「小説にしても面白そう」シン・ゴジラ Roy60Jinさんの映画レビュー(感想・評価)
小説にしても面白そう
東京湾に正体不明の巨大生物が出没し、パニックとなる。想定外に日本政府はどう対応するのか。
国立新美術館で公開中の庵野秀明展のチケットをもらったため、行く前に見ておこうと思い、鑑賞しました。公開時から気になっていた映画の一つだったが、見ないまま時が立っていたので、いいきっかけをもらいました。
話には聞いていたけれど、政府の対応や判断を丁寧に描いており、想定外の事態に右往左往する様子の臨場感は格別でした。牧教授の調査など、映像化されていないプロットもあるので、小説にしても面白いのではないかと感じました。
役者もそのキャラに合った演技をしており、政治の動きに躍動感を与えていたように思います。登場人物が多くて、キャラを噛み締める余裕はないのですが(笑)。石原さとみが演じたパターソンは、キャラとして浮きすぎてて、その点は残念でした。
CG感など細かいところ、もうちょっと質を上げて欲しいと思うところはありますが、もう一度見ても楽しめそうな映画でした。
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