シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
全1624件中、781~800件目を表示
日本人で、よかった
シン・ゴジラ、いまさらながら見ました!
外ではゴジラに街を破壊されてるのに、政府の会議、会議が日本社会を皮肉ってるの?と笑っちゃいました。でも、現実にゴジラばりの大変なコトが起きた時は?コトが大きくなればなるほど、きっと会議の数が増えていくんだ…ホントはそれどころじゃないのに…
それって??(´・・`)
こんなにどんどん進化する怪獣を、どうやって終わりにするんだろう?とハラハラして観てたら、まさかの血液の凍結!!
それが、日本ぽくて、核爆弾で終わらせないところが、なんかちょっとホッとする結末でした。
おもしろかった(=^^=)
毒であり、薬でもある。
世の中では賛否両論まっぷたつ。
無難な作品が多い邦画の中で、
明らかな異彩を放っていたため鑑賞してきました。
結果的に、劇場で観られて本当に良かった作品。
ゴジラは人智を超えた災厄であり、脅威。
それが現代の日本に現れたら?という主題のため
ゴジラは主役ではなく、あくまでテーマ。
だからゴジラVS〇〇のような怪獣バトルは期待できません。
むしろディザスター・ムービーといった方が的確かと。
衝撃
衝撃的だった。間違いなく今年の映画の中でトップクラスに入る作品だと思う。
今回のゴジラは表情が無い。ただ上陸し、破壊を尽くしていく。機械的といってもいいぐらい。理不尽に災禍をふりまき、絶望感を与える。ゴジラは「死」そのものを表していると感じた。
どこかのレビューで呼吸が感じられないと評する声があったが、それは逆に、制作側の意図ではないかと思った。ゴジラは死そのものだから、生物的な、また、精神的な呼吸は無い。無くて然るべきだと思う。
災禍に対する日本人の精神性もよく表されている。登場人物1人1人に名前があり、それが字幕で出されるがその時間がとても短い。しかも字幕の量が多い。これでは誰が誰か認識できない。しかし、本作はそれでいいのだと思う。個人が集まって群となり、災禍に立ち向かう時点で識別子は忘れられる。これがハリウッドだと、強烈な個性をもつ個人が活躍して、問題を解決していくのだろう。
避けられない災害に対し立ち向かう日本人の姿を見た。しかし、裏にある個々人の悲劇や死は、全体を見せる上では忘れられる。この点は描かれていない。しかし、頭に入れておきたい。
某描が綺麗なだけのアニメーション映画を観るくらいなら、IMAXでもう一度見るべきだった…
女性でも楽しめる…はず!
女性はシンゴジラ楽しめないという感想を見かけたので
どんなもんじゃいと観に行って来た感想。
(ゴジラシリーズはハリウッド版のみ鑑賞済)
庵野監督の作品はエヴァTVシリーズ&劇場版を鑑賞してますが
怒涛のテロップ、パッパと切り替わる絵コンテ、
ゲンドウポーズの会議シーン、アスカっぽいカヨコパターソン、
そして例のデン!デン!デンデン!のBGM(笑)
などなど…エヴァ好きなので楽しかったです。
★イイと思った点
・ゴジラの圧倒的な存在感
第二形態のギョロ目が怖いのなんのって…
最初、こいつとゴジラが戦うのんけ??と思ったら
進化するというのが面白かった
・ドキュメンタリーのようなリアルさ
もし、本当に日本にゴジラが上陸したら
政府はたぶんこんな対応取るんだろうな…
というリアリティが凄くて、まるで
ノンフィクションのドキュメンタリーを見ているようだった
・国vsゴジラという視点の戦いの面白さ
ゴジラを怪獣プロレス映画だと思っていた自分にとっては
自衛隊や政府が一丸となってゴジラを迎撃するバトルはとても新鮮だった
攻撃一つにしても総理の指示を仰がなければならない
といった描写は、国が戦うという事の重さを感じられた
・無人在来線爆弾などの斬新で泥臭い戦い方
ゴジラ絶対殺すビーム的なものは無く、
電車、ビル、工業機械といった日本の働く男達の汗が染み込んだもので
攻撃するのがなんだか燃えました。
★微妙だった点
・早口が聞き取り辛い
会議シーン自体は面白いんだとおもうけども
俳優さんの早口が呂律が回っていなくてなんだか
オタクが無理して早口で喋ってるような
微妙ないたたまれなさがあって気になってしまった
・東京大破壊ビームが盛り上がりのピークだった
ゴジラが東京にオェーして背中からビーム出してるシーンの絶望感がすごくて
結局、その後はウィニングランという感じだった
・カヨコパターソン浮きすぎ
彼女だけアニメキャラっぽさがすごくてリアリティのある世界観からは浮いていたとおもう
結論、女子もシンゴジラ観に行くといいよ!
4DXの迫力威力発揮!
この映画は観客をとことん試す
この映画は見てる人のレベルを試す場面が多い
分かりやすいのは虚構(ゴジラ)対現実(ニッポン)というキャッチフレーズ、これが中盤の石原さとみの登場辺りから立ち位置が動くのだ
これ以外にも色々あってそれが分からないとどっかのお偉いさんが言ったシンゴジラは虚構対現実でなく虚構対願望とかいうトンチンカンな感想を言うハメになる
シミュレーション
そりゃ動くでしょ
シンプルに面白かった。兵器ではない民生品を工夫して使うという発想は国産ならではかもしれない。コンクリートポンプ車を使って、ゴジラの口にちゅうちゅう吸わせるシーンは、その絵が笑えたというだけではなく、福島原発の放水車を思い起こさせた。鉄道爆弾もしかり。序盤の危機を描くシーンは、311での映像を想起させるもの。こういった日本ならではの工夫と映像表現を具現化した点において、この映画は評価に値する。
話の中核である政府内のやり取りは序盤は進行形との危機とのコントラストが軽快で楽しい、が終盤にかけてリアリティのなさの方が目立つ。特にアメリカの描き方は、ありがちな自虐観、被害者意識過剰。パターソンはほとんどコミックキャラに見えた。
311を礎にこの映画を作ったのであれば、日本はスクラップアンドビルドと言って欲しくはなかった。三陸の現状を見る限り、全くビルドアップされていない。映画の台詞にもあったのが興味深いのだが、この映画の舞台もものの見方も全て東京に支配されていたように思う。
色々と不満な点も多いのが、先に書いた通り、大変な意欲作であるのは間違いない。
今更だけど観た
野村萬斎さんの無駄遣い
時間の無駄でしかない
なんだこれは!!
ヒーローとしてのゴジラ像
シンゴジラは日本ゴジラシリーズ初のCGゴジラで、特撮の醍醐味である着ぐるみの独特な雰囲気やロマンが味わえないのかと不安に駆られながら鑑賞したが、それに代替えする特撮の魅力がしっかりとあったのは、庵野監督と樋口特撮監督の手腕といったところか、なかなか唸るものがあった。
ゴジラという存在を知らないパラレルワールドの現代日本で「もしもゴジラが本当に現れたら」というシチュエーションで徹底的にシミュレーションしたといった内容で、日本の良さと悪さがうまく表現されており、そこにコメディーとエンタメ要素を追及したところが、今までにない大人専用のゴジラ映画が誕生したと言える。
個人的なゴジラの思い入れとして、平成ゴジラから入った身で、ゴジラはヒーローであり、人類を邪悪な存在から守ってくれる救世主というイメージの為、1992年に公開された「ゴジラvsモスラ」でモスラとバトラが共闘してゴジラを倒したときに、子どもながらヒーローが倒されてしまう展開に衝撃を受けた記憶がある。今作でもヒーローであった筈のゴジラが悪に徹しており、明らかに人類の敵として立ちはだかり、自衛隊の猛攻撃を受ける姿に、「ゴジラvsモスラ」で当時受けた衝撃が蘇り、ゴジラはヒーローであって、こんなのゴジラじゃない!ゴジラが可哀想!と子どものように思いながら観ていた。あくまでパラレルワールドのゴジラであり、今までのシリーズのゴジラとは全く別ものと思う方が気が楽だ。しかし、その点で今作のゴジラは自身が望んでいたゴジラではなかったので、個人的にはマイナス点となっている。
まだエドワーズ製ハリウッド版ゴジラの方が、自身が観たかったヒーローのゴジラだったので、ハリウッド版がやや優勢という感想に至る。
又、要所にエヴァンゲリヲンの演出が散りばめらており、ゴジラを観に来ているのに、別の映画を観に来たような気分になり、この点は余計に感じた。
それでも充分に楽しめたので、特撮好きには是非オススメしたい。
話題作だから観に…
最初観る予定はなかったけど、何かと話題なので鑑賞。
まあ、面白い部類だけど、テイストが変わらなく、トータルで120分間は間延びした感があり。
進化前のゴジラは稚拙でぬいぐるみみたい(-_-)
ラストは、パニックムービーの締め方にこれ以外何もないんだろうけど、(アクシデントの終息)
鑑賞後の感動や爽快感はなし。安堵感もふつう。
この騒動がハッピーエンドに終了したのでなくて、「ゴジラとつきあっていかなければならない」というセリフがなんかモヤっとした気持ちを残した。
キャスト
高橋一生は良かった。作品の中で出過ぎない量で個性的な演技が上手いと思った。
石原さとみ、賛否両論ですが、政府関係者にしては綺麗過ぎません?
セレブのお嬢様なのにZARAって…
長谷川博己との絡みでは、まるで恋愛でも始まるんじゃ?とハラハラ(ありえん)
で、配役を演じきったというよりは、自分を輝かせてたという感じで浮いていたような…
英語が話せる石原さとみ、ファッション、メイクバッチリの石原さとみ、ノリに乗ってる石原さとみのプロモーションという感じ。
作品の中で馴染みはなかった。ま、嫌いじゃないけど(^^;;
余貴美子は、作品の世界観の中で個性を消して、役に入っていたのでさすがベテランさんだな、と。
ただ、役者が多くて、見逃しもあり、何回か観ると誰が出てるかとか、ちょっといい台詞とか味わえるかも。
結果として、観て良かった。かな。
初めて同じ映画を3回も観てきました
今回の『シン・ゴジラ』は凄く面白く、そして絶望感のある作品でした。
最初、この『シン・ゴジラ』のタイトルと監督が決まった時とゴジラのビジュアルが出たとき(エヴァ監督の人だし、ゴジラの歯が凄いぼろぼろだけど、大丈夫かな?)と感じました。
でも、いざ観てみると『これがゴジラだ!』と思うようなシーンが多かったです。
何を考えているか分からない目や裂けた口がより、ゴジラという虚構の存在を不気味に表現出来ていて、自分が初めて見た『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のゴジラ(GMK)以来の恐いゴジラでした。
あと、役者さんの演技が素晴らしい。
早口で難しい言葉を使っていたから、より現実的に見えました。主人公のセリフの中に名言も多く感じました。
ゴジラを知らない人にも観てもいい作品だと思います。今年の夏は『シン・ゴジラ』でしょ!
全1624件中、781~800件目を表示