「まさに庵野監督の作ったゴジラ」シン・ゴジラ まさくんさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに庵野監督の作ったゴジラ
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大興奮でした。
まず、ゴジラが不気味で怖く、強い。これが良かったと思います。ゴジラが強いからこそ、このあとどうなるんだろう、こんなのに勝てるのだろうかとドキドキして、反撃時にはワクワク感と息を飲む緊張が味わえたのだと思います。
また、政治家や官僚の淡々とした会議シーンも絶望感・無力感・焦燥感を掻き立てゴジラの強さを引き立てていたと思います。
さらに、自衛隊の攻撃もかっこよかったです。日本を代表するF-2や10式が出撃するシーンは胸が熱くなりました。
演出については庵野ワールド全開で好き嫌い分かれそうですが、このシン・ゴジラにはマッチしていたと思います。
残念だったのは、やはり石原さんの演技が浮いていてそこだけ臭くなってしまったところだと思います。なんだか他の役は映画を撮っているのに、一人だけ演劇をやっているように感じました。
また、最後の作戦。ヤマタノオロチを酒で酔わせるのになぞらえたのはわかるけど、経口投与って横から漏れるし飲み込んでくれないんじゃないかと思っちゃいました。絵的にも間抜けだし。
例えば口の中だけ柔らかいから口の中にパイルバンカーで傷をつけて、そこから無理やり薬液を注入するとかって感じならもうちょっとかっこいいシーンになるかなと思いました。
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