄に多く起用していることや、予告の雰囲気、アニメ監督が実写を撮って失敗する事例の多さから、楽しみではあるけど期待はせずに見に行きました。
気持ちは石原さとみを見に行くぐらいの気持ちで見に行ったのですが、度肝を抜かれました。
昭和ゴジラを彷彿させるゴジラのシルエットはゴジラファンを虜にし、庵野監督らしいカメラワークにセリフの数々は、エヴァファンを虜にしたと思います。
行政に携わる人間は観るべき映画であり、ゴジラファン・エヴァファンも観るべき映画であり、今年最大評価の映画でした。
是非皆さんもご覧下さい!
現代日本に現れた"ゴジラ"
第1作目から62年経った今になって
この状況でゴジラが現れたらどうなるか?
を描いた映画。
ゴジラが現れてもスマホを取り出す市民や決断をうやむやにしようとする政治家。
危機感のなさや平和ボケした日本にゴジラが襲いかかる。
日本初のフルCGゴジラの迫力は凄まじく、日本映画がまだ終わってないことを感じさせてくれた。
音楽も伊福部マーチやゴジラのテーマやエヴァのヤシマ作戦など遊び心や過去作へのリスペストが感じられた。
人間ドラマも選択することによって払う犠牲など、葛藤が押し付けがましくなく描かれていて良かった。
全1622件中、1561~1580件目を表示