「頑張ろう日本!日本国民に見て欲しい」シン・ゴジラ あいこさんの映画レビュー(感想・評価)
頑張ろう日本!日本国民に見て欲しい
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普通映画なら主人公が居てストーリーがあってという展開だけどこの映画は4分の3位ドキュメンタリーっぽく進行していく。
自分の地位や欲ばかりの政治家、敗戦国で海外に良いように扱われる日本、大変な事があってもまず動画を撮影する国民…それを見せているのが4分の3。正直その部分に映画としての面白さしろを感じれるかと言えば、難しいし、そこで寝てしまう人も居た。だけどこの映画の魅力を感じたいのならば見るべきだ。
残り4分の1は矢口という熱い政治家が立ち上がる。彼のようなリーダーが日本には必要。スクラップから始まった日本という言葉が印象的。彼の統率力から日本は自力で立ち上がり、国民もひと昔前の国民になる。自分も現代人であるのでもう一度見直したい。愛国心が芽生える。子供には難しい映画だけど日本頑張れ、自分も頑張ろうって思える映画。ゴジラは日本のあらゆる問題を表した物だと分かる。もう一度見たい。あえて昔のゴジラの音楽を流したのは高度成長期の日本のパワーをもう一度って願いだと思った。星0・5マイナスは腐った政治家の発言が難しい言葉で早口で分かり辛かった。分かりやすい版シンゴジラが出たら日本の子供たちにも見て欲しい。問題をかかえた日本の描写をあえて見る人をうんざりさせて、作戦が始まった途端面白くする見る側の気持ちもこの映画にコントロールされているような気がする。斬新。
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